クレストスピードウェイの紹介
サーキット紹介の第三回目は関東圏では規模・レベルともにトップのクレストスピードウェイです。
場所:群馬県佐波郡です。北関東自動車道の前橋南ICから車で10分の好ロケーションです(地図はここにあります)。
クレスト(crest)は「頂点」や「山頂」という意味で、2001年度1/12全日本Aファイナル入りのエキスパートの方々が通う、まさに名実ともに「頂点」のサーキットと聞いていました。以前から「いつかはクレスト。。」と思っていて、先日ようやく愛車アソシ12L3を持ちこむチャンスができました。前の夜は興奮して眠れませんでした。
クレスト。手前が併設ショップ、1/12パーツも豊富にある。お店の方も親切でいろいろとアドバイスしてくれました。奥の建物の中にカーペットコースがあります。独特のグリップ剤の匂いを感じつつサーキットを見学してみました。
まずビックリしたのが操縦台の高さです。晴海慣れの僕にはとても大きく見えました。実際2メートルくらいの高さがあります。見下ろす感じで操作しなければいけないので始めは少し戸惑いました。それなりに車も小さくみえます。ピットスペースは操縦台の下(1F)と操縦台の後ろ(2F)にあります。
ワクワクしながら操縦台の階段を上がっていきました。
操縦台からコース左側を見たところ。カーペットは薄いブルーで大変目にやさしい感じで新鮮でした。グリップ剤の使用が可能なため黒い走行痕があります。周回は反時計周りになります。左側のレイアウトは大きめのコーナで構成されていました。
これがコースの右側です。こちらは一転、小さなコーナで構成されています。コースの右と左で構成が違うのが面白いと思います。右側セクションはコース幅が狭くなっています。
操縦台の後ろにはこのような装置が。使用するバンドのスイッチを入れるとランプが点灯します。走行前にはこのスイッチを使って「使用中」を宣言します。
これは操縦台正面の壁にある電光掲示板です。スイッチを入れたバンドはこのようにサーキット全体の人が確認できるようになっています(う〜ん、便利)。ためしに09バンドのスイッチを入れてみました。
操縦台が高いのでとても見通しが良いのですが、ストレート後の高速コーナーが要注意でした。なぜかというと。。
操縦台からは見えないのですが、実際はこのようにゼブラゾーンになっています。うっかりココに乗り上げると最高速に近い状態で飛びます。その後は壁に激突です。始めの1パック目で洗礼を受けてしまいました。幸い車は壊れませんでしたが運(腕?)が悪いとRアクスルシャフトがポッキリ折れるかもしれません。でもこのコーナを大回りしてしまうとその次のコーナアプローチがうまくいきません。最後の数パックではうまく操縦できたと思いますが、常連さん達はこのコーナをどのように攻略しているのでしょうか。次回はその辺をチェックしてみようと思います