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2006/12/29

Team CRC Japan2006レポート(47)

Team CRC2006メンバーのraziさんから12回目となるレポートをいただきました。raziさんにはこの1年スロットカーのドイツプラフィット選手権のレポートなど魅力的なレポートを多く送っていただきました。ありがとうございました m(_ _)m
Team CRC Japan 2006 レポート 12
Team CRC Japan 2006サポート待遇のraziです。
いよいよ今年もまもなく終わりですね。私のレポートも今回が最後になります。最後のレポートは、1/12全日本選手権で私が使用した「カーペットナイフ ジャパンスペックコンバージョン」に取り付けていたリンク?についてです。
なぜリンクを取り付けようと考えたのか。シャーシを組み上げた時後、ツイークプレートを左右からシャーシ中央へ押してみたときに、たわむ量が大きいなと感じたことがきっかけです。
CRC社はこの仕様が良いとして製作しているので問題ないと思いますが、どうしても気になったのでた
わみ減らす部品を作ることにしました。板材から切り出すことも考えたのですが、左右一体のツイークプ
レートを切り出す技術は無いので(^_^;)簡単に製作できる部品としてこのリンクになりました。
使用する部品について
ボールキャップ[CRC1231] 2個
4-40ボール[CRC1409] 2個
・45mm程度のターンバックル
上記のみです。ターンバックルについてですが、私はラン●フォードの45mmを使用しました。カーペット
ナイフに標準で付いているタイロッドでは若干短い(ネジがかかる量が少ない)と感じたからです。
組み立て-1 リンクロッド
ボールキャップとターンバックルを使用してリンクロッドを組み立てます(写真1)。長さは私の場合、67.7mm程度になりました。取り付けしてから微調整するの今は大体で大丈夫です。
20061229-01.jpg
組み立て-2 シャーシへ4-40ボールの取り付け
ツイークプレートを留めているネジ2本を4-40ボールに変更します(写真2)。
20061229-02.jpg
組み立て-3 リンクロッドをシャーシに取り付け
組み立てたリンクロッドをシャーシに取り付けます。取り付け後、リンクロッドの長さを微調整してするする
に回るようにします。こうしないとシャーシが反ってしまいます(写真3)。
20061229-03.jpg
リンクを取り付けた効果について
1/12全日本選手権ではリンクを取り付けしたままで通したので、リンクを着けたり外したりしてどのように走行特性が変化するかを確認するため、11月10日に三郷市のNRCで走行しました。バッテリーはOリング固定としました。
リンクを取り付けした状態でセットアップした状態でリンクを外すと、よく曲がると感じる時と車がよれる?
ように感じる時がありました。リンクを取り付けた場合の方がリヤが安定するように感じます。
テストした時のベストラップでは、リンクを取り付けた状態の方がわずかに良かったですが、これはドライ
バーの好みやセットアップでかわるかも知れません。
性能アップを約束するような物ではないですが、セット方法のひとつとしては使用できると思います。
ただしリンクを取り付けた分の重量増や整備しにくくなるところがあるので、その点は留意願います。
最後に皆様へお礼の言葉を。
この1年間私の出来の悪いレポートにお付き合い頂き誠にありがとうございました。
今年はとても貴重な経験をさせていただきました。重ねてお礼申し上げます。
CRCを使用されている方々の来年の活躍を祈ります。
それでは皆様良いお年を!
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2006/12/20

Team CRC Japan2006レポート(46)

Team CRC2006メンバーのmatsさんからご自身12回目、最終回となるレポートをいただきました。一年を通じてお忙しいにも関わらず詳しいレポートありがとうございました m(_ _)m
matsさんのホームページ「TEAM電気自動車」には1/12カーに関する多くの情報が掲載されています、みなさんも是非訪問してみてください m(_ _)m
TEAM電気自動車
みなさん、こんにちは。今回は12/17に行われたクレストカップに参加してきましたので、そのときの模様をお伝えします。
今回はデイレースのため、朝5時に起きて友人達と合流してサーキットに向かいました。幸い道路は空いていて8時頃に到着したのですが、すでに多くのピットが埋まっていました。前日に練習してそのまま道具を置いていった方が多いようでした。最近は1/12レースの参加者が多く、ピットテーブル確保に苦労することが多いです(嬉しい悲鳴でしょうか)。
今回もCRCカーペットナイフJ-specでの走行です。2週間前、久々に参加したナイトレースは良いところが無かったので、今回は何とか目標の48周に入れたいところです。マシンの変更点としては、前回のレースで破損したロアブレースを、J-specプロト品(但し自作カット)に交換。これによりホイールベースが2mmほど短縮されました。ノーマルのCKとほぼ同じぐらいでしょうか。スペアが無かったので手持ちのものにしただけなのですが、ショートホイールベース化により回頭性向上が期待できます。さらに、センターピボット下にOリング追加をしました。最近のクレストの高グリップ路面に対応してロールを抑えることと、センタリング効果による直進安定性向上が狙いです。受付前に1パックだけ練習走行をしましたが、車の動きは非常に良く、安心しました。
私のCK J-Spec。戦闘力抜群です。サーボマウントはAYK製!

受付が終わり、今回は43名の参加となりました。前回のナイトレースに引き続き大盛況です。予選1回目、練習とはうって変わって強いアンダーステアとなってしまいました。理由は、予選前にツイークを調整した際、サイドスプリングを少し浮かせてしまったためでした。コーナーの遥か手前から減速しなければならない状況で、タイミングが合わず何度か転倒し、46周10秒に終わりました。ベストラップは9.898 。
予選1回目終了後、主催者および有志の方により温かい昼食が振舞われました。このようなアットホームな雰囲気がクレストの魅力でもあります。昼休みの間に予選2回目に備えアンダー対策をしました。まずサイドスプリングの遊びを無くしてロールを硬く、またリアホイールをTRC製にしてトレッドを縮小、さらにフロントタイヤのグリップ剤塗り幅を2/3から4/5に上げました。ちなみにフロントタイヤはCRCパープル(42mm)、リアはCRCピンク(43mm)を終日使用しています。
予選2回目、序盤はトップ争いをしていましたが、ちょっとしたミスで後退。左右の特性が若干違っているのも気になりました。大きなミスが2回ほどあったものの47周3秒と自己ベスト更新しました。ラップタイムも自己記録の9.586秒で、同じ組の中ではベストが出ていました。
私の友人”弾丸”さんのXENON XR12。実は私のをお貸ししたものです。

後が無い予選3回目、どうしても走らせるうちにアンダーが出るようなので、最初は曲がりすぎぐらいが良いかと思い、フロントの塗り幅をほぼ全塗りとしました。サイドスプリングも少しテンションを上げ、ツイークも再調整しておきました。そしてスタート!予想通り車がインに切れ込んでいきます。なんとか抑えつつ数周すると、マシンはまさにベストハンドリングに!ほぼノーミスで淡々と走行します。そして8分のコール前に48周目に突入!やったーと思いつつ気が抜けたのか最後にシケインで転倒(泣)。タイムは48周8秒、ベストラップは2ヒート目とほぼ同じ9.588秒でした。最後の周回に17秒かかったことを考えると、もう少しで49周だったかも...とは言え念願の48周達成です。この日のポールは51周ですのでまだまだなのですが、一歩ずつ次は49周を目標に挑戦したいと思います。
昨年のCRCワークス、いしるさんのCK3.2R

こうぐちさんのスピードマーチャントREV4。ノバックブラシレスを搭載

決勝はCメイン5番グリッドとなりました。スタートに失敗し数周で周回遅れに...その後マシンがおかしくなりましたが何とかスタートと同じ5位でフィニッシュ。他車との接触でロアブレースが捩れてしまっていました。決勝は難しいですね。ちなみにAメインはCRC Tフォースの青山選手が優勝されました。
今回のクレストカップが私の今年最後のレースとなります。また、1年間続けてきたチームCRC Japanメンバーとしてのレポートも今回が最後となります。活動を通じてチームメンバーはじめ色々な方と知り合うことができ、様々なアドバイスを頂いたり、レースはもちろんのこと飲み会に行ったりと大変充実した一年であったと思います。皆さんありがとうございました。またこのような機会を与えて頂いたきみひこさんにも感謝したいと思います。CRCは一年を通じて、どのサーキットでも大変良く走ってくれました。
<クルマ・日付・コース (カーペットナイフ J-spec / 12月 17日 /クレストスピードウェイ)
フロント
スプリング(トリニティ0.55mm リバウンド約0.2 ㎜)
キャンバー・キャスター・トー ( -1°/ 白シム前後1枚/ 0°)
ナックル( ナイロン削り出しチタンアクスル )
キングピンシム(ナックル上3枚・ナックル下1枚)
車高(約2.5㎜)
リア
ダンパー・オイル・スプリング (CRC DURAショック/ タミヤ1000番/レッド)
ダンパー長(70㎜、前側ポストはアソシ製)
フリクショングリス (京商#3000 )
ライドハイトアジャスター (IRS-2.0mm)
サイドリンク(1ピースリンク
サイドスプリング(レッド
センターピボット下Oリング(あり)
車高シャーシサイド(約2.5㎜)
車高リア(約2.5㎜)
タイヤ・直径・ホイール (前-CRCパープル42㎜・JACO白 /後-CRCピンク43mm・TRC黒)
タイヤトラクション剤 (HG 、フロント9/10塗り )
ボディ( CRCスピード8)
バッテリー ( SMC IB4200WC )
モーター・巻き数( リーディTi 9TW )
ピニオンスパー ( 92/25)、指数 (36.7)
アンプ・サーボ・受信機 (フタバMC800Cver2 /フタバS9650平置き/ フタバ303SHF)
受信機電源(無し)
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2006/12/06

Team CRC Japan2006レポート(45)

ワークスメンバーの愛媛県かーとさんより8回目となるレポートをいただきましたのでここに掲載させていただきます。
Team CRC Japan2006 かーとレポート8 [カーペットナイフ]
Team CRC Japan 2006ワークス待遇の『かーと』です。
かなり遅くなりまして申し訳ありませんが、10月27~29日に開催されました1/12全日本選手権について私自身のレース内容をレポートさせていただきます。
今回はちょうど(無理やりとの噂もありますが)仕事の都合が重なり、一ヶ月前からレースが開催される川場村近くの沼田市に入る事が出来ました。
かなり練習できるかと思っていたのですが、実際にはレースウィークまでには雨の日が多く、仕事の合間を見つけて練習できたのは5日程度です。それでも多いほうかも知れませんが、初めてのコースで初のアスファルトでの12なので、それを考えるともう少し練習したかったのが本音です。
今回はタイヤはフロントCRCパープル、リアCRCピンクに完全固定です。レースウィークに入り、チーム員のみなさんと合流し、CRCマゼンダが良いと言う情報はいただいていたのですが、私自身はピンクでも良い感じを得ていたので、あえて変更しませんでした。しかし一回も試さないままでしたので、試してみるべきであったと今は後悔しています。
シャーシはJspecシャーシです。このシャーシは全日本直前の25日にシェイクダウンを行いましたが、シェイクダウン1パック目からあっさりベストタイムを更新してしまいました。
この時点ではセンターショックにツーリング用のものを使用しておりましたが、レースウィークが近づくにつれピッチング方向の動きがあわなくなり、コーナー後半で巻くようになりました。ヤッキーさんの勧めもあり予選開始日にCRC Dura-Shockに変更すると、これがピタリと収まりました。
サスペンションマウントについても、直前まで5度を使用していて良い感触を得ていたのですが、予選日前日の不調が気になり、やはり予選当日ヤッキーさんのセットをコピーさせていただきました。
が、これに関しては好みもあると思いますので、5度を通しても良かったかなと思っております。
前置きが長くなりましたが、レースレポートです。
全日本参加車両。全日本選手権レポート(3)より
picture
予選1ラウンド目
とにかくミスをしないで8分走り切り、まずタイムを残すことを目標に走行。
私は握り過ぎで8分持たない事が多いので、モーターの進角を戻して走行する事にしました。
しかし6分でタレ始め、そこから燃費走行に変えましたが最後の4周は20~27秒で周回してました。
ヤッキーさんセットまったく問題なし。
この時点で、72位。
予選2ラウンド目
ここで戻していたと思っていたモーターの進角が、進めていたと言うお馬鹿な事実が判明。
ちゃんと進角戻して、8分持つか確認するために走行開始をするも、ミスでコースアウト、センターショックが外れて走行不能に。
ただ2ラウンド目は、降雨のため最後の組まで走れなかったので無かった事に。
予選3ラウンド目(2日目)
ひとまず8分持つか確認。ゆっくり走ってバッテリーにも余裕あり。前日から1周アップ。
予選4ラウンド目
通常のモーター進角に合わせてタイムアップを狙います。
燃費走行はそのままに走行、バッテリー持ちました。
さらに1周アップ。この時点で66位。
予選5ラウンド目
バッテリーにはまだ余裕があったので、モーター研磨して、ダンパー組みなおして、握っていって持つか確認しようと走行開始。
なにか加速感が悪い、周回遅れを抜いた後も後ろから追突されそうになる始末で、タイムアップはなし。走行後にきみひこさんからも、何かモーター遅かったですねと言われてしましました。
モーターのコミュを見ると、コイルをとめているエポキシがコミュの溝まで流れでていて、それが研磨することでコミュと同じ高さになってしまい、溶けてコミュの表面に付きモーターのパワーをダウンさせていたみたいです。
予選6ラウンド目
ひとまず、モーターを変えてタイヤも変えて走行開始するも、気負いしすぎてミス。
それ以降、車がまったく曲がりません。右コーナーは何とかコーナーを曲がりきれるくらい。なんとか完走しましたが、バッテリーがたれた1ラウンド目とほぼ同じタイム。
ミスで入った芝生が湿っていて、タイヤが水を吸ってグリップを無くしたのだろうと、この時は思っていました。
結局予選71位。明日は順位死守のためにHメインを走るだけです。
Hメインは、チーム員のmatsさん、razi、昨年のCRCワークスいしるさんなど、面白くなりそうです。
決勝は予選1ラウンド目のモーター進角で、タイヤも予選6ラウンド目で使ったものを、そのまま使用しました。
全日本参加車両。全日本選手権レポート(3)より
picture picture
決勝
Hメインのポールスタート。ひとまずスタート成功で、1周目はトップで戻ってこれました。しかし、数周すると予選6ラウンド目と同じように、右コーナーがアンダーで車が曲がりません。私のデータによると6分でバッテリーがたれるので、燃費走行しなければならないのですが、後ろから後続が迫ってきますので、とりあえず全開。当然ストレートでは誰にも負けないのですが、曲がらない車は3台分くらいインが開いているので、あっさり抜かれていきます。気が付けば、走行中の車では最下位を走行。おまけにデータ通り6分でバッテリーがタレ7位でゴール。
レース終了後、車を見てみるとタイヤが半分以上、ホイルから剥がれていました。さらに手でベリベリ剥がれてくる始末。ボンドで貼っていたのに…。人に見せると『あれホイルの表面に傷付けてないんですか?』、『え、そんな事しなきゃいけないんですか?』、『…それじゃ、剥がれますよ。』
今回の全日本については、本当に知識の無さが露呈してしまいました。モーターのコミュについても、時々そんなローターがあるようですし、ホイルについては全く知りませんでした。12初心者で挑んだ今年の12でしたが、最後まで12初心者でした。
なので来年は必ずリベンジします。
シャーシ
Jspecシャーシ
フロント
・フロントタイヤ:CRCパープル42mm
・フロントスプリング:[WT3403T] Murdock R/C ホワイト(0.018″)
・キャスターブロック:10度
・キャンバー:-1.0度
・車高:3.0mm
・グリップ剤:黒缶 1/2内側に塗布
・他:[CRC4287]アルミ製フロントエンドブレース
  :[CRC4275] デルリン製削りだしアッパーアーム
  :[CRC4277B] デルリン製削りだしステアリングブロック
中央
・車高:3.0mm
・センターショック:CRC Dura-Shock
・ショックオイル・スプリング = タミヤ #700 ・ CRCレッド
リア
・リアタイヤ:CRC ピンク 43mm
・ダンパーチューブ:[CRC4214]ブルー塗布
・車高:3.0mm
・グリップ剤:黒缶 全面の塗布
・サイドスプリング:[CRC1296] ホワイト・ミディアム
・ボディ:パーマ スピード8
モーター = Team Br00dチェックポイント9×2 (Jspec)
その他
・ベアリング:kimihiko-yano.netオリジナル ボールベアリング
・スパーギア:Precision Racing System DDカー用
以上で、全日本レポートは終了いたします。
12月まではTeamCRC Japanとしての活動は続きますが、一区切りと言うことでこんな初心者をワークス待遇に選んでいただき、良い車をご提供していただいたきみひこ様、ありがとうございました。
さらにレースウィークには色々ご指導いただいた、Team CRC Japanメンバーの皆様、地元での練習の場をご提供いただいた、SONIC店長様、レース期間中、車出しでお世話になりました、松岡様、安西様、練習に付き合っていただいた、おりおんさん、おかっち、その他、大勢の皆様、本当にありがとうございました。
来年もやります。またよろしくお願いします。
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2006/11/23

Team CRC Japan2006レポート(44)

Team CRC2006メンバーのヤッキーさんから5回目となるレポートをいただきました。今回は読み応え十分の全日本選手権レポートです。
皆さんこんにちは、ワークス優遇のヤッキーです。 
今回は全日本選手権でのレポートと使用したシャーシをご紹介します。
まず、今回使用したJspecですが、このシャーシプロジェクトは今年の3月頃から始まりノーマルシャーシをもっと国内サーキット路面にマッチするよう改良をしていこうとチーム員の皆さんやコアなカーペットナイフユーザーの方達とアイデアを出しながら進めてきました。もちろんノーマル仕様でも国内サーキット路面で良く走りましたが更に良いクルマにしていこうと積極的なアプローチで改良をしてきました。
今年は世界選手権もありCRC社も多忙だったため、なかなか計画通りに進まずプロトシャーシ完成したのが1ヵ月前で充分なテスト期間は無かったですがテスターの皆さんの精力的なテストにより今回の市販バージョンが完成しました。詳細については他メンバーの方もレポートしてますので省きますが最大の特徴はノーマル比で約6ミリセンターピポットボールを後方移動させバッテリーも約5ミリ後方搭載にしリヤトラクションアップです。
クリックすると大きな画像

では、2006全日本選手権レポートに入ります。
全日本出場は6年ぶりとなり今年はワークス優遇での出場なので早めに現地入りしシェイクダウンとなるJspecシャーシのセットアップしようと24日から入りました。この日はあいにくの天気で練習走行はできず宿でまだ半完成だったJspecを組み立てることにしました。
翌25日は6時に起床。まだ路面は濡れてましたが天気は回復に向かってましたので宿で朝食をとってから会場に向かい準備を進めました。コース上ではコンディションアップさせるため川場名物?の廃油らしきチョコレート色の液体を撒布してます。この液体撒布が路面コンディションを大きく左右します。
ノーマルシャーシとプロトシャーシでの事前テストはしてましたのでタイヤグリップ剤などは事前テストまま変更せずクルマのセットアップに専念しました。この日は60名ほどの方が練習されてましたのでバンド待ちもあり7パックしか走行出来ませんでしたが、クルマは到って好調でした。フロント周りは略固定でリヤ中心にセットアップし、特にサイドスプリングやフリクションダンパーの硬さセンターショック取り付け角度など重点的にやりました。
Jspecでのシェイクダウンで感じたのは、不安定な挙動もなくリヤトラクションのかかりがよくグイグイ前に出る!!まさしく狙い通りでした。タイヤはFパープル・Rマゼンダ(HR-38ホイル接着整形済み)を使用しました。この日の前半は曲がりがいまひとつでタイムも良くなかったですがFタイヤのパープルがロットにより硬さがかなり違うのに気付き軟らかめのタイヤでやったところ、曲がりは良くなりコーナーでもよく転がるので、この軟らかめパープルでいくことに決めました。Rタイヤはマゼンダで全く問題なかったです。
この日の夜、チーム監督でもあるきみひこさんが、会場に大量のタイヤやスペアーパーツを持ってきてくれました。これで壊しても安心です(^^
26日は大会前日なので25日より多い70~80名ほどの方います。ここで、今大会大きな力添えを頂いた私の友人でもある河口さんが専属メカニックとして東京から電車で3時間半もかけてサポートに来てくれました。
Team CRC Japan&Kimihiko-yanonetとしてのブーズテントを出したのできみひこさんのご好意でピットもブース内に構えることが出来ました。本来なら今回参加されたTeam CRC Japanメンバーの方々も一緒にと思ってましたがスペースの関係で断念し私のみになってしまったのが残念でした。
この日の練習はエントリー制になり効率良く練習できました。走行毎にメカニックの河口さんに下からのクルマの動きを観察してもらいきみひこさんにはタイム計測と贅沢なサポート体制でした。
これにより、操縦台の上からでは解りにくいクルマの動きなども確認出来ました。
朝10時台から練習開始しましたが、このレースのために新調したアンプが私の操縦スタイルには合わず2パック走行させた時点で使い慣れたアンプに交換しました。これで大幅にタイムアップしたので今大会はこのアンプを使用することに決めました。クルマは前日同様の動きでしたが下からの観察だと、クルマが小刻みに跳ねてボディがバタついてるとのことでした。もっと張り付くようなクルマにしないとダメと指摘を受けたのでその対策として、センターショックオイルを#1000→#600にしダンパー長を僅かに延ばしリバウンドを取りました。あと、ボディと路面とのクリアランスも完璧にし路面干渉しないギリギリの低さに合わせました。この項目は普段、あまり気にしない項目だったので、河口さんの完璧な作業状況を
見てとても参考になりました。
以上の変更と共に、車高がこのクルマ(Tバーレス車)のセットの肝になる事を見出しました。全体的な車高より前後差が重要で、最大でも0.3mm差としそれ以上の前後差、特に前下がりだと著しくシビアな動きになってしまいます。前後差は左右の車高は完璧に合わせたうえで調整するのは言うまでもありません。
もし左右の車高が合わないなら、まずロアポッドを下から見て反ってないか確認するか、車高ゲージで左右の車高を確認し、もし反ってるようならモーターマウントのネジを緩め締め直す。それでも合わない場合はモーターマウントが曲がってますので交換するしかないです。
メインシャーシは先のmatsさんのレポートにあるように4つのシャーシブレースポストの面が出てなくシャーシが捻ってしまう場合が多いです。このポストよく見ると中心が少し盛り上がってるものがあるので、紙やすりなどで面を整えるだけでも捻りは無くなります。私はシャーシにポストを付けた状態でガラスの上に紙やすりを置き面出ししました。他にはキャンバー角が大きくクルマの動きを変える要素になる事を改めて知り、0.3°変えただけでもまともに走れなくなります。
27日、予選当日です。前夜は早めに床に着き体調を整えて挑めました。クルマのセットは前日までの走行で略、決まってましたのでこの日の路面に合わせ微調整していく作戦でした。
朝方の雨で路面はウエット状態でしたが、早めにピットを開き準備開始しました。メーカーブースということもあり、様々な方が挨拶に来られ興味深い話も聞け、とても有意義でした。コースは徐々に乾き3時間遅れで開始するとのアナウンスがありそれに合わせ準備を進めていきます。今回、河口さんがスケジュール表を製作してきてくれ出走時間に合わせ、バッテリー・グリップ剤など正確な時間が一目で解るようになってます。これは大変助かりました。
コースは例のコンディションアップさせる為の液体が撒布されてました。これなら、練習時と同じ路面コンディションになるのではないかと安心し出走順位が最後から2組目と遅いヒートだったので、皆さんの走り(クルマの動き)を確認しながら、河口さんとセットを話し合い車高・キャンバーFタイヤのグリップ剤の塗り幅など決めました。
他の方のクルマを見てますと、かなり路面は良いようで、ザクリぎみなクルマやハイサイドして横転するクルマもありました。(このような路面は得意だったので内心ニンマリ)
いよいよ予選1ラウンド走行です。
久々の大舞台?しかも皆さんのサポートを受けての出場なので操縦台に立ったときはかなりの緊張でした。そのせいで、スタートして1.2周はチグハグな運転になってしまいました。しかし、クルマは良く走ってくれ次第に緊張も解れ気負いすることなく走りきれました。とにかく、最初にタイムを出しておけば余裕ができるので、リタイヤはもちろん、ミスなどしないように心掛けました。
この時点では、パワーソースの不調は気付かずスペシャルバッテリー?を使ってるわりには最後の1周でタレるのは単なる握り過ぎだと思ってました。
予選2ラウンド
出走時間は18:35でしたのでナイター走行確定です。路面は更に上がると予想し、少し安定方向にセット変更しました。何故かナイター走行は得意で今度はファーストラップから落ち着いて走りタイムアップを狙ってました。しかし、無常にも雨で中止となり敢無く終了です。
この日の夜は豪華に焼肉を食べクルマのメンテナンスは全く行わず早めに就寝しました。
28日、この日は4回の予選ラウンドが予定され天候も朝から良く予定通りに進行されました。昨日の予選結果で組み合わせ変更され私は10ヒート中、7ヒート目と後半組みでした。この時点で予選順位33位だったと思います。あと少しタイムアップすればシード圏内です。
朝から好天だったためか路面撒布は行われず1/8レーシングでのコンディションアップのみでした。1/8レーシング走行させた方の話によると「全然食わない」とのことでしたので、セットなど相談しFタイヤのグリップ剤塗り幅を1/2→2/3に増やし初期ロールを増やす目的でサイドスプリングを少し浮かしぎみにし、グリップ剤+コパトーンを使いました。
予選3ラウンド
スタートしてクルマは若干アンダーぎみでしたが、これならなんとかいけそうだ!と思いストレートに出ると何故か遅い??このヒートで誰よりも遅くパンチもなくコーナーの繋ぎがイメージと合わず操縦しにくく走りながら何が原因なのか考えてました。結局、予選1回目のタイムより10秒以上遅い28周ギリギリのタイムでした。7分30秒でタレ始めこのタイムがやっとでした。
予選4ラウンド
とにかく8分タレずに走りきろうと、燃費の良いモーターに変更しもう少し曲がるセットにし挑みました。結果はまたしてもタレてしまい大幅に27周タイムダウンしてしましました。クルマも前後バランスが崩れてしまったようで、思うようにラインに乗せられなかったです。走行後、何故スピードが出なくタレるのか悩みましたが、使い慣れたアンプが原因ではないかと、5ラウンドは昼休みを挟むので思い切ってアンプを載せ換えることにしました。
予選5ラウンド
クルマのセットは3ラウンド目と同じにし、ボディの翼端板を3mm程低くしモーターも戻しました。スタートしてすぐにスピード・パンチは申し分ない状態になったのは確認できましたが、右オーバー左アンダーで走らせにくくスピードは戻ったものの、これではタイムアップは無理でした。不調の原因はアンプだと判った事がせもてもの救いでした。ゴールしてクルマを回収される僅かな時間で左右の蛇角を確認すると全く合ってなく、これではまともに走れませんね。アンプ交換しプロポのモデルネーム変更したのを忘れてました。
予選6ラウンド
これで最後なので、守りではなく攻めのセットで挑みました。この日は終始弱アンダーだったので、もっと曲がるようにキングピンへのダンパリングを軽めにし、Fタイヤのグリップ剤塗り幅を2/3→4/5に増やしボディの翼端板を更にカットし、車高を少し前下がりにしフリクジョンダンパーグリスだけは少し安定方向に#2000→#3000としました。グリットに付く前に左右の蛇角を完璧にしこれで最後だと集中力を高めスタートアナウンスに集中しました。
結果的には曲がるセットにし過ぎオーバーステアになってしまいステアするとリヤーが流れてしまいます。丁重なステリングワークを心掛け走行してましたがラスト1分位だったでしょうか、トップの選手が背後に迫ってきたので、バックストレートの出口で譲ろうと、アウトに膨らんだところ、一瞬ノーコンになりコントロールを失いそのまま外周の草むらに飛び込んでしまい、ボディが裂けたのとセンターショックが外れてしまいリタイヤです。
この日は例の液体を撒布しなかったので路面コンディションはあまり良くなく、事前練習も含め、撒布してない路面で走行させた経験が無く、この状態でのセットデータも無かったので苦労しました。どのような路面でも、セット出しが可能なセッティングセンスがまだまだ足りないなと反省しました。予選最終結果は37位決勝はDメインになり自己最高の成績でした。
夜はTeam CRC Japanのメンバー方々や、他皆さんと食事をし楽しく過ごしました。食事が終わってからもユーザーサポート?の一環としてJspecシャーシ組み立てサポートに出向き夜遅くまで賑やかに過ごしました。これも全日本ならではです。
開けて決勝当日、この日も例の液体撒布は行われず、1/8レーシング走行のみでした。出走時間がランチタイム後と遅かったので余裕を持ってクルマのメンテナンスも出来ました。クルマのセットは前日の予選3ランド目とほぼ同じにし、事前練習も含め今大会通して使ってましたHR-38ホイルに換え前後TRC社のホイルにしたのが大きな変更点です。このホイルはHR-38と比べかなり軟らかく、オフセットも違うのでどのような動きになるか少々不安でしたが、前日と同じ事をやったのでは進歩がないですから、思い切ってやってみることにしました。
7番グリットはイン側ですが、走行ライン上ではないため少し不利なグリットでした。しかし、スタートが得意になったのと抜群のトラクションのJspecシャーシですから、1コーナーまでにジャンプアップを企んでました。話は戻りますが予選終了した時点で頑張れば31位にはなれる事に気付き、少しでも良い成績
が残せるよう諦めず頑張ろうと思いました。いよいよスタートです!ヨーイドンのスタートは久々だったので緊張しましたがクルマは完璧だと信じてトリガーを引きました。ロケットスタートが見事に決まり1コーナー進入時には3番手までジャンプアップしました。若干前後バランスが崩れクルマの動きがギクシャクしてましたが、そんな事は気にせずここからはクルマではなく人間の勝負だ!と思いバトルを楽しみました。
中盤はかなりの接戦で、これが全日本の決勝だとワクワクドキドキしながら走行を続け中盤の握り過ぎが影響して7分30秒辺りからパワー感が薄れゴール寸前のは完全にタレてしまいましたが、なんとか3位をキープしゴールできました。目標の31位には届きませんでしたが、見てた方が感動?するほで、いいレースができて満足でした。
この大会を通じて感じた事は、皆さん1/12レーシングが好きでマナーの良い、とてもクリーンなレース展開で気持ち良かったです。全日本でしか味わえないものがあり、皆さん遠くからわざわざ参戦する理由が分かりました。それと同時に河口さん、Team CRC Japanメンバー他皆さんから、学んだものも沢山ありとても勉強になりました。
皆さんありがとうございます。
以上で私からのレポートは終わりですが今回は特別にメカニックサポートをしていただいた河口さんからレポート製作してもらったのでご紹介します。
《2006 1/12 全日本選手権 サポートのレポート編》
今年全日本選手権に予てからの友人が出場するということで開催前日の木曜日からメカニックサポートに行くことになりました。ドライバーはCRC Japan 2006 works driver のヤッキーさんです。私の主な仕事はドライバーの体調管理とバッテリーの管理の予定です。
ヤッキーさんにとって川場は初めてのコースということでした。過去の全日本出場は20数年前の大井競馬場、2000年のケイチューンだったそうです。事前の練習走行には私も同行し2回(2日)に行き3回目はレース前日になりました。全く初めてのコース、全走行パック数30パック前後で果たしてどこまで上位に行けるのかにとても興味がありました。
(本編)
 レース前日、電車を乗り継いで沼田駅に到着。
ピックアップしてもらい朝10時ごろにコースに到着しました。この日はレース前日ということで走行は夕方5時ごろまで。メカニックは始めてなので手順の確認とタイム計測、車出しを手伝いました。練習後ははやる気持ちを抑えて睡眠時間を確保するため、11時前に寝ました。
○1日目
プロポ回収と同時に走行ヒートが発表されました。抽選の結果運良く終わりから2つめのヒートになりました。この日、朝方は雨だったので練習日と同じようにグリップを上げる液体が散布されました。プラクティスが始まると、クルマがハイサイドしています。これをみて後の組み合わせの利点を利用し、事前練習で塗っていたクリームを使わないことにしました。ところで私の仕事のバッテリーとグリップ剤の管理は
3時間前から放電コンディショニング
2時間前から充電を始め
1時間前にグリップ剤をぬり
(35分前にクリームをぬる)
20分前に大まかに拭き取り始め
15分前から追い充電をして
レース直前まで再び入念にグリップ剤を拭き取る
これを1サイクルとし、事前に発表されたスタート時間から逆算し予選6ラウンドと決勝の全7サイクルのタイムスケジュールを表にまとめ、最も起きて欲しくないバッテリーとグリップ剤の管理時間のミスがないように気を配りました。
予選1ラウンド目。
私はクルマ出しをしてドライバースタンド下の助手の待機席からレースをみていました。コースサイドから注意深くクルマを観察すると全体的に足回りをソフト方向にセットしたにもかかわらずクルマが跳ねているように見えます。そしてHR-38フロントホイールを使ったためステアリングをきったときに路面を引っかく音も聞こえました。走行後にシャーシとタイヤ、ついでボディを調べてみました。するとボディが路面と干渉していたことが判りました。今回はパーマ製のスピード8を可能な限り低く搭載していたのと、コースコンディションがバンクや逆バンク、それにギャップなどでボディが路面に干渉しているのが原因だろうと考えて、路面を想定しながらもう一度慎重にカットして調整し直しました。
予選2ラウンド目。
みるからに路面が落ち着いてきたようです。本部の掲示板までレース結果のプリントアウトを見に行くと、私達より前を走るほとんどのヒートで各車大幅にタイムアップしていました。また朝の雨のためこの日のスケジュールが3時間遅れで進められていたことから私達の2ラウンド目スタート時刻は6時35分となっており、路面温度が下がって絶好のコンディションになりそうです。ここで明日の予選2日目は晴れとの予報から最終の予選6ラウンド目の終了が4時前後のため路面温度が下がりきらないはず明日は今日の予選2ラウンド目ほど良いコンディションにはならないだろうと考えて考えられる限り最もタイムのでる準備を施し入念にグリップ剤を拭き取りながら私達の一つ前のヒートを見ていました。
ところがこのヒートの5分経過頃に霧雨がぱらつき始めます。その後次第に本降りになり予選2ラウンド目はキャンセルになりました。
2日目は朝が早いので11時前に寝ました。
○2日目
朝6時にはピットで準備を始めました。前日のタイムからDメインヒートでの走行となります。朝のコースコンディショニングはラウンド開始前に1タンクほど1/8 racingが走っていました。グリップ剤の散布がなかったのは事前練習を含めて始めてでした。このときは次第に路面は上がってくるだろうと思っていたのですが結局思ったほどは上がらずまた私達は散布のない路面で走ったテストデータがありませんでした。
予選3ラウンド目
僅かなセット変更を施して予選3ラウンド目に望みます。前日にあったボディの干渉収まりクルマは良いようです。しかしラップタイムは思うほど伸びてきませんでした。
予選4、5ラウンド目
お昼休みを挟むこのラウンドはタイムアップが難しいだろうと思いクルマのテストをすることにしました。しかし良い方向には進みませんでした。全体的によりソフトに、ロールを多くとる方向で試みたのですがコーナリング中の動きが多角形的になってしまいました。
予選6ラウンド目
最後のタイムアップを狙いました。しかし、1ラウンド目のタイムを若干下回るペースで走行。おそらくドライバーはクルマをなんとか操ろうと必死にドライブしていたことと思います。そんな中7分が経過した頃でしょうか、トップを走るクルマに外周からバックストレートに入ったところでラインを譲りました。ところがホコリを拾ったのかアンダーが出て大きく外に膨らんだため突然のノーコンでステアリングが一気に左全、草むらに飛び込みボディが裂けて走れなくなってしまいました。クルマが縁石に隠れない程度のイン側に入って譲るとノーコンになりずらかったのですが、ホコリを拾ったので曲がりきれなかったのかもしれません。
この日は全ての予選ラウンドが終わったので私はビールを摂取し早めに就寝。一方ドライバーは、明日の決勝にカーペットナイフJスペックで挑戦したいというユーザーのもとへ組み立てのお手伝いに行ってきたようです。
○3日目
この日も予選2日目と同じく、グリップ剤の散布はありませんでした。しかし1/8 racingが40分ほど走行していました。
決勝
予選の結果、Dメインの7コースからのスタートとなります。ドライバーは液体の散布が行われた一日目のクルマの印象が良かったようでそのセットに戻しホイールだけをTRCのイエローに変更しました。
決勝Dメインは1時間ほどのお昼休みを挟んだ直後に行われるため路面温度は高くなり、休み時間に路面にホコリがのるのでタイムは上がらないと思いました。7コースのスタート位置はちょうどT字コーナーの下側に位置し、走行ライン上ではないことからライン上以上にホコリがのっているはずです。また、7コースはイン側からのスタートになるのでスタート直後にラインに乗せやすいように、そして前方の5コースのクルマに追突しないようスタート枠の囲みのできるだけコースのセンター寄りにクルマをセットしました。ところで走行前のトリム調整などをしたときにタイヤにホコリがついていたのでそれを払い落とし、スタートポジションとスタート直後のライン上のホコリを取り除いて助手待機席につきました。気持ちよくスタートを決めてもらうためにやってみました。
期待したとおり抜群のスタートを切りました。
どうやらドライバーはスタートがかなり得意みたいです。1コーナーから左のインフィールド、外周を出る頃には3番手くらいだったでしょうかポジションを上げていました。クルマは路面とのマッチングがまだ今一歩のように見えましたが、なんとかドライバーの力量でコントロールして走っているようでした。かといってオーバーペースではなく、ペースをコントロールしていたのでしょう。
最終的に3位ゴールとなりました。今回CRCカーペットナイフの中では最上位だったそうですが、サポートとして終始レースに参加してみてまだまだ上位が狙えるクルマだと思いました。今回液体を散布していない路面でグリップ剤のテストができていれば、2日目をさらに気持ちよく走れたかな、と思ってレース
を終えました。
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下記のセットは予選ベストタイムを記録したセットです。
○全体
ボディ = パーマスピード8(翼端板追加)
車重 = 846g
シャーシ = Jspecシャーシ2.25mm
グリップ剤 = 黒缶HG 40分 
          Fタイヤ1/2塗り Rタイヤ全塗り(ショルダー部分は塗らない)
前後タイヤ = 前・CRCパープル42mm、後・CRCマゼンダ43mm 
前後ホイール = 前・HR-38、後・HR-38 
ギア比指数 = スパー・94T、ピニオン・25T 、指数・37.35
車高 = およそ 前・3.1、後ろ・2.9
○フロント
スプリング = トリニティ0.022”
キャンバー、キャスター、トー = 1°、 前後にシム、 ホイール前後のトレッドをノギス計測し前後差1.0mm 
キングピンシム = スプリング下0.25mm、 ナックル下0.5mm、ナック
キングピンダンパリング = #1000
ル上1.0mm、アッパーエンド上1.5mm
リバウンド = なし
タワーバー = アルミ製フロントエンドブレース Oリング1個
サーボマウント = アソシ製から自作 スラント搭載
サーボセイバー = キンブローミドル、最も内側の穴にピロボールを配置
○リア
ロールセンター(サイドリンク高) = 標準
サイドスプリング = CRCホワイト 1Gの状態で僅かに浮かし
フリクショングリス = 京商 #2000  
ライドハイトアジャスター = IRS 2.0
センターショック =CRC Dura-Shock 
ショックオイル・スプリング = #600 ・ レッド
リバウンド =  0.9mm
リアトレッド = 169mm  
○メカ類
モーター = Team Br00dチェックポイント8×2
バッテリー = DryHopIB4200VR-1W金 
別電 =無し
ESC = GM SX12WM
サーボ = 3401
レシーバー = 203F
決勝セット(上記のセットと変更箇所のみ)
キングピンダンパリング = #300
車高 = およそ 前・2.5、後ろ・2.5
グリップ剤 = HG30分+コパトーン20分計50分
リバウンド =  1.1mm
前後ホイル = TRC
リアトレッド = 167mm  
ESC = MX PROコンペティション(プログラムモード⑤)
以上でレポート終わります。約1年カーペットナイフを使ってきてまだ完璧には使いこなしてない部分もありますが、このクルマの良さは充分解り、これでワークス待遇としては引退ですがこれからも、このクルマでやっていこうと思ってます。
既に発表になった新型車Generation X も魅力的なクルマだと思います。来年はこのクルマで1/12レーシング楽しんで行こうと思ってます。出来れば来年も全日本選手権に出場してみたいと考えてます。
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2006/11/06

Team CRC Japan2006レポート(43)

Team CRC2006メンバーのmatsさんからご自身11回目となるレポートをいただきました。選手権参加レポートの三回目です。 前回までのレポートは –> 前々回 前回 
みなさんこんにちは!全日本レポート第三弾をお送りします。前夜遅くまでツイークずれの原因究明と対策を行い、2日目の予選に挑みました。この日は予選3ヒートから6ヒートの合計4回の走行です。まず第1ヒート、セットは前日とほぼ同じですが、助手をしてくれた友人から、最終コーナーでマシンが跳ねてるとのことでしたので、センターショックのオイルを#1000番から#700番に変更しました。ちなみに、タイヤはF:JACOパープル、R:CRCピンクで大会を通じて固定としています。グリップ剤はパラゴンFX-Ⅱ(通称:白缶)を30分、コパトーンを10分です。
第3ヒート、昨日の超グリップ路面がトラウマとなりFタイヤの塗り幅を1/3程に抑えて挑みましたが、強アンダーステアとなってしまいました。それでも安定感だけは高く、序盤からこのヒートトップとのアナウンス。ところがドライビングミスから縁石にヒット、タイヤが欠けてしまい24周どまり。続く第4ヒート、アンダー対策はフロントタイヤの塗り幅を増やすのみとしました。前のヒートで安定して走れていたので大きな変更は避けることにしました。この選択はまずまずで、ヒートトップで26周5秒までタイムアップすることができました。続く第5、第6ヒート、少しずつアンダー対策をして、それなりに効果は見られましたが、アンダー傾向は変わらず。それでも安定してほぼノーミスで走ることができ、上位に比べるとラップは遅いながら、3ヒート連続でヒート1位を取ることができました。日頃のレースでもトップを取れることはなかなか無いので、正直気持ちよかったです。残念だったのは最後の第6ヒート、バッテリーの調子が悪かったようで6分過ぎからたれてしまい、27周に入れることができませんでした。最終的にはこのヒートの26周0秒で総合74位、Hメイン進出となりました。もうちょっと上に行きたかったのですが...
これで予選は終了。次の日は決勝ヒート1回のみですので、全日本もほとんど終わりといった感じでピット内も張り詰めていた糸が緩んだような雰囲気です。宿に戻り、友人たちとワイワイガヤガヤ。これも全日本の楽しみの一つです。一夜明けて決勝Hメインは大変面白い組み合わせとなりました。チームCRCジャパンのワークスかーとさん、サポートのraziさん、昨年のCRCワークスいしるさん、いつも一緒にレースをしているyamasanなど、知り合いばかり。マシンの方はセットを大胆に変えたつもりでしたが、やはり結構なアンダーステアでした...この辺のコースコンディションの読みと、セットの合わせこみが課題だと感じました。モーターは練習でしか使っていない8ターンに変え勝負に出ます。一方、余興のつもりでyamasanに自分でも使ったことのない7ターンのモーターを貸し出したのですが、これが後々裏目に出ることになるとは...
グリッド4番からスタート、すぐに2番手に順位を上げ、トップに迫ります。一時は背後に迫るもののトップのペースも速く、じりじり引き離されます。ここで気が抜けたか縁石でジャンプ!マシンは大きく飛ばされ、コースに復帰する間に5位まで順位を下げてしまいました。そこから追い上げ開始、そのときのトップグループはいしるさん、yamasanあたりのようでした。残り2分ぐらいで2位まで追い上げ、そのときのトップはリエモンシャーシを駆るyamasanが数秒前にいます。yamasanは私の貸したReedy7ターンモーターで10番グリッドから脅威の追い上げでトップに立った模様(ストレートで前車に追突しそうになりブレーキをかける程だったそうです)。しかしそこは7ターン、バッテリーダウンをし始めているようです。徐々に差を詰めますが仕掛けるまでの距離に至りません。そして8分のコール、最終コーナーを並ぶように抜けた2台のマシンの差は0.2秒、Hメインはyamasanの勝利となり、川場名産のりんごを獲得。私は残念ながら2位でした(ああ、あのミスが無ければ...)。3位にはいしるさんが入り、終わったあと皆で健闘を称え合いました。
こうして今年の全日本は終了しました。昨年は完走率も低く満足のいく走りができませんでしたが、今年は全ヒート完走でき、ヒート1位を取ったり決勝日もメイン優勝争いもできたということで私に取っては大変充実した大会でした。心配された天候も初日の雨以外は完璧で、またコースコンディションも運営の方々の努力により屋外コースとしてはすばらしいものでした。J-specは準備期間がほとんど無い状態での投入でしたが、予想通り非常によく走ってくれました。きみひこさんはじめ、サポート頂いた皆様に感謝いたします。これからはまたクレストスピードウェイにてJ-specのさらなる煮詰めを行っていきたいと思います。
ずらりそろったCRCマシン。最後にチームとCRCユーザーで記念撮影をしました。

決勝日の天候は雲ひとつ無い快晴!暑いくらいでした。

Hメイン上位の3台。左より私のCK J-spec、Yamasanのリエモン、いしるさんのCK3.2Rです。

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2006/11/04

Team CRC Japan2006レポート(42)

Team CRC2006メンバーのmatsさんからご自身10回目となるレポートをいただきました。前回レポートの続きになっています。 前回のレポートは こちら
1日目に発生したツイークずれの原因を探るため、終了後宿でマシンのチェックを行いました(全部で3時間もかかりました...)。 まず、高さのずれていたフロントサスアームの下面をサンドペーパで削り、両側のアクスルの 高さの差が0.1mm以下となるように調整しました。それでもやはりツイークはずれており、 シャーシ先端中央を持ち上げると本来重いはずの受信機側(車両右側)でなく、アンプ側(左側) が下がっていました。つまり左前輪に加重が大きい状態です。その左側に20g以上もあるAMBトランス ポンダーがさらに載るのですから、強烈な左巻きが出るのは当然です。
色々調べた結果、右シャーシブレースを止めている2本のビスを緩めると、ツイークずれが直ること を発見しました。さらによく見ると、前側のビスをとめたまま後ろ側を緩めた場合、シャーシブレースと ポストの間に隙間ができていました(下記写真参)。

どうやらポストの上面が軸に対して垂直でないようで、ポストを 回転させると、隙間が出ない位置が見つかりました。ここでビスを締めなおすとツイークずれは見事に 解消しました。ポストの寸法ばらつきによってシャーシブレースとメインシャーシの間に歪みが発生し、 それがツイークずれの要因となっていたようです。
また、クラッシュ等によりこのシャーシブレースがずれると、ツイークバランスが容易にずれることも分かりました。雨で中止となった第2ヒートで他車と接触したあと片巻き症状が出ました。ロールスプリングがシャーシブレースを止めている2本のビスと三角関係の位置にあるので、シャーシブレースがずれるとセンターピボットに対するスプリングの位置がずれることによるものです。この問題についてはきみひこさんに対策を依頼しましたので、今後CRC本社で改善検討がされるものと思います。
今回の問題によってツイークの調整について色々勉強になりましたので、私の調整法について紹介したいと思います。まず平らな板を用意し、水準器で水平を出します。走行用バッテリーは搭載せず、モーター、ピニオンとピッチングダンパーは取り付けます。タイヤは左右同じ径のものを取り付けておきます(下記写真参)。

ロールダンパーを外してツイークスクリューを一番上まで緩め、ロールをフリーにします。その状態でシャーシ先端中央をピンセットなどの先端の細いもので持ち上げて、シャーシの傾きを見ます。当然ですが重いほうに傾くはずです。私の場合、ポンダー無しで受信機側(向かって左)、ポンダーを付けるとアンプ側(向かって右)が下がる状態でした。まずは重力の法則どおりに動くか確認します。本来はメカ類をきちんと左右バランスを取って搭載するのがベストです。時間があればメカの配置をいろいろ変えて左右のバランスを取るのが良いでしょう。
ここからツイークスクリューを左右均等に締めこんでいきます。サイドスプリングがロアブレースにタッチするぎりぎりのところで、再びシャーシ先端中央を持ち上げて左右バランスを見ます。左右のタイヤが同時に持ち上がるよう、左右のツイークスクリューを少しずつ調整します。片方を少し締めたらもう片方を同じだけ緩めるようにします。左右のメカ類の重さ違いや、サイドスプリングの自由長のばらつきもあるので、左右の締め込み代は異なってきます。 フロントタイヤを片方ずつ持ち上げてみて左右同じ高さだけ持ち上がればOKです(下記写真参)。走行前にバッテリーを搭載し、配線をして同じようにチェックします。配線の具合によりずれが出る場合があります。

初期ロールを増やすためにサイドスプリングを若干浮かしたい場合は、左右の重量バランスをきちんと合わせておく必要があります。左右のテンションが異なっていると同じ隙間だけスプリングを浮かすことができません。
今回の大会では車種によらず左巻きに悩んでいる方を多く見かけました。路面の状況もあるかもしれませんが、左側にトランスポンダーを搭載する場合は左前タイヤの荷重が増えるので左巻きになりやすいです。必ずダミーポンダーを積んだ状態でツイーク調整をするようにしましょう。
次回は大会2、3日目の模様をレポートします。お楽しみに!
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2006/11/01

Team CRC Japan2006レポート(41)

Team CRC2006メンバーのraziさんから11回目となるレポートをいただきました。ありがとうございます m(_ _)m
Team CRC Japan 2006 レポート 11
Team CRC Japan 2006サポート待遇のraziです。
今回のレポートは、10月27~29日に開催されました1/12全日本選手権について、私自身の「インサイドレポート?」です。私から感じた全日本選手権、そしてどのような事をしてきたかについて書きます。
raziさんの愛車(全日本選手権レポートより)
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10月26日
前日から準備を進めていたのですが、かなり遅れまだ準備が完全でないまま11時頃に見切り発車?しました。この日はNRCで確認走行してから予約している沼田市内のホテルに前泊する事にしています。NRCには13時過ぎに到着し5パックほど走行。シャーシブレース間に取り付けしたリンク、先日購入したTeam Br00dのCPベース8×3[br00d-arm-cp-83] 、センターショックとフリクションチューブのオイル変更による変化、フロントスプリング変更による変化、軽量化の為に変更したサーボ(DS3401→NES-3125)、同じく軽量化の為CRCラージデフ→I社スモールデフに変更した点の動作確認や特性変化について確認しました。
5パックの走行から、センターショックオイルは#80(A社)、フリクションチューブオイルはCRCスーパーハード[CRC4214] フロントスプリングはCRC.020[CRC1393]を使用としました。リンクは取り付けした状態でのみ走行しましたが悪いとは感じなかったので今回は取り付けしたままで予選に挑む事としました。
予約したホテルには20時頃に到着しました。到着して驚いたのはエレベータがありません(>_<)部屋は3階だったので大量の荷物を階段で運びこみ、部屋でタイヤ貼りやボディの塗装をしました。荷物の運び込みはかなり体に応えました(T_T) 10月27日 5時30分に起床し6時30分頃に会場となる川場RCプラザに到着。すでに多数の方がいらっしゃいました。席はゼッケン番号毎に割り振られていましたが、前日に到着していた方々でいろいろ変更されていたようですがなんとか自分の席を確保しました。やっぱり開催前日からサーキットに入った方が良かったようです(^_^;)同じテーブルには、1/12で有名なショップ?のチームの方々がいらっしゃいました。 サーキットの路面は雨の影響により濡れています。本日開催されるか心配でしたが受付が始まりました。 私はゼッケン81です。エントリーリストでは参加者87人となっており、全日本選手権初参加の私は最初 の組の1番スタートを覚悟していました。受付時にくじを引くように言われました。何のくじ引きかわからなかったのですがとりあえず引きました。あとでわかったのですが、各組の1番スタートの方がくじを引き練習走行の出走順を決める為のくじだったようです。このくじにより、練習走行及び予選初日は2組目からのスタートと決まり私の組は最終ヒートとなりました。 受付後も雨が降ることもありましたが、主催者や有志による排水作業により数時間遅れで練習走行が開始されました。 練習走行は始めの数組のみAMBのトランスポンダーを取り付けての走行でその後は計測無しでした。この練習走行では、フロントおよびリヤタイヤはLラバーハードでJ●COホイール、モーターは昨日テストしたTeam Br00dのCPベース8×3を23/92で使用、ボディはスピード12としました。 私の組の練習走行が開始になりました。舵角が大きかったようで巻き巻きでしたが舵角を減らしたのとタイヤがなじんだのか後半は安定してきました。路面のグリップはかなり高いようでした。いよいよ予選1回目のスタートです。サイドスプリングの変更(ブルーのプリロードあり→ホワイトでわずかに浮かせる)とリヤタイヤをCRCピンク[CRC2396]の中古に変更して挑みました。まったくリヤタイヤがグリップしません(T_T)何度もクラッシュしながらスロー走行でなんとか8分完走です。
これによりフロントエンドブレース[CRC4287]とリヤボトムプレートを壊しました。シャーシを点検したのですがサイドリンクの動きが渋かったです。中古のリヤタイヤが原因の可能性もありますが本当の原因は不明です。予選2回目を控えていたので、壊れたフロントエンドブレースはL4用に変更、リヤボトムプレートとリヤポッドプレート、フロントスプリングを新品に交換する作業を行いなんとか予選2回目に間に合わせる事が出来ましたが、予選2回目途中に降り出した雨により予選2回目はキャンセルとなりました。
明日は予選1回目結果から組み合わせを変更して予選順位の下位からスタートになります。私はゼッケ
ンと同じ81位でした。スロー走行ながら8分完走したのが良かったようで明日は2ヒート目になりました。
話は変わりますが、同じテーブルにいるショップのチーム方々を見ていると、チームを仕切っている方(店長?)がモーターを調整しているようで、チーム員の方に「指数**で」とモーターを渡していました。それを見ていて正直「いいなあ」と思いました。私は、この全日本選手権で複数のメーカーの方がモーターメンテナンスのサービスをするのではないかと思い複数もモーターを用意したのでずが、持ってきたメーカーのブースはありませんでした。ちょっとがっかりです(-_-;)その日の夜はホテルで明日用のタイヤを貼ったりシャーシのサイドリンクの交換を行いました。
raziさんの愛車(全日本選手権レポートより)
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10月28日
この日は天候に恵まれ予定通りにスケジュールが進みました。
今日は私の友人「がっちゃん」がサポートに来て頂きました。非常に心強いです。昨日の失敗によりセットの変更の良し悪しがわからなくなったので、予選開始前にセンターショックオイルとフリクションチューブオイルはJSPECで始めにテストしていた#600(T社)と#5000(M社)に戻しました。サイドスプリングもブルーのプリロードありに戻しました。モーターはCP社の9×2(OFF用)に、ギヤは24/92に、タイヤはフロントがCRCパープルHR-38接着済新品[CRC2173] 、リヤがCRCマゼンダHR-38接着済新品[CRC2176]、ボディはスピード12にガーニーフラップを取り付けました。
予選3回目スタートです。タイヤがなじんだあとはよい感じで走行します。HR-38の良さがでて車がよくこ
ろがります。ところが、いままで発生していなかった問題が発生しました。特定のコーナーでノーコンが発
生します。これは厄介な問題です。車は弱アンダーで走行するにしたがってアンダーが強くなる傾向です。最後はバッテリーがたれましたが8分完走です。このヒートでは1位になりました。予選3回目記録 26周 8分16.690秒 ベストラップ 18.193秒 76位予選4回目はセット変更を試します。フロントタイヤをCRCパープル[CRC2393]をJ●COホイールで、モーターをTeam Br00dのCPベース9×2ジャパンスペック[br00d-arm-jsp-92]をギヤを24/92で使用します。ノーコン対策として何をしてよいのかわからなかったので、とりあえず送信機の電池を新品にしました。
結果としてはフロントタイヤの変更は失敗です。反応が悪くころがりもいまいちです。モーターは中間加速はよくなりましたが直線の伸びはいまいちです。バッテリーはたれなかったです。ノーコンも解消されなかったです。予選4回目記録 25周 8分04.042秒 ベストラップ 18.477秒 82位予選5回目は再度セット変更を試します。フロントタイヤをCRCマゼンダHR-38接着済新品[CRC2172]、リヤタイヤは予選4回目で使用した物です。モーターは同じでギヤを25/92にしました。
手持ちのピニオンギヤの状態が悪かったので、矢野さんからPRSのピニオンギヤ[PRS6425]を購入しました。取り付けてみると精度の良さを感じました。私のお気に入りになりました。ノーコン対策としては、受信機を新品に交換したのと、配線を点検したところレギュレーターから受信機につながるコードの一部が切れ掛かっていたので修理しました。
「がっちゃん」からはクリスタルを交換したらどうかとのアドバイスを頂きましたが、同じバンドの予備がな
かったので交換できなかったです。今回もセット変更は失敗になりました。パープルに比べステアリングの反応が悪かったです。ノーコンも始めは解消しなかったですが、プロポの持ち方を変えたら「ほぼ」解消しました。アンテナを垂直にしてプロポを体に近づけることでノーコンが減りました。今後川場RCプラザに行かれる方は参考にして頂ければと思います。ギヤ比変更によりストレートの伸びはよくなりましたが、握りすぎたからか若干たれました。
予選5回目記録 25周 8分22.612秒 ベストラップ 18.481秒 83位いよいよ予選最終となる6回目です。タイヤは予選3回目で使用した物へ交換、モーターはTeam Br00dのCPベース8×2[Br00d-cp-82-12]をギヤ23/92で使用します。さらにフロントのグリップ剤の塗り幅を内側1/3から内側1/2に変更しました。バッテリーは手持ちで一番良いデータの物(慣らしのみの新品)を使用しました。今回が予選の中で一番の走りになりました。ノーコンも2回だけでこのヒート2番手を走行してましたが、握りすぎたか最後はバッテリーがたれました。
予選6回目記録 26周 8分06.710秒 ベストラップ 17.504秒 78位初日より3つほど順位を上げて予選終了となりました。その日の夜は、矢野さんやワークスドライバーのヤッキーさんとかーとさん、メカニックのこうぐちさん等と焼肉屋で夕食をとりました。興味深い話も聞けて楽しかったです。明日に向けてのメンテナンスは明日サーキットで行う事として早めに就寝しました。
raziさんの愛車(全日本選手権レポートより)
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10月29日
いよいよ決勝です。予選の結果により決勝はHメイン8番手からのスタートです。
Hメインのスタートは10時過ぎなのでシャーシおよびモーターのメンテナンスをする時間が取れました。
セット変更箇所としては、ストレートの伸びと燃費向上を狙いボディのガーニーフラップを外しました。ギ
ヤ比は予選6回目と同じですが、ピニオンギヤをPRS 製[PRS6423]に、スパーは予選と同じPRS製[PRS6492]ですが新品に換えました。タイヤとバッテリーとモーターは予選6回目で使用した物としました。
決勝スタートです。無難にポジション通りに1コーナーを通過しました。ただし予選6回目の車の動きがか
なり違います。イメージ以上に曲がりこんでいます。路面の差はあるでしょうが、これはボディのガーニー
フラップを外した変化が想像以上に大きかったようです。また人間が少し「ドキドキ」していました。予選の時はそうならなかったのですが、やはり競り合いによるプレッシャーでしょうか。しばらくして「ドキドキ」は収まりましたが、「ドキドキ」するのはラジコンカーでの競り合いを普段していない影響があると思います。ちなみに今年参加したラジコンカーのレースは、1/12全日本一次予選、同2次予選、東京都内のサーキットでミニッツのレース1回、そしてこの本戦のみです。
話がそれました、決勝に話を戻します。決勝ではノーコンは発生しなかったです。バンドが変更になった
のと立つ位置が変わったからでしょうか。また、途中からステアリングの反応が悪いと思ったら急に切れ込んだり直線でふらつきます。握りすぎてまたもたれました。結果4位で終了です。
レース後車を見たら、バッテリー固定用のOリングが切れてました。今までクラッシュしてもOリングが外
れたり切れたりした事は一度もなかったので、バッテリーはOリングのみで固定していました。ずっと同じ
Oリングを使用していたので寿命を全うしたのでしょうか(^_^;)
また、サーボのギヤが欠けてました。決勝前に欠けていないのは確認したのですが・・・これはクラッシュのしすぎでしょうか(-_-;)
決勝記録 26周 8分14.282秒 ベストラップ 17.649秒 Hメイン4位
セット情報ですが今回は自身のベストとなった予選6回目のデータを書きます。
使用車種 カーペットナイフ ジャパンスペックコンバージョン[CRC-Jspec-Wb]
フロントまわり
・タイヤ:CRCパープルHR-38接着済[CRC2173] 42mm
・スプリング:CRC .020[CRC1393](約0.5mm)
・キャンバー:-1度
・可変キャスター:-10度
・キャスター:中間(キャスターブロックの前後にシム)
・キングピンシム:アッパー上 厚3 アッパー下 厚2 スプリング下 薄1
・トー:わずかにアウト
・ロアアーム下スペーサー:約2.0mm(Fibre Lyte製[Fibre003] )
・グリップ剤:黒缶10分後にTC-4を15分 内側1/2程度
・その他:ステアリングブロックはCRC4277B使用
キャスターブロックはCRC4266使用
ロアアームはI社.060ロアードを使用
ブレースはL4用を使用
キングピンはY社製を使用
L4用プロテクターを使用
サーボマウントとサーボセイバーホーンは国内K社製を使用
センターまわり
・センターショック:CRC DURAショック[CRC4281] オイルT社#600
・サイドスプリング:ブルー[CRC1295] わずかにプリロード
・センタースプリング:CRCレッド[CRC1340]
・フリクションチューブ用オイル:M社#5000
・ドループ:-1.mm(ロアブレース後端で測定)
・その他:アンテナマウントはL4用を使用
左右のシャーブレース間をリンクで接続
センターボールとリヤボトムプレートの間に約0.3mmのワッシャーを挟む
リアまわり
・タイヤ:CRCマゼンダHR-38接着済[CRC2176] 45.2mm
・ギヤ:23/92 スパーギヤはPRS製[PRS6492]
・グリップ剤:黒缶10分後にTC-4を15分 全面
・ハイトアダプター:I社1.5mmダウン
・その他
ボディ:スピード12 ガーニーフラップ付き、グラステープで若干補強
モーター:Team Br00dのCPベース8×2[Br00d-cp-82-12]
ブラシとブラシスプリングは標準
デフ:I社スモール
バッテリー:kimihiko-yano.net販売のPro Match Racing IB4200マッチド
受信機用電池とレギュレーターはkimihiko-yano.net販売のVXR Racing製
ボールベアリング、デフボールはkimihiko-yano.net販売の物
RC装置関連
送信機:M11
サーボ:NES-3125
受信機:RX431
アンプ:SPHERE COMPETITION
おわりに
今回に大会を開催されましたJMRCAの方々、大会スポンサーの方々、準備に協力された方々、参加選
手の方々、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。
そして28日にサポートして頂きました「がっちゃん」、大変助かりました、ありがとうございました。
JSPECシャーシを短期間で製作していただいたCRC様、ありがとうございました。ポテンシャルを引き出
せず申し訳ございませんでした。
そして最後にkimihiko-yano.net様、今年サポート待遇に選出していただきありがとうございました。今年1/12全日本選手権に出場できたのはサポート待遇になったからだと実感しております。
ブース展示お疲れ様でした。今回初めて1/12全日本選手権に出場して感じたのは、トラブル等もあり順位は下位でしたが終わってみれば「楽しかった」「面白かった」です。来年も参加してみたいですが、資金面や時間の都合もあり現在は来年どうするかについて未定です。
こんな感じに書くと今年のレポートは終了みたいですが、今年はあと2ヶ月あります。JSPECをさらに知
る、あるいは1/12をさらに知るための走行は続けるのでレポートもまだ続きますよ!
ということで今回のレポートは以上です。
次回のレポート内容はまだ未定です。
ではまた。
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2006/10/30

Team CRC Japan2006レポート(40)

Team CRC2006メンバーのmatsさんからご自身9回目となるレポートをいただきました。昨日閉幕した全日本選手権のレポートを早速送ってくれました。ありがとうございます!
みなさんこんにちは!川場RCプラザで行われた2006年度1/12電動レーシングカー全日本選手権に参戦してきましたので、その模様をレポートしたいと思います。川場には大会前日の木曜日に入り練習をしました。事前練習はこの日を含め3回で、最初の2回はJ-specのプロトシャーシ、市販バージョンはこの木曜日がシェイクダウンとなりました。木曜日はほとんどの選手が来られるので、何パック走れるか不安でしたが、混雑防止のため時間予約制が取られていたので十分に走行する時間を取ることができました。サーキット側の配慮に感謝です。
さて、J-specのシェイクダウン兼練習ですが、マシンのセットは既に到着されていたCRCワークスのヤッキーさんに教えてもらって、コース慣れの方に専念する形でした。マシンの動きはまずまずでしたが、左右ステアリング特性の違いが出たり出なかったり、また直進性も今ひとつで、色々いじってみましたが原因が不明なまま大会に突入することとなってしまいました。
大会1日目は練習ヒート1回と予選2回が行われる予定でしが、夜から明け方に降った雨でコースはウェット状態。路面が乾くのを待ちつつ、有志によるコース整備も行われ、昼前にはほぼ走行可能な状態になりましたので3時間遅れでレースが行われることになりました。それに先立ち、まず路面グリップを上げるためサーキットにシュガーウォーターが散布され、さらに1/8エンジンカーを走行させてそれを路面に馴染ませるという処置が取られました。これが後々波紋を呼ぶことになるのですが...。
予選の組み合わせは昨年度上位30位の選手が集められた組が3つと、それ以外の選手の組に分けられ、くじ引きでヒートのスタート順が決められました。私はたまたまその組のゼッケン1でしたので、くじを引いたところ、それがアタリ(いやハズレ!)で何と私の組が出走順の1番となってしまいました(同じ組の方、申し訳ありません...)。ということで、全日本の最初のヒートの1番スタートは私が務めることに。あまり遅い組だと夕日の逆光で車が見えにくかったり、苦手なナイターになったりするのでそういう意味では良かったと思うように気持ちを切り替えました。
練習ヒート、路面のグリップは前述の処理により全く問題なく、マシンの動きは前日の練習と同様まずまず。アンダー気味でしたが8分を安定して完走できましたので、自信を持って予選第一ヒートに挑みました。モーターは電池の持ちに余裕があり、勾配のきつい川場のコースに合うと思われる9ターンを選択。予選はこのままで通しました。そして予選第一ヒート、スタートして間もなく左コーナーで強烈な片巻きが発生していることに気づき、満足な周回ができぬまま8分終了。周回は24周に終わり落胆。この第一ヒートですが、大会中ベストのグリップレベルになっていたらしく、予選最終成績でも1ヒート目がベストタイムの方がかなり多くいました。その意味でも非常に残念な結果でした。
次組のマーシャルを終えてピットに戻り、片巻きの原因を探ります。走行前に合わせた筈の左右のロールがなぜか全く違っています。でも根本原因が判りません。CRCのテントに行き友人にツイークを合わせてもらったのですが、まだフロントタイヤの荷重が左右ずれているようでした。調べてみると左右のフロントアクスルの高さが何と1mmほども違っていました。昨日の練習でFサスアームを折ってしまい、片側のみ交換したのですが、その後時間に追われて十分にチェックしていませんでした(反省)。サスアームを削っている時間が無いので、片側にシムを追加して高さを合わせ、第二ヒートに挑みました。
迎えた第二ヒート、左右の特性違いは直りましたが、路面グリップが強烈に上がっていて、1ヒート目とは減速ポイントが大幅にずれており、特性に慣れるまでの数周はイン側の縁石に軒並みヒットさせてしまうくらいでした。そのせいか、特性に慣れた頃にリアタイヤが一部欠けてしまって、またも片巻き状態になり24周止まり。ところが、このヒートの終了間際に雨が降り出し、この第二ヒートは全てキャンセルとなってしまいました。
この日は宿に着いてから片巻きの根本原因を探るため、マシンを徹底的にチェックすることにしました。その模様は次回のレポートでお届けします。
今回のピット風景

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2006/10/25

Team CRC Japan2006レポート(39)

Team CRC2006メンバーのraziさんから10回目となるレポートをいただきました。全日本直前のお忙しいところありがとうございます ^^
前置き:レポート中「JSPECプロト」とあるのは現在発売中のJSPECの1つ前にテストしていたものです。JSPECプロトとJSPECシャーシの違いは・・
o JSPECプロトの方がJSPECより3mm程ロングホイールベース
o JSPECプロトのシャーシ厚は2.8mmほど。JSPECは2.35mmほど
o JSPECプロトにはサーボマウント用の穴が無い。JSPECにはガイド穴を設けた
o JSPECではアンテナ位置をさらに前側に移動できようにした
o JSPECプロトのフロントノーズ部をショート化し、CK3.2R相当にした
o JSPECのリア・ロア・ブレースは強度アップのため一部デザインを変更
o JSPECでは左右のサイドブレースの強度アップが図られた
o JSPECではダンパーチューブがショート化された
となっています。以上前置きでした。
Team CRC Japan 2006 レポート 10
Team CRC Japan 2006サポート待遇のraziです。
今回のレポートは、2次予選後からの本戦へ向けての活動状況と、販売を開始した「ジャパン・スペック・シャーシ(以後JSPECと書きます)」 について書きます。
では活動状況から。
9月29日
この日はJSPECのプロトシャーシを三郷市のNRCで5パック走行させました。レポート番外編で書いたスロットカーのレースでドイツに行ったりしていたので、2次予選(8/20)以来のラジコンです(^_^;) 今回はシャーシのテストだったのでL社のブラシレスモーターで走行しました。テストした感想を矢野さんや他のテストをされた方に伝えました。具体的な内容は・・・勘弁してくださいm(__)m
10月14日
この日も三郷市のNRCで、JSPECプロトで4パック、T-Fourceで1パックを走行。JSPECをさらに知るための走行とモーターおよびESCの比較をしました。本戦ではTeam Br00dのCPベースのモーター、L社のブラシレス用新型ESCを使用する方向で進めることとしました。
10月17日
本戦の会場となる川場RCプラザに行きました。JSPECプロトで4パック、 T-Fourceで3パックを走行。本来であればJSPECプロトでの調整をする予定でしたが、4パック目の走行時に大クラッシュをしてしまいJSPECプロトを壊したので、その後はT-Fourceで走行しました。壊れた部品は他のテストの方も壊していましたが、この情報は矢野さん経由でCRCに報告され、販売版のJSPECでは対策された部品になってますので皆様ご安心を(^_^)v
話を戻します。この日は天候に恵まれましたが走行はなんと私一人だけ(>_<)平日ですが本戦から2週間を切っていたので数人の方はいらっしゃると思ったのですが・・・。 コース管理の方にはグリップを上げる対応をして頂きましたが、さすがに1台の走行では限界がありゴム系のリヤタイヤでは厳しい状況で、CRCピンク、Lラバーハード、CRCグレー、CRCアクアと試した限りではCRCアクアが一番グリップしました。 この日のベストラップはJSPECプロトで記録した18秒1。FタイヤはLラバーハード、RタイヤはCRCアクア、ボディはスピード12をガーニーフラップ付きで使用しました。 18秒1では全然レーシングスピードになってないですね(T_T)このサーキットで1/12を走行させるのは初めてで、ツーリングカーで数年前(TRF414MやMR4TCの時代です)走行して以来なので描いていたイメージとはずいぶん違ってました。 10月23日 念願だった販売版JSPECのシェイクダウンをNRCでしました。5パック走行しました。JSPECプロトより車の動きが洗練され速くなっているのを実感しました。従来のCK3.2Rよりコーナー立ち上がりのトラクションのかかり具合が良いです。私はこの車で本戦に出場する事を決めました。 1次予選と2次予選を戦ったT-Fourceにも愛着はあるのですが、矢野さんや日本のカーペットナイフユーザーの声を集めて完成したJSPECで本戦を戦いたいと強く感じました。 この日はボディの比較も行いました。スピード12とスピード8(パーマ)とザイテックを試しました。ベストラップはスピード8でした。川場RCプラザで使用したときはスピード8ではバックストレート後の高速コーナー後半でリヤが流れていたので、本戦ではまずスピード12かザイテックで走行してグリップ具合を見てスピード8に変えようかと考えてます。 10月25日 現在このレポートを書いてます(^_^;) レポート作成終了後本戦に向けた準備をします。ボディやタイヤの作成、モーターやシャーシのメンテナンス・・・することが山積みです(-_-;) では、JSPECを製作して気がついたことなどについて。 製作時の注意点はkimihiko-yano.netのWebサイトに掲載されていますが、それ以外のポイントを書きます。 まずはフロント周りから。 JSPECでは、L4のプロテクターを完全に合うように取り付けが可能です。L4のプロテクターを取り付けた際には、フロントロアアームとシャーシに挟むタイプのスペーサー(Fibre Lyte製等)をシャーシ外側から取り付けするのが難しくなります。私は内側から取り付け取り外しをするようにしています(画像1参照)。 画像1 WS000066.JPG
ステアリング用サーボ取り付けのガイド穴を利用して穴空けすると、DS3401等J社のサーボ搭載時は右側にオフセット、K社のサーボは左側にオフセットする形で搭載できます(画像2参照)。
JSPECでは任意にサーボ搭載位置を調整できるようにする為(サーボマウント用穴を任意に空けられる)ガイド穴のみとしてあります。私はガイド穴を利用してDS3401を搭載しています。CK3.2RやT-Fource Team Red Editionのシャーシに空いていた穴はJ社のサーボに合わせていましたが、若干間隔が広くサーボ取り付けがしづらかったですが、今回のガイド穴では対策されているようで適切な間隔になっているので取り付けしやすかったです。
画像2(シャーシ裏面から撮影)
WS0000671.JPG
次はセンター周り。
JSPECではアンテナマウント取り付け用の穴が三つ空いています。前側二つを利用することにより、センターショック用のボールをアンテナマウント後ろ側の穴に取り付けて使用可能です。またL4用アンテナマウントも取り付け可能です。ただし場合によってはショック長を少し短くする(ボールエンドを切って短くする等)必要があります。私はショックのシャフトを短くしているのでボールエンドは無加工で問題なく取り付け出来ました。
フリクションチューブを取り付けするボールですが、シャーシブレース側(外側)のボールはタイロッドやセンターショックを取り付けする物と同じボールを使用して下さい(画像3参照)。
フリクションチューブを組み立てする際は、今までの物と同じボールエンドとそれを取り付けするネジ(銀色)はインナー(樹脂製の部品)に使用し、黒色のネジと新しいボールエンドはチューブ側に使用してください。
画像3
WS0000681.JPG
フリクションチューブを組んでみたのですが、従来のフリクションチューブと同じ番手のオイルでは柔らかくなるように感じました。短くなったのが影響していると思われます。まだ走行数が少ないので、たとえば従来のフリクションチューブの白キャップが新型ではどの程度の番手になるとかは申し上げられないのですが、この点は留意して組み立てして頂ければと思います。
最後にリヤ周りについて。
Webサイトではモーターの取り外しはリヤトッププレートを取り外して行う旨で掲載してあります。実際に取り付けてみたのですが、手持ちのTeam Br00dのCPベースのモーターでは、リヤアクスルを取り外した状態であればモーターマウント下側から(いままでのシャーシのように)取り付け取り外しが出来ました。
ピニオンギヤとショッキーダイオードは外した状態で確認しました。皆様はお持ちのモーターで実際に試してみては如何でしょうか。リヤアクスルを外すのとリヤトッププレートを外すのがどちらが良いかは皆様の考え方次第になりますが参考にして下さい。
JSPECとCK3.2Rのセットアップの違いについてですが、他のメンバーからは、JSPECプロトでは従来のCK3.2Rとほぼ同じとの情報が来ています。私はCK3.2Rの走行回数が少ないので詳しいことは申し上げられないですが、使用して感じたのは、サイドスプリングは1ランク柔らかいものか同じものにするのと、先ほど書いたフリクションチューブのオイルの変更(より硬い番手の選択)になると思います。
今回のレポートは以上です。
CRC製品を使用される方々が1/12全日本選手権で活躍される事を祈ります。次回のレポートは1/12全日本選手権本戦の模様を自己中心的に(毎回ですが)書く予定です。
ではまた。
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2006/10/01

Team CRC Japan2006レポート(38)

Team CRCサポートメンバー 和歌山県の まさ さんからレポートをいただきました。怒濤のレポート量に気合いが感じられます ^^
皆さんこんにちは サポート優遇のまさです。
Jスペックシャーシが、かっこよかったので似たものが作れないかな? と思い改造を始めました。
ベースのシャーシは [CRC1355] カーペットナイフV3.2用メインシャーシ を使いました。3.2R用のシャーシをベースにしてもよかったのですが、このシャーシの方が実測0.2mm 薄く、肉抜き穴も少しだけ大きいのでこれを使用しました。
1: シャーシをプロトみたいな幅を狭いものにしたいので、シャーシブレースを取り付けるためのポストを移設しなければいけません。いろいろ場所を探していると、ピポッド・プレートの両脇に細い方のポストがつけられるだけの隙間がありました。そこに、左右ずれないように、穴を開けて、皿加工をしました。
ついでにスペアで持っていた [CRC13991] ABPシャーシ用バッテリーブレースもつけられるようにしようと思い、今穴を開けた穴の隣にもうひとつ穴を空けました。
20061001-01.jpg
2: 次に、シャーシブレースのバッテリー押さえの部分に立てるポストの穴を、ワンピースリンクの横に穴を空けました。その後、ABPシャーシと同じところに、サーボマウント用の穴を空け、これでシャーシへの穴空けは終了です。
20061001-02.jpg
3: シャーシのいらない部分を切り落として形を整えました。 この[CRC1355] カーペットナイフV3.2用メインシャーシ のフロン部分は幅も3.2R用よりも広くオーバーハングも少し長かったので、ABPシャーシと同じ長さに切り揃えました。
4: 次に、シャーシブレース を自作しました。 CRCプロトみたいに、肉抜きもしようと思いましたが、ポストがピポッド・プレートの横で、シャーシブレースの横の強度も考え、肉抜きはしませんでした。 サイドスプリングの穴も、2種類空けました。(ノーマルと5mm外側) これで、手を真っ黒になりながらの作業は終了。 この後瞬間でカーボンのサイドを固めました。
(今回はスペアの為に、2つずつ作りました。)
20061001-03.jpg
左が3.2R用 右が今回の3.2改 これで11gの軽量化 シャーシブレースは2g増なので、全体で9gの軽量化です。
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5: これでパーツが完成したので、組み込みに入ります。 この時、リアボトム・プレートを [CRC1366] カーペットナイフV3.2用リアボトム・プレート に交換しました。 これも3.2R用よりも薄めです。
シャーシブレースは、赤で欲しいサイズがなかったので、[CRC1402] T-FOURCE用スタンドオフ を12mmに切って使用しました。
ABPシャーシ用バッテリーブレースを付けようとした時に、ちょっとトラブルが……
ブレースがアンテナ・ダンパーマウントに当たってしまうので、ABPのシャーシと同じ場所に穴をもうひとつ追加して何とか形になりました。
 
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6: 改造はここまでのはずだったんですが、車を見ながらこのレポートを書いているとまたいろいろと変えたい所が出てきたのでパーツを作りました。 
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サイドスプリングの動作量を今回の改造で変えたので、フリクションチューブの作動量も少し多くしようと思い、いろいろ考えた結果、こうなりました。 フリクションチューブの内側のボールスタッドを4mm上げて、だいたい16%くらい動作量が増えました。 4mm以上上げる予定でしたが、これ以上上げるとボディーとチューブが当たってしまうので、これが限界です。
これは今回の改造の予定にはなかったので、ネジ&スペーサーがシルバーですが、今度キミヒコさんにパーツを頼むときに、赤のネジ&スペーサーを注文します。
20061001-11.jpg
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この改造後、リアトップ・プレート を留めているネジがボディーと擦れて、アルマイトが剥げていたので、ついでにこの3つの穴も皿ネジを使えるように加工しておきました。
20061001-13.jpg
改造終了
20061001-14.jpg
追記:フロントホイールの二つのベアリングの間はスペーサーを入れています。これでホイールナットを最後まで締めても、ホイールは軽くまわります。
20061001-15.jpg
次回はこの車をシェイクダウンしてきます。
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