Team CRC Japan2008レポート(36)




2008年のワークスドライバー 群馬県ハヤト さんから16回目のレポートが届きました
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CRC ジェネレーションX TQ & 決勝1、2、4位
AメインにジェネレーションX 3台!
2008年 CRC japanメンバーのハヤトです。
今回は、12/14クレストスピードウェイで開催されました“JMRCA 1/12関東選手権大会”の模様をレポートさせて頂きます。
今大会には、ワールドチャンピオンの松倉直人選手をはじめ、2008年度全日本2位の斉藤選手、モロテック諸橋選手、コラリー堀選手、CEFX松本選手、渡辺選手が参戦しており、かなり激しいレースになりそうな予感です。特に、地元クレストメンバーはかなり気合が入っていました。
当日の参加選手のみなさん

[コントロール予選]
 本大会はコントロール実施後、予選ヒートの組み換えを行い、各ヒート6台(最終ヒートのみ7台)による予選を4回行います。コントロールでは、ワールドチャンプ松倉選手を抑え、TeamLaje CT2009をドライブする矢内選手がTOPタイムを叩きだしました。
ハヤトは、コントロールで失敗し第二ヒートとなってしまいました。
[予選]
 前日から練習している方が30名程いたため、路面グリップは抜群!コーナでハイサイドするマシンも続出しています。
 路面状況を判断し、車高をいつもより2mm程度低く、フロントの塗り幅も2/5に変更して、アタックします。
 予選1回目から、国友君、堀選手が52周をマークします。予選2回目では国友君がコースレコードとなる52周8分0秒をマーク!!ハヤトも52周をマークし、予選2回終了時点でTOP国友君、2番手ハヤト、3番手堀選手、4番手には51周8分3秒をマークしたモロテックの諸橋選手となります。
 予選3回目では、国友君がなんと53周をマーク!!矢内選手も自己Bestとなる52周8分2秒をマークし、予選3回目終了時点ではTOP国友君、二番手矢内選手、3番手ハヤトとなりました。この時点で8番手タイムは斉藤史郎選手の51周8分7秒となり、Aメインのボーダラインが既に51周に突入!!
 最終予選4回目、飯田選手が斉藤史郎選手のタイムを0.3秒更新して8番手にJUMP UP!しかし、最終ヒートの堀越選手が51周8分5秒をマークし、滑りこみAメインゲット!!
 松倉選手は、残り15秒まで53周ペースで周回を重ねていきますが、最後の最後でミス!惜しくも52周の8分1秒でゴールし予選2番手をゲット!また堀選手も自己Bestとなる52周8分3をマークし予選4番手をゲット! 国友君は予選4回目でも自身のコースレコードを2秒更新する53周8分5秒でゴールし見事TQゲット!!おめでとう!!
 予選21位の松島秀行選手までが50周オーバーという非常にレベルの高い予選でした。
 <予選最終結果 Aメイン上位8名>
  TQ 国友 俊希  53周 8分5秒 Best 8秒910 CRCジェネレーションX
  2位 松倉 直人 52周 8分1秒 Best 8秒897 Accociated RC12R5
  3位 矢内 幹久 52周 8分2秒 Best 8秒989 Team Laje CT2009
  4位 堀 正宏  52周 8分3秒 Best 9秒046 Corally SP12X
  5位 石岡 勇人 52周 8分8秒 Best 8秒952 CRCジェネレーションX Jspec
  6位 諸橋 栄治 51周 8分3秒 Best 9秒005 Corally SP12X
  7位 野島 雄一 51周 8分3秒 Best 9秒046 CRCジェネレーションX Jspec
  8位 堀越 雄也 51周 8分5秒 Best 9秒230 Accociated RC12R5
[決勝]
<Aメイン第一ラウンド>
 TQスタートの国友君がとびだし、WC松倉選手がそれを追うかたちとなります。ハヤトも好スタートをきって、1周目をクリアした時点で3番手につけ、10代ドライバによるTOP争いとなりますが、3周目にハヤトがミス!モータがずれて痛恨のリタイヤ、これで3番手にあがったのが今大会絶好調の矢内選手です。国友君、松倉選手の激しいTOP争いは10周ほど続きますが、松倉選手が痛恨のミス!! これで単独2番手に矢内選手となります。
TOP国友君、2番手に矢内選手、3番手に安定した走りをみせたベテラン堀選手となり、このまま8分経過でゴール! Aメイン第一ラウンドはジェネレーションXの国友君が制覇。
<Eメイン>
 本大会 唯一の女性ドライバ松倉友美選手が好スタートをきります。2番手には背黒選手、3番手に植竹選手と続きます。上位3名によるTOP争いは後半7分まで続き、松倉友美選手が逃げ切って見事Eメインを制覇!! かなり盛り上がったレースとなりました。
<Dメイン>
 レース序盤は田村選手がレースをひっぱります。二番手は河原選手、3番手に樺沢選手となり、3台のTOP争いは中盤まで続きます。中盤から本大会唯一のブラシモータで参戦している吉田選手が安定した走りでTOP争いに食い込んできます。4台でのTOP争いとなりますが、7分経過時点で吉田選手がTOP争いから抜け出し、そのままゴール!!
吉田選手がブラシモータの意地を見せた素晴らしいレースでした。
<Cメイン>
 レース序盤は、圧倒的な速さで早川選手がTOPを爆走します。BestLapも8秒台に突入しています。5分まで2番手をグイグイ引き離していきます。しかし!ここでTOP早川選手が痛恨のミス!!そのままリタイヤとなってしまいます。これによりTOPにたったのが千葉選手、2番手に下田選手、3番手には高野選手と続きます。後半に入り千葉選手がミス!ここで下田選手がTOPに立ちそのままゴール! 下田選手がCメインを見事制覇!!
<Bメイン>
 チームヨコモからの大声援をうけて飯田選手が登場です。スタートから飯田選手が安定した走りで周回を重ねていきます。二番手には松本選手、3番手には決勝で自己Bestを更新した斉藤選手と続きます。後半に入り松倉選手からの大声援をうけ、飯田選手が最後までTOPを譲ることなくゴール! オフロード関東選手権に続き見事Bメインを制覇! 2番手は高木選手、3番手は松本選手でした。
<Aメイン 第2ラウンド>
 いよいよ、本大会の最終レースとなるAメイン決勝第2ラウンドです。
 まずTQスタートの国友君がTOPに立ち、2番手には松倉選手、3番手には好スタートをきったハヤトと続きます。レース序盤、松倉選手がミス!2番手にハヤト、3番手に矢内選手が浮上、しかし再び松倉選手が矢内選手、国友君を交わし2番手に浮上! しかし松倉選手痛恨のミスで4番手に後退! これでTOP争いはハヤト、国友君に絞られます。二人の争いは順位を入れ替えながら最終LAPまで続きます。! 国友君の猛追撃をなんとか抑え、Aメイン第2ラウンドはハヤトが制覇!! 2番手は国友君、3番手にはクレストシリーズチャンピオンの野島選手となりました。
<決勝最終結果>

国友君、ハヤトがBestポイント10で並びますが、セカンドポイントで9ポイントをとっている今大会絶好調の国友君が見事優勝です。準優勝はハヤト、3位は第1ラウンドで9ポイントをゲットした矢内選手となりました。
  優勝 国友 俊希  10point CRCジェネレーションX
  準優勝 石岡 勇人 10point CRCジェネレーションX Jspec
  3位 矢内 幹久  9point  Team Laje CT2009
  4位  野島 雄一  8point  CRCジェネレーションX Jspec
  5位 堀 正宏   8point  Corally SP12X
  6位 松倉 直人  7point  Accociated RC12R5
  7位 堀越 雄也  6point  Accociated RC12R5
  8位 諸橋 栄治  5point  Corally SP12X
 それにしても、本大会は非常にレベルの高い戦いとなりました。予選では上位3選手(国友君、松倉選手、矢内選手)がコースレコードを塗り替え、特に国友君は前人未到の53周に突入!!
 また、BestLapでもジェネレーションXの今井選手が8秒81とコースレコード更新!
 *BestLapのコースレコードを更新した今井選手のCRCジェネレーションX*

【Aメイン出場選手のマシン紹介】
 <国友君 CRCジェネレーションX>
 タイヤ:前後カワダLハード、ホイル:前後ヨコモ製
グリップ剤:TQ青&黒缶
モーター:オリオン4.5T
バッテリ:エクストリーム4300R

<ワールドチャンプ松倉選手 Associated RC12R5>
モーター:ノスラム4.5T

<矢内選手 Team Laje CT2009>
タイヤ:前後カワダLハード、ホイル:前後トリニティー
 モータ:オリオン4.5T
 バッテリ:エクストリームIB4600

<堀選手 Corally SP12X>
バッテリ:モロテック アトランティス4500
モーター:コラリー

 <ハヤト CRCジェネレーションX Jspec>
 タイヤ:前後 カワダLハード、ホイル:前ヨコモ、後トリニティー
 グリップ剤:TQ青&黒缶
 モーター:オリオン4.5T
 バッテリ:SMC4600

 <諸橋選手 Corally SP12X>
バッテリ:モロテック アトランティス4500
モーター:コラリー

<野島選手 CRCジェネレーションX Jspec>
グリップ剤:TQ青&黒缶
モーター:LRP4.5T

<堀越選手 Associated RC12R5>

*決勝上位入賞を果たした仲良し4人組による集合写真です。
 優勝 国友選手 、準優勝 石岡選手、3位 矢内選手、4位 野島選手

以上 簡単ではありますが関東選手権のレポートとさせて頂きます。
そして2008年度の私(ハヤト&雑用係り父)のレポートもこれで最後になりました。
毎回纏まりのない文章となってしまい大変申し訳ありませんでした。また、この1年間色々な方からの励ましのお言葉、アドバイス等々本当にありがとうございました。
この場をお借りして、お礼の言葉にかえさせて頂きます。
ハヤト自身まだ中学1年とまだまだ未熟者ではありますが、来年も皆様と一緒に楽しい1/12ライフが贈れれば幸いと思っています。 今後ともよろしくお願い致します。
以上 石岡 勇人、 雑用係り父
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