Team CRC Japan2015レポート(2)




中京とくぞ~さんより今年2本目のレポートが届きました


TeamCRCJapanのとくぞ~です、岡崎シルバーストーン第2戦に参加してきましたのでレポートします。

今回のレースはストック6名、オープン15名の合計21名、オープンクラスにはいつも通りヨコモ村井選手、カワダ井上選手、CRCヤッキーさんをはじめ、清水選手、大戎選手、石垣選手といつものメンバーがそろっています、当日の気温は8℃くらい、湿度も少し高めの60%。

<練習走行>

今回はフロントタイヤを最近流行っているラバー系を試します。使用したタイヤはカワダ模型さんから発売されているシートタイヤL30、好みの径を調節できリーズナブルなので使用している人も結構います。

接着方法などはカワダHPに掲載されていますので参考にすると良いと思います。

走行した感じはいつも使っているG30より曲りは有りませんがその分、タイヤ径を大きく、キャンバーも増やせるので外減りが軽減できます。にしても昼間のグリップでは全く曲がらずタイヤ径は前後43mmといつもでは考えられない感じです。セットもキャスターを増やし上がる方向に変更、キャンバーもいつもの倍近くにしてまずまずの感じに・・・。少しグリップの上がった夕方でもそのまま行けたので予選はフロントを少し小さくしただけで行くことにします。

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<予選1回目>

練習と同じセットで走行、タイヤ径はFr42.8mm、Rr43.0mm、車高Fr2.3mm、Rr2.8mm、グリップ剤はスピードッテックFr1/4(30秒)、Rrスピードッテック(5分)+パープルドット(5分)で行きます。

自分は最終組で村井選手、清水選手、宮川選手、大戎選手と同じ。最初のヒートで遠藤選手、山崎選手が48周をいきなりマーク、路面が良い感じなのか他の人も良い感じで走行しています。前のヒートも良い記録が出ているようでしたが計測トラブルで微妙な感じに、最終ヒートもトラブル修復が長引いて体も冷え冷えに、何とかタイムを残したいところでしたが、練習の路面とは全く違い走り始めから車が浮き浮きでまともに走れません、後半はまずまず走行できましたが全くタイムは出ず、トップは村井選手で48周8分0秒この時点で48周をマークしている選手が4名もでました。

<予選2回目>

練習と違い路面グリップが結構上がっているようなのでタイヤ径を前後0.3mm小さくフロントの塗り幅も1/5に減らしていきます。走り始めるとグリップに追い付いていないようでやはり一定のコーナーで浮いてしまします。何度か転倒してしまったので、他の様子を見ながら走行です、序盤はかなり浮いていましたが中盤はそんな感じも減りまずまず良い感じ。やはりスタートのタイヤ径が大きい様です・・・

トップは49周に入れた村井選手、この時点で自分の順位は・・・最下位ヤバいです。

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<予選3回目>

何とかAメインカットラインの5位以内に入りたい。その為には48周は必須でさらにギリギリでは現状5番手の山崎選手も48周をマークしているのでそれ以上のタイムが必要。

絶対に転倒はできないのでタイヤ径はフロント41.8mm、リア42.3mmとかなり小さくしました。キャンバーも少し戻しかなり守り気味ですがミスをするとタイム更新はできないのでこれで行きます。

前のヒートまでで上位の順位は変動がないので目標はひとまず48周、走り始めるとまずまず良い感じ、ただし無理をすると転倒が怖いのでまずは我慢。ペースも悪くなさそうなので維持しながら走行、後半ペースが落ちるのが不安でしたがその気配もなくそのままペースを守ります、最終周で少し気が抜けて縁石に引っかけてタイムロスをしてしまいましたが、5位の山崎選手を0.1秒上回り首の皮一枚で残れました。

トップ争いも激しく最終ヒートで清水選手がタイムアップしましたが0.5秒村井選手に追い付けずポールは村井選手となりました。

今回も勝ち上がり制でBメインから堀口選手と大戎選手がAメインに勝ち上がり7人での決勝です。

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<決勝>

ギリギリのAメインですが車の調子も上がってきているので思い切り行きたいと思います。きれいなスタートから団子状態で進みます、序盤は前について走行車の感じも悪くなく余裕をもって付いていけます。トップ争いが少し離れ始めたころに前を行く遠藤選手をパス、3番手の上村選手の後ろをついて走ると前が単独でクラッシュ、そのまま3番手に浮上します。その後淡々と走行し、3分過ぎから徐々にペースを上げて何とか前との差を詰めようとした4分過ぎにバックマーカーと絡んでしまい、モータがズレてリタイアになってしまいました。優勝は予選のままトップを守った村井選手、2位に清水選手、3位遠藤選手となりました。

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<セット>
シャーシ:カーペットナイフ Xti WC

CRCJapan Altered Ego用強化ツイークプレートXti Altered Ego用強化ロアブレース装着

ボディ:ブラックアート ブラックマーケット

タイヤ:

フロント:川田シートタイヤ 41.7mm(HR38 FLEX

リア:PM 3 GX30 42.0mm(HR38 FLEX

グリップ剤:F=SpeedTech 1/4 反応時間:30秒

:R=SpeedTech 反応時間5分、パープルドット反応時間5分

<フロント>
Fスプリング:CRC 0.5(リバウンド0.1)

キャンバー:右1.0 左0.2
キャスター:シム前2、後1(6°)
トー角:トーアウト 0.5
キャスターブロック:10°(樹脂製)

アーム:ショート(純正)

トッププレート無し フロントエンドプレート上にオルタフロントプレートを重ねて使用

<リア>
サイドスプリング:yokomo ソフト (締込みはシャーシに触れた状態)

ピッチング:ダイアフラム式ENCOREショック

ダンパー長:62.5mm

スプリング:スピードトンネルパープル(ピッチングのリバウンド無し)

オイル:アソシ#35

サイドチューブ:CRC 5K

サイドリンク:ノーマル

<メカ>
アンプ:ブラックダイアモンド モード:4
プロポ:KO EX-1
サーボ:KO RSx12(前置き)
受信機:KO KR-413FH
バッテリー:CRC7000

モータ:Advanced 3.5T(進角0目盛)
スパー:90T ピニオン:23T

指数:32.7
車高:フロント=2.0mm 中央=2.3mm リア=2.4mm
バッテリーポジション:前

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<総評>

今回初めてフロントにラバー系のタイヤを使用しましたが、以前は曲がらないイメージが強くこれまでは使用してきませんでしたが、グリップの上がったシルバーの路面ではセットの調整はいりますが曲りも十分でタイヤの減りも少ないので選択肢の一つとして有効かも。決勝はリタイアとなりましたが、車のバランスやラバー系の使い方も徐々にわかってきて無理せずにタイムも上がれる様になりました。

来月はその辺も踏まえて予選からトップ争いできるようにやっていきたいと思います。


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