新城サーキットの紹介

サーキット紹介の第六回は愛知県新城市の新城サーキットです。掲示板でおなじみTRINITY使いのヤッキーさんのホームコースです。このサーキットには1/12武者修業のため2002/09/13〜15の間、練習&レース参加してきました。

操縦台からコース右側をみたところ。周回は半時計周りです。上りのストレート後、90°コーナを抜け、S字コーナ、そしてインフィールドへ入っていくレイアウト。
   

コース中央部のインフィールドセクション。GPカーも走行可能ということでレコードラインには走行痕があります。グリップは良かったですが、コース上にはうねりやギャップがあるので車高は4mm〜5mm程必要です。

   
インフィールドを抜けると、短い下りストレートがあり、そしてヘアピンコーナがあります。このヘアピンではブレーキを使う人もいるようです。ヘアピン前のストレートはかなり狭いので減速時に車が安定しないセットだとタイムアップは望めないそうです。
   
ヘアピンから見たコース全景。傾斜したコースがよくわかります。ストレートは上りになるためモータのパワーも要求されます。現地のドライバーは9Tモータを使うことが多いそうです。1/12をゆっくり走行させた様子はこちら
   
車椅子の方でもRCを満喫できるように操縦台にはスロープがついています。この他にも駐車場からサーキットへの入り口やトイレにもスロープがありました。すばらしい配慮でちょっと感動。操縦台の下はピットスペースになっています。
   
ピットスペースには扇風機とコンプレッサーが準備されています。
   
コンプレッサーの横には吸引ファンがあって太めのホースが接続されています。何で?と思いその先を見てみると。。
   
なんとホースがコース外周に張り巡らされていてクラッシュダメージを緩和する工夫が。ナイスアイデアです。おかげで三日間を通じて壊れたパーツはゼロでした。
   
コース脇には犬小屋があり、オーナさんの愛犬「テン」が住んでいます。最初は名前がわからなかったので「ジョン」と呼んでました^^;; 転んだ車を起こしてくれる技があれば最高!とか思ったのは贅沢かな〜? 一月十日に生まれたからテンって名前だそうです。
   
サーキット脇には工作室があり、フライスマシン・旋盤・ボール盤・糸のこ盤があり、使えるようになっています。自作マニアにはたまらない環境ですね^^
   
工作室にはオシロスコープもありました。これはオーナさんのお仕事で使うものだそうです。出来合いの部品を買ってくるのではなく自分で工夫してパーツを作って欲しい、というオーナさんのポリシーにまたまた感動。
   
上りストレート出口からコースを見たところ。建物の1Fに受付、喫茶スペース、ショップがあります。
   
ナイター設備も完備。夜間走行も問題ありませんでした。
   
ジュースと冷凍食品の自販機もあります。すぐ隣には喫茶レストランもあり、食料の確保に問題はありませんでした。
   
自動販売機には「ピークカット」のステッカーが。なんか充電器みたい^^;;
   

ショップにはちょっとしたお菓子やインスタント食品が用意されています。ブタの貯金箱に「自己申告」でお金を入れるシステム。アットホームです。ご馳走していただいた「五平餅」もおいしかったです♪

   
決して沢山とはいえない販売パーツですが、主要車種のパーツはしっかりとおさえていました。旧P35ボディーも在庫してました(もちろんゲットです)
   
店内には常連さんの愛車達が所狭しとディスプレイされています。懐かしのデューンバギーやF2もありました。入手できないパーツは工作室で作って復活させてるそうです。
   
コース脇には子供用の乗り物もありました。フロントキャンバーが微妙についているのがマニア的です。座ってみたけどやっぱり狭かった^^;;