2006年03月12日

Team CRC Japan2006レポート(11)

サポートメンバーの神奈川県raziさんより3回目のレポートをいただきました。

Team CRC Japan 2006 レポート3 < CRC T-FOURCE >

Team CRC Japan 2006サポート待遇のraziです。
今回は3月5日に実施された谷田部アリーナでの1/12レーシング一次予選へ向けた練習と
レースの模様についてレポートします。

前回の練習(レポート2で書いた内容です)があまりに不調だったので、その2日後に
練習しに谷田部アリーナへ行ってきました。

実際に走行する前に、前回の結果から一部セットや使用部品の変更を行ないました。
・ステアリングサーボをS社からJ社へ変更。
 S社のサーボに問題があるのではなく、受信機用電池を搭載することにしたので、少
 しでも軽くする必要があったからです。
・ボディをスピード8からスピード12へ変更。
 これはボディで安定感を増やしたいと考えたからです。
 本当はMS-1の使用を考えたのですが製造中止と矢田部アリーナで伺ったので・・・。
・タイヤを前後ともにLラバー系に固定。
 レース当日は路面グリップが上がる事を想定したからですが、これが結果として裏目
 になったかもしれません。

では、その時の練習状況ですが、6パック走行を実施し5パックは8分を完走。
ベストは30周8分7秒、ラップタイムは15秒564でした。
平凡な記録ですが、車の動きが好みに近くなり私にとっては自信になりました。
この時のセットは下記の通りです。

フロントまわり
・タイヤ:Y社Lラバーファーム41mm Y社黒ホイール
・スプリング:CRC 0.5mm
・キャンバー:-1度
・可変キャスター:-10度
・キャスター:中間(アームの前後にシム)
・キングピンシム:アッパー上 厚2、薄2
         アッパー下 厚2
         スプリング下 薄1
・トー:アウト 0.3mm
・最低地上高:2.5mm(シャーシ前端)
・グリップ剤:白缶20分 内側1/3
・その他:ステアリングブロックはCRC4277B使用
     キャスターブロックはCRC4266使用
     ブレースはL4用を使用
センターまわり
・Tバー:A社1.6mm ツイークスクリュー仕様
・センターショック:DURAショック オイルA社#30
・スプリング:ゴールド
・バッテリー搭載位置:出来る限り後ろ
・ダンパーチューブ:CRC4212(白キャップ)使用
・その他:ボールシートはCRC4278使用
     Tバーブレース、スタンドオフはA社使用
リアまわり
・タイヤ:Y社Lラバーソフト42.5mm Y社黒ホイール
・ギヤ:27/94
・デフ:CRCラージデフ ボールはkimihiko-yano.net販売のセラミック
・グリップ剤:白缶20分 全面
・ハイトアダプター:I社2mmダウン
・最低地上高:2.5mm(バッテリー横)
ボディ:スピード12 スポイラー無し
モーター:COREツーリング9T
バッテリー:IB4200 kimihiko-yano.net販売のPMR社マッチド
受信機用電池とレギュレーターはkimihiko-yano.net販売のVXR Racing製
ボールベアリングはすべてkimihiko-yano.net販売の物

タイヤはフロントLラバーハード、リアLラバーも好感触だったので、レース当日に
用意するタイヤはフロントLラバーファームとLラバーハード、リアはLラバーソフト
とLラバーとしました。

次の練習はレース前前日の3月3日に行きました。
平日ですがレース前前日なので1/12を走行させている方は何人かいらっしゃると思い
ましたが実際には私だけのようでした。グリップもかなり低くラップタイムも16秒台
です。
そうこうしているうちに、雹や雨や雪が降りコース上に雨漏りしだしたので3パック
で矢田部アリーナでの走行を中止し、三郷のNRCで新品バッテリーの慣らしと新たに
購入したモーターのテストを行いその日の練習を終了しました。

レース前日は所用で(スロットカーのレースに出場していました)練習に行かなかっ
たのですが、これも裏目に出てしまいした。

だいぶ前置きが長くなりましたが、これからはレース当日の状況について。
当日サーキットについてびっくりしました!
コースレイアウトが大きく変わってます!!
レース前に1パック練習する事が出来たのですが、ものすごくグリップしないのです。
リアタイヤはLラバーを43mmで使用しました。
不安定な状況で走行させたのがまずかったようでクラッシュでTバーを折りました。

精神的にかなり不安な状態で予選を走る事になりました。少しでも車を安定する方向
に変更する事としました。

フロントまわり
・タイヤ:K社Lラバーハード41.5mm Y社黒ホイール
・スプリング:CRC 0.5mm
・キャンバー:-1度
・可変キャスター:-10度
・キャスター:中間(アームの前後にシム)
・キングピンシム:アッパー上 厚2、薄2
         アッパー下 厚2
         スプリング下 薄1
・トー:アウト 0.3mm
・最低地上高:約3mm(シャーシ前端)
・グリップ剤:白缶40分 内側1/3
・その他:ステアリングブロックはCRC4277B使用
     キャスターブロックはCRC4266使用
     ブレースはL4用を使用
センターまわり
・Tバー:A社1.6mm ツイークスクリュー仕様
・センターショック:DURAショック オイルA社#30
・スプリング:ゴールド
・バッテリー搭載位置:出来る限り後ろ
・ダンパーチューブ:CRC4212(白キャップ)使用
・その他:ボールシートはCRC4278使用
     Tバーブレース、スタンドオフはA社使用
リアまわり
・タイヤ:K社Lラバー45.3mm Y社黒ホイール
・ギヤ:27/94
・デフ:CRCラージデフ ボールはkimihiko-yano.net販売のセラミック
・グリップ剤:白缶40分 全面
・ハイトアダプター:I社1.5mmダウン
・最低地上高:約3mm(バッテリー横)
ボディ:スピード12 スポイラー無し
モーター:COREモデファイド10T V2エンドベル
バッテリー:IB4200 kimihiko-yano.net販売のPMR社マッチド
受信機用電池とレギュレーターはkimihiko-yano.net販売のVXR Racing製
ボールベアリングはすべてkimihiko-yano.net販売の物

フロントタイヤのコンパウンド変更及び大径化、リアタイヤの大径化、車高を高く、グ
リップ剤塗布時間を延ばす事でアンダーステアになる事をねらいました。
このセットは予選2ヒートともに変更しなかったです。

予選1ヒート目
一次予選は3年ぶりなので緊張しながらのスタートです。このレースはラウンドを兼ねて
いるとの事で前者同時スタートです。
スタート時は無理せずに走りました。途中クラッシュもありましたが8分完走です。
26周8分12秒、ベストラップは17:835。
一位の方は29周と3周差がありました。とは言え26周の方も複数でとりあえずなんと
かなったかなと言う感じです。

予選2ヒート目
セットは変えずに(前後タイヤは同じ直径で新品)走りました。
今度は前列のスタートですが、相変わらず始めは無理せず走りました。
27周8分7秒、ベストラップは16秒915でした。
トップは記録更新ならず、ただしラップは15秒台に入ってました。

一次予選は予選の結果で決めるとの事で私は9位で通過となりました。
CRCのサポートドライバーとしての初戦でありましたが、とりあえずなんとかなったと言
う安堵感で終わる事ができました。

ラウンドレースなので決勝があるとの事で、Aメインでの出走となりました。
バッテリーを準備してなかったので朝一に充電した予備用電池で、前後タイヤは予選2ヒ
ートで使った物、コーナリング初期の反応が悪かったのでフロントスプリングを0.45mmに
変更、モーターも新しく購入した物にして望みました。
朝一に充電したバッテリーのせいか、全然遅いです。レースを完走したなかでビリの7位
で終了しました。フロントスプリングの変更も裏目にでました。コーナー進入時に始めは
アンダーで途中から急激にインに入り込むようになりました。
決勝レースでのクラッシュで、初めてK社のサーボセイバーホーンを割ってしまいました。

今回のレース参加で、矢野さんやサポートドライバーのmatsさん、CRCを使用している方と
話す事が出来たのはよかったと思います。
ただ、参加者が25人だったのはすこし寂しく感じました。自分が参加した2003年の一
次予選は50人以上の参加者があったので、こんなに1/12のユーザが減ったのはどうしてな
のかと考えました。
4セル化によって一時的に参加者は増えたが、走行する場所が少ない、セットがむずかしい
(と言うか細かい)、運転が難しい等で減ったのではないかと想像します。
最近RCを始めた方は4WDのツーリングからと言うのが多いのではないかと思いますが、ぜひ
一度1/12等のリア駆動の2WDを走行させる事を薦めます。間違いなくドライバーのスキルを
向上させる事(特にコントロールについて)が出来ると考えております。
と言っている私が始めて操縦した1/12はK社のファントム4WDですが(^_^;)

今回のレポートは以上です。
ではまた。

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