Team CRC Japan2007レポート(6)




2007年のサポートドライバー 愛知県Hawk さんから3回目のレポートをいただきました。
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CRC Japan 2007 サポート待遇の愛知県Hawkです。
今回はJSPECのメインシャーシとリアボトムプレートのクリアランスの適正化をレポートします。

【メリット】
1.クラッシュ時の、メインシャーシとリアボトムプレートの接触をしにくくし、接触時のカーボンの層の剥離・割れの回避
2.ホイールベースの調整(+1.5mm程度まで)
※但し、下記リンクの様な現象を理解する必用があります。
https://www.kimihiko-yano.jp/RadioCon/12Scale/assemble/ck32/99sidelink.htm
理解した上で作業手順通りに変更すれば問題は発生しておりません。
【変更箇所】
[CRC1380] ワンピースリンクをタイロッドの様な構造にすることによって実現します。

【使用部品】
1.ターンバックル(長さ27mm)
2.[CRC1231] ボールキャップ

【セッティング】
現時点ではクリアランス1.5mmにしてあります。

この程度までクリアランスをとれば、クラッシュ時の干渉は避けれそうです。
クラッシュの程度によりますが。(^^;
因みに、クリアランスを増やすとボディーのリアホイールアーチをカットしなければならないかも知れませんので、ご注意願います。
【作業前説明】
ピポッドプレートの穴を加工せずに、突っ張らない程度に可能な限り隙間を空けると1.5mm程になります。
ノーマルのワンピースリンクを使うと、ピポッドプレートの長穴の中央付近にビスが位置します。この場合、リアボトムプレートとメインシャーシの隙間は0.5mm程です。
【作業説明】
ワンピースリンクの代わりにターンバックルを使用することで距離を長くすると、ピポッドプレート長穴の中央付近にあったビスの位置は、オフセット(進行方向の前方側)されます。
この時、ピポッドプレート長穴の壁面にビスが当たらない様にターンバックルの長さを調整する必要があります。
(ビスが当たると干渉して、突っ張ってしまいます)
ターンバックルの長さを調整する時は、ピポッドプレートを固定するビスに軽くナットを絞める程度にしておきます。
(きつく絞め付けると、ピポッドプレートが前後に移動しません)
ターンバックルの長さが決まったら、仮留めしたナットを締め付けて、ピポッドプレートをしっかり固定します。
1.5mm以上の隙間を空ける場合には、ピポッドプレートの長穴を加工する必要があると思われます。しかし、ピポッドプレートの長穴を大きくし過ぎると、ピポッドプレートを破損してしまうケースも考えられるため、加工する際には0.5mm程、削るのが限界といったところです。つまり加工後のリアボトムプレートとメインシャーシの隙間は2mm程度になると思います。
尚、ピポッドプレートの長穴加工はリスクが大きいので、あまりお勧めできません。
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