2020/01/15

Team CRC Japan2020レポート(1)

2005年発足のTeam CRC Japanの活動も今年で16年目に突入しました。今年一発目のレポートは世界選手権にメカニックとして参加したヤッキーさんです


皆さんこんにちはTeam CRC Japan総監督?のヤッキーです。

今回は先日01/19~01/12にイギリスで開催されたIFMAR World Championshipにハヤトのメカニックとして参戦したきましたので取り急ぎセッティングシートを公開します。

写真で見てもらえばお分かりだと思いますがクルマはCK25HT のノーマル仕様で戦いました

20200101

キットからの変更は

〇リアトッププレート(6.35mm前に伸びているプロトタイプ)

〇XRAY サイドリンク

〇リヤハブ

以上3点の変更のみです。

あと、オプションパーツとして[CRC3279] フロントロールセンター・アジャスター(2mm/2.5mm)の2mmを使いました。

カーペットはニードルパンチカーペットですが厚さも薄く毛も短いため走らせ易いカーペットのようでした。

今回の大会ではコントロールタイヤ&指定グリップ剤(スパイダーブルー)の使用が義務付けられていました

このグリップ剤はTC2より少し食い、浸透力が強い感じだとハヤトは言ってました。日本では当たり前になっている、真空抜きをやりすぎるとタイヤがフニャフニャなってしまうので、真空抜きの時間を短くして通常の反応時間を長くしました。

あと、レギュレーションでタイヤには径調整以外の加工禁止となっておりフロントタイヤへのグルーも禁止でした

レースはドライバーの体調不良と展開や運に恵まれずAファイナル8位と残念な結果でしたが大きなセット変更なくとても良く走りましたので皆さんの参考にしていただければと思います

2020年世界選手権セッティングシートPDF(Hayato CRC CK25-HT)

今回のレポートは以上です。

最後までお読み頂きありがとうございました。

では、またです。


過去のレポートへのリンク
2020年 2019年 2018年 2017年 2016年
2015年 2014年 2013年 2012年 2011年
2010年 2009年 2008年 2007年 2006年
2005年

2020/01/01

Team CRC JapanはIFMAR世界選手権に出場します

Team CRC Japanは1月9日よりイギリスでおこなわれるIFMAR 1/12世界選手権に出場いたします

49348901_2286867301531694_3273312035047211008_n

サポートドライバーの石岡勇人、2018年EPS-Jの招待枠を獲得した篠宮 猛の2名が日本からCRCシャーシで出場します

WS00688

 

メカニックとして田中静男、遠藤一樹の両名に帯同してもらいます

WS00686WS00689

 

今回はアメリカからCRCチームも参戦予定です

オランダ(2012)アメリカ(2014)中国(2016)に続く4度目のチャレンジとなるチームの活躍にご期待ください

2019/12/18

Team CRC Japan2019レポート(21)

ハヤト選手より今年7本目のレポートが届きました


TeamCRCJapan 石岡 勇人です。今年7発目のレポートは、遅くなってしまいましたが11月17日谷田部アリーナで開催されたEPS-J Rd6でのセッティング情報です

 

<EPS-J ラウンド6 in 谷田部アリーナ>

lu9864l04k8_tmp_47ab9a52ef342032

<レース結果>

予選 TQ 決勝はトラブルによりリタイヤとなってしまいました。優勝は、来年の世界戦にも参戦するTemYOKOMO 柳澤良安選手でした。

lu9864l04k8_tmp_22ed37f248ae98d3

 

<谷田部セッティング>

フロントスプリング:ハイパードライブ0.5
フロントリバウンド:0.2
キャスターブロック:10度シム:全て後ろ
アッパー:ロング

*キングピンにAXONジョイントグリスを塗っています。

サイドスプリング:アソシゴールド
サイドチューブオイル:AXON12500 サイドチューブ1本
センターショック:CRC ENCORE
センターショックスプリング:CRCパープル
ダンパーオイル:AXON35
ダンパー取り付け位置:前から2番目
ダンパーストッパー:車高が1.5mmのところで止まるようにしています。
リアトッププレート:CRC F1用に変更

タイヤ:F A30 40mm 半塗り5分 、R コンビミディアム 40.8mm 1時間半

ホイール:前後 世界戦のコントロールである JFT製を使用しました。

ボディ: Bomb’R floppy

以上 簡単ではありますが EPS-J Rd6 in 谷田部アリーナのセッティング情報です。

次回は、12月21日、22日とMAPに参戦しますのでそちらのセッティング情報をUP予定です。


 

過去のレポートへのリンク
2019年 2018年 2017年 2016年 2015年
2014年 2013年 2012年 2011年 2010年
2009年 2008年 2007年 2006年 2005年

2019/11/15

Team CRC Japan2019レポート(20)

EPS-J@谷田部アリーナ開催の直前にヤッキー選手より貴重なレポートが届きました。今年13本目のレポートです


皆さんこんにちはTeam CRC Japan総監督?のヤッキーです

20191101

今回は今週日曜(11/17)に開催されるEPS-J最終戦ヤタベアリーナさんのセッティングシート公開します

CK25HT-yatabe-tanaka20191114(PDFファイル)

このセットはラップが安定して楽に走れるセットになりますので皆さん参考にしてみて下さい。ラインを多少外しても8分間グリップを失わないようにタイヤは少し大きめになってますがきっちりライントレース出来る方はタイヤ径を前後0.3ミリ程小さくすれば動きも良くなります。

ストッククラスだと前後0.5ミリ程小さくても大丈夫だと思います。

あと、バッテリー搭載位置は前になってますが、コース慣れしている方や、難しくてもラップを上げたい方は後ろ搭載にすると動きは速くなりますので参考までに。

20191102

私もハヤトも前日の土曜日から入りますので、ユーザーの方は何かありましたら質問などじゃんじゃんして下さいね。

最終ラウンドは豪華景品もありますので、まだエントリーしてない方や迷ってる方は是非!

以上で今回のレポートは終わりです。

最後までお読み頂きありがとうございました。


過去のレポートへのリンク
2019年 2018年 2017年 2016年 2015年
2014年 2013年 2012年 2011年 2010年
2009年 2008年 2007年 2006年 2005年

2019/10/31

Team CRC Japan2019レポート(19)

ハヤト選手より今年6本目のレポートが届きました


TeamCRCJapan 石岡 勇人です。

今年6発目のレポートは、10月18日~20日 谷田部アリーナで開催されたAOCと10月27日 クレストで開催されたクレスト25TH記念レースでのタイヤ&BODY情報です。

<AOC in 谷田部アリーナ>

lu4052m9e2v_tmp_ee6022a488d6847d

結果から言うと 予選4位、決勝4位とかなり悔しい結果となりましたが世界戦に向けて、BODY&マシンのテストが色々できたので収穫はありました。

lu4052m9e2v_tmp_a86f196ec32685f7

タイヤは、H系、コンビ系と色々やりましたが、路面グリップ上った状態では、フロントA30リアAXX30がフィーリング&タイムともに一番良かったです。BODYも色々やりましたが、谷田部アリーナのような大きなコースでは、コーナーリングが安定するBlackArtのBomb’Rが一番良かったです。タイトなコーナーが多いコースではBlackArtのローラfloppyがお薦めです

 

<クレスト25TH 記念レース>

lu4052m9e2v_tmp_c559bdf6464125d3

lu4052m9e2v_tmp_b5db6ffa53049bf2

レースは、TQ+WINすることができました、マシンのセットは 谷田部アリーナとほぼ同じセットでOKでした。タイヤも、AOCのときと同じ フロントA30リアAXX30が良い感じでした。若干リアのグリップが軽い(旋回は速い)ので、リアを安定させたければ、リアをコンビ系にすれば更に安定すると思います

BODYですが、クレストのように小さいアーチ のコーナーが多いコースでは、ローラfloppyが良く曲がりタイムを出せると思います。

谷田部で良かったBomb’Rですが、若干曲がりが足りないと感じました。ただ、安定感は抜群に良いと思うので 是非一度試してみてください。

以上 簡単ではありますが AOC、クレストでのタイヤ&BODY情報です。


過去のレポートへのリンク
2019年 2018年 2017年 2016年 2015年
2014年 2013年 2012年 2011年 2010年
2009年 2008年 2007年 2006年 2005年

2019/10/25

Team CRC Japan2019レポート(18)

そのレポートの濃さにファンが多いヤッキーさんから今月2本目のチームレポートが届きました

 


 

皆さんこんにちはTeam CRC Japan 総監督?のヤッキーです。

今回は岐阜県大垣市にあるホットラップさんでのセッティングシートをご紹介します

セッティングシート(ホットラップ) PDFファイル

ホットラップさんでは12モデがとても盛んでコースも店長さんが考えれておりモデで気持ち良く走れるレイアウトになってます

私的には1年半ぶりのホットラップさんでしたがクルマは良く走ってくれ前回のレポートでご紹介したボディ【ボムアール】も安定感抜群で良かったです

200191011 (2)

 

このセットはグイグイ曲がるセットではなく、コーナーで失速しぬくくスムーズに走らせられるセットとなります。

今回のレイアウトはストレートエンドコーナーでのブレーキングが強めになるんですがその際シャーシのフロント部分が路面干渉しない車高とフロントサスストローク量の確保がミソです。

車高は走行後にシャーシの擦り方を確認して、もし干渉してそうなら少し車高を上げます。さらにへたって縮んだフロントスプリングだとストロークが減り挙動が安定しません。そこでフロントスプリングは縮んだらケチらず交換するのが良いです

20191012

 

簡単ですがレポートは以上になります。

最後までお読み頂きありがとうございました。

では、またです。

 


 

過去のレポートへのリンク
2019年 2018年 2017年 2016年 2015年
2014年 2013年 2012年 2011年 2010年
2009年 2008年 2007年 2006年 2005年

2019/10/17

Team CRC Japan2019レポート(17)

1/12界のライコネンことヤッキーさんよりチームレポートが届きました。再び脚光を浴びたBlackArtのBomb’R・ボディーのレポートです


皆さんこんにちはTeam CRC Japan総監督?のヤッキーです。

今回は一押しボディをご紹介します。そのボディとは写真のボディなんですが、Black Art社の[BA-004] 1/12スケール Bomb’R・ボディー(ライトウェイト)。Bomb’R(ボムアール)通称ウルトラマンです

20191010_095211

このボディはもう10年近く前に発売されたもので、以前はシルバーストーンサーキットさんで好んで使ってたボディでした。この古くからあるボディを何故今さらご紹介するかと申しますと、前回のハヤトレポートにもあるようにヤタベアリーナさんでテストしたところ好感触だったとのことです。

そしてハヤトから追加テストの連絡がありました。以前使ってた頃は今のようにリジッドアクスルではなくデフ仕様でしたが現在の『リジッドとの相性が良い』かも?とのことでDayzさんのようにコンパクトなサーキットでモデではなくストックでも使えるかテストして欲しいとの要望でした。

ハヤトが何故にこれをテストしようと思ったのか聞いてないですがこの閃きは大したものだと感心しエースドライバーからの要望に応えない訳にはいかず、倉庫に眠ってたこのボディを発掘?して先日Dayzさんでテストしました、結果これが抜群に良く走ったのでご紹介します

 

まず特性としては、バキバキ曲がる感じではなく、進入でのクルマの動きが掴みやすくリヤがしっかりグリップしながらキレイに曲がっていく感じです。進入で曲がり過ぎないので失速感もなくスルスルコーナーを抜けコーナーリング中の挙動も安定していてラップが揃います。逆に進入でバキッと向きを変えたい方は不向きかも知れませが楽に走らせられるので試して見てはいかがでしょうか?

ボディの搭載位置をなるべく低くして(カットラインはトップの写真を参考に)前後位置はFフェンダー上のギザギザ山の前から10個目の下にフロントアクスルがくるような位置で私はやりました。このボディかなりしっかりした作りなので補強などは一切いらずフロントがバタついて路面と干渉することもまずないと思いますので低く搭載可能です

20191016_141740

 

近頃のボディのように超軽量ではないので、動きが重く感じる場合はクルマのセット変更で対処してください。因みにLOLA B10 floppyからのセット変更箇所は

●センターショックオイルを#10軟らかく

●サイドスプリングを半回転締め込む

以上の2点でした。どのサーキットでもこれが良いとは限らないので参考までに。それと、きっちりセットアップされてないクルマでのボディテストは論外です。これに換えると勝手にタイムアップする魔法のボディではなくきっちりセットされたクルマにこそ生きるボディなのでその辺は誤解のないようにです

あくまでも最終的な味付けとして使って見て下さいね。

以上を踏まえても今お使いになられているボディとの比較して良いか良くないのかはサーキットや路面やドライビングスタイルにもよりますが、テストしてみる価値は大いにあると思いますよ!

レポートは以上になります。

最後までお読み頂きありがとうございました。

では、またです。


過去のレポートへのリンク
2019年 2018年 2017年 2016年 2015年
2014年 2013年 2012年 2011年 2010年
2009年 2008年 2007年 2006年 2005年

2019/10/10

Team CRC Japan2019レポート(16)

ハヤト選手より今年5本目のチームレポートが届きました


TeamCRCJapan 石岡 勇人です。

今年5発目のレポートは、10月18日~20日 谷田部アリーナで開催されるAOCに向けた現時点でのセッティングについてレポートさせて頂きます。

・テスト日:10月5日(土)

<タイヤテスト>

今年の全日本でもいい感じだった、下記のタイヤをテストしました。

・フロントタイヤ

H29

A30

・リアタイヤ

AXX30

G35

コンビミディアム

コンビソフト

●フロントタイヤのテスト結果:
まずH29は全体的にグリップが高く良く曲がる感じでした、但しタイヤの減りが大きく6分半位から少しアンダー傾向が強く感じました。(ストッククラスであれば8分高いグリップで走行可能だと思います)

次にA30ですが、H29と比べるとアンダー傾向が若干強く感じましたが、運転がしやすく後半でのタイム落ちも少なかったです。

 

●リアのタイヤテスト結果:
G35は今回のテストした中で一番グリップ感が強く車が前に出ます。運転はとてもしやすいのですが、少しリア勝ちでアンダー傾向が強いと感じました。AXX30は、一番バランスが良い感じです。少しだけ前に出る感じは弱いですが、コーナー中のひっかかりが無いのでスムーズにタイムを揃えることが出来ました。

コンビミディアムは、前に出てG35より曲がる感じがありますがインリフトしやすく運転が少し難しい感じです。

コンビソフトは、ミディアムよりも前に出る感じは少し減りますが、ひっかかりは少なく運転しやすい。

 

●タイヤテストした結果、現時点での私のBestチョイス(2パターン)は、下記の組み合わせでした。

①一番スムーズに走れる組み合わせ

フロント:A30 (品番:PM3-002)

リア:AXX30 (品番:PM3-033)

②攻めの組み合わせ

フロント:H29 (品番:PM-046)

リア:コンビソフト (品番:PM-048)

 

<BODYテスト>

lu9504oewkh_tmp_6fc18f34b736c896

良く曲がりリアが安定するローラフロッピー一択の予定でした、こちらも色々テストした結果BlackArt社のBom’Rライト(品番:BA004)が以外と良い感じだったのフィーリングを紹介します。フロントの入りはローラーよりマイルドな感じですが、失速感が非常に少なくとても運転しやすい。

Bestタイムはローラと同じ位ですが、アベレージは今回はBom’Rが一番良かったです。

 

<マシンセット>

lu9504oewkh_tmp_94a8c94cae780dce

フロントスプリング:ハイパードライブ0.5

フロントリバウンド:0.1

キャスターブロック:5

シム:全て後ろ

アッパー:ロング

*キングピンにAXONジョイントグリスを塗っています。

サイドスプリング:アソシゴールド

サイドチューブオイル:AXON12500

センターショック:YOKOMO製

センターショックスプリング:ヨコモシルバー

ダンパーピストン:3穴

ダンパーオイル:AXON40

ダンパー取り付け位置:前から2番目

ダンパーストッパー:車高が1.5mmのところで止まるようにしています。

リアトッププレート:CRC F1用に変更

以上 簡単ですが谷田部アリーナさんでのテスト結果です


過去のレポートへのリンク
2019年 2018年 2017年 2016年 2015年
2014年 2013年 2012年 2011年 2010年
2009年 2008年 2007年 2006年 2005年

2019/09/07

Team CRC Japan2019レポート(15)

トゥウェルブ界のキングカズこと、ヤッキーさんよりチームレポートが届きました。大好評の組み立てレポート第三弾です


皆さんこんにちはTeam CRC Japan総監督?のヤッキーです。

今回も前回に引き続き組み立てレポートをお届けします(その1その2)。今回は裏技?ありのフロントセクション編で組み立ての最終回となりますのでじっくり見て下さいね。 では、早速レポートに移ります。

まず、フロントセクションを組み立てる前にステアリングタイロッドの外側になるボールエンドを写真のように加工します(右が加工済み)

20190901

これはステアした際フロントホイルとの干渉を防ぐための加工です。フロントホイルのオフセットによってここまで加工する必要もない場合もありますがコーナーリング中に干渉しブレーキがかかり失速しそれが原因で今一クルマが走らないこともあるのでやっておきましょう。タイロッドの長さはボールエンドの内側間で30.5㎜に調整しておきます

 

そしてフロントサスをキット標準ではなく、ロングアッパーアーム仕様にします。路面や前後のロールバランスにもよりますが、リヤセクションがこの仕様だと曲がりもあり失速しにくいコーナーリングが可能となますのでお薦めです

[CRC3348] モールド・フロントアッパーアーム(デュアルタイプ)

 

キャスターブロックは10°を使い引っ掛かりをなくしてコーナーをスルッと抜けるイメージですのでモデよりはパワーのないストッククラスならこの10°が良いと思います

このアッパーアームですが物によっては前後のアーム部分が平行になってなく(写真左の赤↔と青↔とでは幅が違い、青↔が狭い)そのまま組むとアームの動きが渋くなってしまいます。そこでアームの前側を(写真右の赤丸部分)ライターなどで軽く炙り平行になるように調整します。加減が難しそうに感じるでしょうが意外と簡単なのでやってみて下さい。写真のように21.0㎜~21.5㎜で大丈夫です

2019090220190903

これでヒンジピンを通してみてスルスルにならなかったら2.0㎜のストレートリーマーかドリル歯を通しスルスルになるよう加工しておきます

それとアームがボディ(ボディを出来る限りの低く載せたいので)に干渉しないように私は下写真の右のように削ってます。キャスターブロック10°なら干渉しないのでやらなくても問題ないですがキャスターブロック5°を使う場合やこれを見てカッコいいと思ったら加工して見て下さい。

20190904前部が斜めに加工されたFアーム(右)。ボディーとの干渉も防ぐ

 

ここまで加工できたら、フロントサスの組み立てに入ります

20190906

 

まずロアアームに[TCJ-006] プロストラット用フロントプレート[kyb-130] 4-40 x 7/16 皿ビス(レッド)[kyb-049] 4-40 3/16ロックナット(レッド)で固定します(下写真1枚目)

車高調整にはキット標準の[CRC3233] 樹脂製ライドハイドスペーサーを使わずに[CRC3279] フロントロールセンター・アジャスター(2mm/2.5mm)[CRC4261] Xti用フロントハイト・スペーサーを使いスペーサー代わりにしてます

201909052019090720190908

 

この方法の利点はより精度の高いフロントサスが作れるのと、予めハイトスペーサーで車高調整しておくことによりシャーシとロアアームとの間にスペーサーを挟まなくてよく、メンテしやすいのと日頃のメンテでキャンバーが変わってしまうのを防ぐためです

フロントをヒットした場合にロアアームの固定ビスを少し緩めて締め直すのは皆さんやっていると思いますがこのときにロアアーム下に樹脂スペーサーが入っているとズレたり締め方でキャンバーが変わってしまうことがあります。サーキットによりタイヤのベスト径は決まってますので、それに合わせて車高(スペーサーの厚さ)を決めておきます。練習走行時に路面コンディションが悪くタイヤ径が本番時より大きい場合もありますがそれに合わせてスペーサー交換などで車高調整はしません。レースはそのベスト径で走る訳ですから間に挟むスペーサーも固定です

[CRC3279] フロントロールセンター・アジャスタープロストラット用フロントプレートと共締め可能ですが かなり長いビスが必要なのと、ハイトスペーサーを変更するに面倒なのでロアアーム凸部に圧入してあるだけです(上の写真3枚目)

8月のEPS-J@MAPではセッティングシートにあるようにかなり小径タイヤ(39.2mm)でした。これはカーボン2.5mm+オレンジスペーサー0.75mm、リバウンド約0.2mmで車高3.5mmとれます。もっと大径のフロントタイヤの場合には樹脂スペーサー(3mmまたは4mm)を使いロアアームとの間にハイトスペーサーを挟み調整してください

 

ステアリングブロックのタイロッドピロボールには2.5mmのスペーサー(KOサーボの場合)を噛ましておきます。(写真の矢印部分)スペーサーはキットには付属してませんので用意して下さい

20190909

写真のピポットボールがかなり使い込んでアルマイトが剥げてますがこれはタイロッドのガタを出すために敢えて使ってます。この部分のガタがないとストレートも真っすぐ走らなくなりますので適度なガタが必要です。サーボセイバー側も同様です。新品のピロボールなら、ボールエンドをボールエンドリーマーなどで加工してガタを出ししておいて下さい

 

次に、ここまで完成したらキャスターブロックをプレートに取り付ける訳ですが写真のように後ろ側の固定ビスを長くして上からナット止めします。この裏技はユーザーさんに教えてもらったのですがこれをやることによりクラッシュでキャスターブロックのズレがかなり軽減されるのでお薦めです!

20190910

特にロングアームだと少しズレてもキャスターが大きく変わってしまいます。この対策をしておけばフェンスにヒットしたぐらいではズレる事はないです。ここで使用したビスとナットは

[kyb-008] 4-40 x 3/8 ボタンヘッドビス(ステンレス)
[kyb-049] 4-40 3/16ロックナット(レッド) です

 

次にアッパーアームをキャスターブロックに固定しますが、キャスター調整シムを前1枚、後ろ2枚挟み、アームがストレスなく動くように調整します。もし動きが渋いようでしたら、アームの内側を少し削って調整して下さい。キャスターは必ず左右同じになるようにします。もし左右で違ってたらヨコモさんから発売されている内径2mmの樹脂スペーサーシムセットで微調整すると良いです。この製品は0.13mm/0.25mm/0.50mm厚がセットになっておりノーマルシムが0.65mm厚なのを頭に入れて調整してみて下さい。トライ&エラーの繰り返しになり面倒かも知れませんが、ここはしっかり合わせておくのが良く走るクルマの基本です。

因みに私はこの[SMT-135] キャスターゲージ(1/8インチキングピン用)を使い調整してます

写真は商品紹介ページのもの

 

あとは説明書に従い組み立てれば問題ないです。ロアー、アッパーボールはガタの調整可能ですのでスムーズに動くガタのないギリギリのところを攻めて下さい

 

そして完成したらまず、メインシャーシ先端のバンパープレートをキット付属のスチールビスではなくシャーシ保護の意味でアルミビス([kyb-036] 4-40 x 3/8 皿ビス(レッド))に変更し固定します

 

次に完成したフロントサスをシャーシに取り付けるわけですが、ここで下写真のようにロアアーム固定ビスの後ろ側だけ長いビスに交換して上からナット止めしてあります。これもクラッシュ時にロアアームのズレを防ぐのに効果的なので是非やって見て下さい

20190911

 

ここで使っているビス&ナットは

前側 [kyb-081] 8-32 x 1/2 皿ビス

後側 [kyb-104] 8-32 x 5/8 皿ビス

ナット[kyb-142] 8-32 ナット です

 

以上でフロントセクションの組み立ては終わりですが今回紹介した仕様はかなり曲がるフロントサスになっており、もし曲がり過ぎるとかコーナー後半で巻き込むような挙動だったら

[TCJ-053] CK25 J / HTワイドシャーシ用グラファイト・ブレース

を試してください。そしてさらにもっと安定させたいなら

[TCJ-054] CK25 J / HTワイドシャーシ用フロントブレース(ロングアーム用)

を使うと良いです

 

 

これでメカ積みをして終了となります。メカ積みやコードの取り回しなどは写真を参考にしてみて下さい

2019091220190913

 

3回に渡り組み立てレポートをお届けしましたが、これを見てここまで加工するのは面倒とかやりたくないなと感じられた方もいるかも知れませんが良く走るクルマにするにはベースがきっちりしてないと走りません。ユーザーの方も上手く走らないと諦める前にポテンシャルは充分あるクルマです!長年このクルマをやってきたノウハウは全部書きましたのでこのレポートをしっかり読んで頂き愛情を込めて作り込むことで気持ちよく走るクルマになると思います

 

このレポートが楽しいラジコンライフの手助けになれば嬉しいです

 

最後に今回のレポートとは別件なんですが、モデクラスで走行中ESCが突然止まってしまうトラブルがあると聞きました。これは殆どの場合、走行中にシャーシと路面が干渉して静電気によるESCのシャットダウンが原因です。この対処法は写真のようにESCのバッテリーマイナス端子からシャーシへアースさせることで解消しますので、これにお悩みの方は勿論、事前対策としてやっおくことを強く勧めます!参考にして見て下さいね

20190914ESC-端子(赤丸)とシャーシ(青丸)をつなげアースとする

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

では、またです。


過去のレポートへのリンク
2019年 2018年 2017年 2016年 2015年
2014年 2013年 2012年 2011年 2010年
2009年 2008年 2007年 2006年 2005年

2019/08/31

Team CRC Japan2019レポート(14)

覚醒したCRCおじさん、ヤッキーさんよりチームレポートが届きました。大好評の組み立てレポート第二弾です


皆さんこんにちはTeam CRC Japan総監督?のヤッキーです。

今回は前回に引き続き組み立てレポートなります。またまたじっくり読んで下さいね。

では早速レポートに移ります。写真はCK25-HTのツイークプレート構成パーツです。最初の作業は赤丸部分(バッテリーOリングを引っ掛ける部分)をヤスリで面取りしておきます。これを怠るとOリングがカーボンのエッジで切れてしまうので必ずおこなって下さい

201908801

 

次にサイドスプリング固定用のリテーナーイモネジをツイークプレートに垂直にネジ込みます。もし4-40のタップを持っている方なら2、3回転タップを立てると上手く行きます。

サイドスプリングの位置は2ヶ所ありますが外側が基本です。サイドスプリングはキット標準の0.5mmでストッククラスならこれがベストですがもし、リヤがカクカクしたりコーナー後半で巻き込み気味なら[TCJ-041] プロ・サイドスプリング(0.45mm)モアソフトを使うとコントロールが楽になります。あとは説明書通り組み立てれば問題ないです

WS00601

今回は左側だけフリクションチューブを装着しています(理由は前回レポート参照)ピロボールの高さ調整用に2㎜のスペーサーを挟みボールを固定します

WS00603

 

作例のツイークプレートでは下の写真の矢印部分を半円状に削ってあります。これはモーター端子をなるべく低い位置にしたく、モーターを前に倒すと端子と干渉してしまうので削ってあります。これはモーターの種類や位置にもよるので必ずやらなけらばならない加工ではないので参考までに

WS00602

 

ここまで完成したらシャーシに装着するわけですが、ポストはキット標準の樹脂(CRC3375)を使います

そして固定ビスの長さでメインシャーシのリヤ部分の剛性が変えられます。長いビスを使うことにより、リヤのカッチリ感が出て安定方向になるんですが、逆にリヤ旋回をもっと強くしたい場合は短いビスに換えると良いです。ほんの僅かな違いですがグリップの良い路面なら違いを感じられると思います。樹脂なのでネジ山がナメてしまいがちですが、ナメたら3mmビスに交換するとしっかり絞められるようになりますので長く使えますよ

因みに前回のレースでは、ドライバーの遠藤一樹選手からもう少しリヤを軽くしたいとの要望があったのでシャーシ側は4-40×6mm(チタンビス)のまま上側を4-40×3/8(スチールビス)から3mm短い4-40×1/4(アルミビス)に変え剛性を落としたところ好みのフィーリングになったようです

201908802

逆にもっと安定させたいのならアルミ製ポスト[CRC1260] 1/2インチスタンドオフを使うと良いです

 

さて次はセンターショックです。組み立て詳細は以前レポートに詳しく書きましたのでそれを参考にしてください。今回は前回レポートと変わった部分を説明します。それは、ショックシャフトガイドの加工なんですが、以前のレポートでは薄く削るとなっていますが削るのではなく写真のように凸を完全にカットします

201908803

これでOリングを圧迫しなくなりよりスムーズなダンパーが作れます。その分オイル漏れは若干ありますが写真のようにAXONのコアショックグリスをたっぷり塗って組み付ければオイル漏れも殆どありません

201908804

ショックシャフトガイドをカットしたぶん短くなりシャフトの首振りが大きくなりますがダンパーの取付角度が浅く、ストロークも僅かなので問題ありません。それより不要なフリクションを減らした方が、クルマの接地感も上がります

 

ダンパーを延長するために[CRC3296] Encoreショック用シャフトエクステンダーをショックシャフトにねじ込みますが、写真のようにあらかじめショックシャフトにバンブストップ用のOリングを入れてから作業します

201908805

そして上の写真の下側のダンパー見て分かると思いますがショックシャフトガイドが凸形状になってます。このままだとバンブストップOリングがこの部分にはまり込んでしまい、バンブストップの効きが半減(曖昧になる)するので写真にあるように市販の皿ビスワッシャー(写真では皿ワッシャーの色が違いますが同じ物です)を流用して凸の部分に蓋をする感じで装着します。

これで面でOリングを受けられ効きが安定しますのでお勧めです(少しリーマーで内径を大きくするとより座りが良くなります)

最後にエクステンダーをネジ込みますが、しっかり締められず緩んでしまうトラブルがあります。それを解消するにネジロック剤など使うのが定番でしょうが私はそれを使わずにターンバックルレンチと切れなくなったニッパーでシャフト挟んで締めています。これでガッチリ締められるので緩んだ事はないです

 

以上でセンターショックは完成となりますが、アンテナマウントが前回のレポートと同じポジションだとダンパー長はこれぐらいで調整しておきます。ボールエンドを市販の長い物にすれば長さは足ります。私はヨコモさんのオフロード用ボールエンドを使ってます

201908807

 

スプリングはMAPを想定して(グリップが良くフラットな路面)[CRC3412]ブラックを使いましたが、グリップが悪かったりバンビーな路面なら

[CRC3411]パープル[CRC3410]グリーンでやってみて下さい。その際、ダンパーオイルを少し硬くすると安定します

 

以上で今回のレポートは終わりです。

次回は裏技?ありのフロントセクション編になりますので楽しみにしてて下さい。

最後までお読み頂きありがとうございました。

では、またです。

 


過去のレポートへのリンク
2019年 2018年 2017年 2016年 2015年
2014年 2013年 2012年 2011年 2010年
2009年 2008年 2007年 2006年 2005年

次ページ »