こうぐちくんレポート〜Part15〜

第15回目はTRINITYから発売予定のReflex12に関する彼の考察レポートです。例によって文章・写真はこうぐち君に寄稿してもらいました。

トリニティ・アップ・デイト。今回は今が旬?トリニティのブランニュー、リフレックス12です。全日本のさなかに発表されましたが、これはU.S.ではウィンターシーズンがメインであるためと思われます。22.2J、98WE、2002ともに秋ごろに発表されています。今回はトリニティ社のホームページに掲載されたCAD画像からです。

バッテリーやメカ類を省いてみました。全体の作りがよく分かると思います。フロントにはバンパーが付き、リア周りは今まで見たことも無いつくりですね。
シャーシブレースは形が変更された模様ですが、基本的な穴位置は現行と同じようです。
ステアリングを左右に切ったとき、サーボセイバーとブレースとの干渉を避けるため、加工が施されているようです。肉抜きの穴の形状も変更されていますね。
フロントバンパー部のアップです。上からでは3点止めに見えましたが、下から見ると2点止めのようです。サイドに張り出したバンパーはクラッシュすると上下にたわむでしょう。でもサイドに張り出しているので、ボディの横が‘タレ’るのを防いでくれそうです。
支柱はアルミでしょうか?電動ドライバーのようにチャックにアンテナを挟み込むようなイメージです。Tバーボール上のピロボール。今回ここに注目です。ショックアブソーバー前部が固定される4−40ピロボール。ボール内部にネジが切ってあるのでしょうか?
アッパーポッドは平らな板のようです。それを斜めに取り付けるとは!普通じゃないですよね?ハイトアジャスターはリボルバーやカワダが採用している、ミミがマウント内に収まらないタイプ。アソシタイプだと、事後矯正が難しいのですが、このタイプだととても楽です。
2002からリボルバータイプのC型に変更されています。フリクションチューブの位置とショックの位置が異様に近いのですね。もしか?してリボルバーのアッパーと穴位置が同じになるかも知れません?ところでアッパーポッドの右前、ここだけが皿ネジ加工されていないのは何かわけでも?
ポストが斜めになるからでしょう、ポスト用のネジが2点止めになっているようです。レフトアクスルマウントの2つのネジ穴はかなり寄っていますね。マウントが首を振るのが怖いです。取り付けは難しくなるかも?上下ポッドともC型なので精度を維持するという点で2002のほうが良いかもしれません?
ポストを含めアクスルマウントもイケてます。マウント自体はさらに肉抜きされた印象を受けます。
見た目コラリーのような、リボルバーのような印象です。モーター位置が現行型より1.27mmも下がるとのことで、モーターの路面との干渉が心配です。今の位置でも干渉しやすいので。
右ハブは新型のようです。デフリングを3点支持するタイプで、果たしてきちんと面が出ているか?あわせてデフリングも専用となるのでしょうね。

デフリングを外したところです。僅かにリングにかかる構造のようです。
リアアクスルもデフリング3点支持のようです。IRSのような強度があるといいですね。
バランス取りされたレフトハブです。ハブのバランスはヤッキーさんが世界で始めて挑戦したもので、今回のこのハブは日本からの以来加工ということ。トリニティユーザーの声が届いたのでしょう。細かい配慮がにくいところです。
マウント側にかなり張り出しています。タイヤは左につきますから、トレッドスペーサーは薄いものとなるでしょう?
チューブはブレースの下からのアクセスになるようです。これがまた真新しくていいですね。でもグリスの効きは分かり辛くなるはずですから?またはより固いものが必要になるかもしれません??
ブレースのみです。真ん中にはチューブの逃げが設けてあります。サイドに張り出しているのは、リアボディマウント用の穴のためです。マウントが長いとクラッシュ時にブレースにかかる衝撃が増え、折ってしまうかもしれません。スペアパーツが欲しい部分です。
サスアームの間、サーボの下ともに穴の形が変更されています。リア両サイドのブレースの穴は、現行より後ろに位置しているように見えます。バッテリーの後ろ側のクビレ加工はいいアイデアですね。
まとめ。

発売が楽しみですね。
また同時に発売されるという、リフレックス12専用ボディにも注目です。“超張り付く”という名のボディだとありました。
Will have a new body designed just for this car that is "super slammed" with killer downforce