Team CRC Japan2018レポート(2)




ヤッキー選手よりチームレポートが届きました。最新マシンCK25Jの情報です


皆さんこんにちはTeam CRC Japan総監督?のヤッキーです
写真は全日本選手権出場時のもの

今回はホビーショップDayzさんで開催された『夜ちゃれ』に参加した模様をレポートします。夜ちゃれは2018年よりメーカーワークスドライバーの参加が可能となりました

『夜ちゃれ』は様々なカテゴリーのレースがあります。私は勿論、1/12レーシングに参戦しましたが、普段やらないストック(JMRCA規定)なのとレース時間が8分ではなく5分レースなのが大きく違います。

自宅から30分と近いこともあり、事前練習はしっかりやりました。Dayzさんは少し狭いコースですが、昨年秋から指定グリップ剤がオリジナルの【FUNNY GRIP】に変更になり、いつ行っても路面コンディションが安定していて、ご機嫌なグリップ感とタイヤも殆ど減らなく経済的なのでガンガン走り込めました。ハイグリップなのに引っ掛かりの少ない素晴らしい路面だと思います。

クルマはCK25Jアルミ仕様です。このクルマ、1年半以上の歳月をかけチームメンバーと様々なテストを繰り返し私達の要望や意見が形になった初めてのキットとなります。国内路面に合わせ、モデファイ・ストックでも安定した速さ、頑張らなくてもタイムが楽に出せるクルマをコンセプトにデザインした自信作です!パーツ点数もなるべく少なくし、再現性を高め長く好調をキープできるクルマに仕上がりました。新車パワーで良く走って、その後徐々に走らなくなるようなクルマではないので安心して下さい

 

それでは簡単なレースレポートに移ります。レース当日は仕事だったので会場入りはレース開始1時間前と練習時間は殆どなかったですが、路面確認のため慌てて準備して走りました。皆さん練習もこれで最後となるのかコース上は凄い台数が走ってまして、あちこちでクラッシュもあり自分のペースでは走れません(苦)数周したところで前車が横転し避ける為にスローダウンしたところへ後続車が接触、押し出されてフェンスに激突してしまいキングピンが折れて練習終了となりました(汗)

キングピンなんて滅多に折れないのについてないなと思いつつ時間の迫ってたので修理してレースに挑みました

 

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【予選1ラウンド】

タイヤは事前練習でフィーリングが良かったAXX30の二回目(F39.5/R39.9)です。スタートしてみると、簡単に表現するとアンダー、難しく表現するとフロントのロール(曲がり)にリヤーが遅れて付いてくる感じでコーナーが小さく曲がらない感じ。取り敢えず記録を残さねば!!と頑張り17名/4位

 

【予選2ラウンド】

今回は参加人数の関係で予選2回のみなのでこれが最終予選となります。クルマのセットは自信があったので、フロントのグリップ剤を1/2→2/3に増やしただけです。前ヒートの井上選手、伏見選手がタイムアップして抜かれ、同じヒートの崖っぷち池谷選手も記録を残すだろうから頑張らねば!!アンダーは減りましたが、どーも動きがいつもと違うしベストも今一でしたが頑張ってタイムアップして予選総合4位でした。

 

【決勝】

どーも動きに納得いかなかったので、取り敢えずタイヤをAXX30→GXX30へ変更、タイヤ径は同じにして、クルマを再度点検したところ、サイドリンクの動きが激シブ(カクカク)なのを発見して調整。事前メンテは完璧だったんでレース前のクラッシュが原因です。こんな初歩的な事を見逃すなんて恥ずかしかったんで、一部の人以外黙ってました(苦)

 

スタート前の試走でいい感じだったのでこれはイケる!!とニンマリ。まずは3位スタートの全日本ファイナリストの大戎選手とバトル!と、思いきや大戎選手がスタート直後に失速(スパー舐めて0周リタイヤ)避けきれず当ててしまい動揺してる隙に井上選手、伏見選手に抜かれましたが操縦台前コーナーの混乱で気が付いたら3番手でした。

それから2番手の池谷選手を追いますが、その時点でもう半周以上離れていました。レース後半少し差を縮めましたがそのまま3位ゴールでした。バトルは楽しめなかったですが、クルマは抜群に走ったんで良しとします。

2位池谷選手、優勝は絶好調TQ&WINの清水選手でした。おめでとうございます!!

清水選手は終始上機嫌だったので、ESCのセットアップなどお願いしました。ありがとうございます。

ブッチギリの速さには脱帽ですが、清水選手より年齢は遥かに上なんで豊富な人生経験?をいかしブッチギリを阻止したいと思います(笑)

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以上でレースレポートは終わりですが、初参戦して感じたことを少々。参戦前は5分レースだし、なんかな~って思ってました。ですが、短期集中みたいな感じで、ミスを取り返せない緊張感もあり面白いなと思ったのと、会場の雰囲気がとても良くとても楽しい時間が過ごせました。先にお伝えしたように、抜群の路面コンディションとその場の雰囲気は小柳津店長の影の努力の結果だと思います。

また機会があったら是非参加したいなと。とっても楽しいレースなんで皆さんも参戦してみたら如何でしょう!

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最後に抜群に良く走るセットシートを載せておきます。ほぼキット標準ですが、キット以外のパーツはセットシートに記してあるんで参考にして見て下さい!

20180124-tanaka-dayz (PDF)

では、またです。


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