Team CRC Japan2018レポート(23)




ヤッキーさんより今月2本目のチームレポートが届きました


皆さんこんにちは、Team CRC Japan チーム監督?のヤッキーです

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今回は9/15日にDayzさんで開催された『夜ちゃれ』に参戦してきましたのでセットアップ中心のレポートをお届けします

Dayzでのレース形式はJMRCA公認21.5Tモーターの2セルストック5分周回レースでほぼJMRCAとレギュレーションは同じなのは以前のレポートでお伝えしましたが最低重量の規制はないです

そこで、今回はノーマルカーボンシャーシの軽さをいかした仕様のクルマで参戦することにしました。まずクルマの仕様でノーマルと大きく違うのが、SRF製カーボンロアアームとなってます。これはノーマル仕様でも抜群に走り問題なかったですがレース路面での実戦テストをやってみたく、レース当日に急遽この仕様に変更しました。アッパーアームもロングタイプ[CRC3348]になっており、いきなり変えて大丈夫か?と内心思いましたが、レース前の練習走行ではこの日の路面に合ってる感がありタイムもほぼ同じで、ノーマルと比べるとパキパキ曲がらないですがスルスル走る感じでこの日の喰う路面にはいい感じでした

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上の写真を見て頂くと分かると思いますが、ノーマルのロアアーム(左)はロングアッパー用のプレート[CRC3277]を付けそこにキャスターブロックを立てる構造になっておりプレートの厚さ分キャスターブロックが上がりますが、カーボンロアアーム(右)は専用スペーサーでキャスターブロックはノーマルの高さのまま、ロングアッパーになります。今回はこのノーマルの高さ(ロールセンター)でロングアッパーをテストして見たかったためSRF製カーボンロアアームをチョイスしました

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約7mmアッパーアームが長く、キャスターブロックも内側になる事によりロールするポイントが変わり、コーナリング中にフロントタイヤが接地するポイントが外側になります。キャンバー変化量も減るのでグリップの良いコンディションなら失速しないコーナーリングが可能になります。これは好みやドライビングスタイルのもよりますが、一つののセッティングアイテムとしてご紹介しました。

*【参考】同じような製品としてローラ・フロッピーボディで有名なBlackArtからローロールセンターキット[50BA002]も販売されています

 

次にセッティングの一つとして、[CRC33582]サーボ&ダンパーマウントの後ろ側のポストを3つ前にしてその上にダンパーピロ[LNS7106]を立ててます。これによりダンパーからの入力が前寄りになり荷重が前にかかりやすくなります。アールの小さなコーナーでの曲がる切っ掛けが増えキビキビ動きますので曲りが足りないなと感じたらテストして見て下さい。私はプレートも短く切ってしまったので、バッテリーストッパーを増設してます。あとサイドリンクはXRAYです

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タイヤは前回のレポートでお勧めしたタイヤのPM3 Hコンパウンドを使いました。フロントH29/39.4mm リヤH27/39.8mmに削り1パックタイヤ慣らしをして前後二回目のタイヤでレースに使いました。Dayzさんは路面コンディションも良くタイヤも殆ど減らなく何回も繰り返し使えますが二回目以降のタイヤは重くなり特にレース路面ではクルマが動かなくなりタイムも出なくなります。なので、レースで使ったタイヤは乾かして次回の練習に使います。

 

ボディは練習時にBlackArtのトヨタをチョイスしてましたが、路面がいい感じになり、ローラのリップ付きとしました。トヨタはそこそこ路面だと、曲がりはそこそこありコーナーの抜けが速く楽に走れます。ローラは路面が上がるとコーナー進入速度も速く尚且つ曲がるのでタイムは出ます。この日の路面に合わせローラにしました

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では、簡単なレースレポートです。この日は全日本選手権ストッククラスファイナリストの大戎さん、Team Bombrの加藤さん、元チームメンバーの徳留さん、常連さんも含め14名の参加がありレベルも高かったですが、レースの雰囲気がとても良く皆でワイワイ楽しみながらのレースでした。

結果は絶好調大戎さんには届かず予選2位となりましたが、上記のセットが私の好みにはまり楽に走れました。決勝は不意の事故によりリタイヤとなりましたが、クルマは一番走ってたのでセッティングシートを載せておきますので参考にして見て下さい

ck25j dayz2018915(PDFファイル)

 

優勝は荒れたレースにも動揺せず、しっかり走り抜いた大戎さんでした。おめでとうございます。とても楽しいレースなので、次回も都合ついたら参戦する予定です。皆さん参戦してみたら如何ですか!?

最後に恒例のお勧めパーツの紹介です

[ky322] Team CRC Japanバッテリー(1セルサイズ 7.4V 3500mAh 100C)
[ky324] Team CRC Japanバッテリー(1セルサイズ 3.7V 7600mAh 100C)

もう皆さん沢山の方が使っていると思いますが、コストパフォーマンス抜群で何よりもパワーがあり、膨らむこともなく価格相応というレベルではなく素晴らしいバッテリーだと思います。まだ、使ってない方は是非!

最後まで読んで下さりありがとうございました。

では、またです


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