CRC Japanエースドライバー ハヤト選手からチームレポートが届きました
皆さんこんにちは、TeamCRCJapanのハヤトです。
レポート遅れてしまいましたが、今回は8月20日~22日 中国で開催されたIFMAR 12EPR世界戦選手権のレポートです
レース結果は、既にKimihiko-yano.netさんが詳しくUPしてくれていますので、
今回は、世界戦で仕様したマシン&タイヤ&パワーソース&メカについて紹介させて頂きます。
①マシン
世界戦に向けて、今回はXti-WCアルミシャーシ仕様(全日本で使用したマシン)と世界戦に向けて開発を進めてきたプロトマシンの2台を用意しました。
<Xti-WC アルミシャーシ仕様>
<世界戦スペシャルシャーシ>
・現行のXti-WCとの違い
低重心化されたMOTORマウント (スライダーが短くなっているので曲がりにくい)
サイドリンクが長い(XRAYと同サイズ) 現行のサイドリンクも装着可能
メインシャーシの変更(フロントロア―ブレース無し) *カーボンはハードタイプ
サーボ吊り下げ
世界戦では、シャーシにマーキングが必要なため、どちらのマシンで参戦するか迷いましたが
Teamマネージャー遠藤さんと相談して、世界戦プロトを使用することにしました。
Teamメイトのコウスケ&アキオ君も同じシャーシで参戦なので、公式練習では色々と3人でセットを試し、予選開始までには、ホボ3人同じセットでいい感じになりました。 このシャーシは、TeamCRCJapanがテストを重ね、CRC本家にフィードバックし現在も開発進行中です。
まだまだ色々煮詰めていくので、販売はまだ先になってしまうと思います
11月末 谷田部アリーナさんで開催されるAOCのCRCブースで、世界戦マシン展示予定です
②タイヤ
世界戦に向け我々TeamCRCJapanが用意したタイヤは、カーペット路面で定番のGXX35前後
、グリップが低かったことを考えGXX30前後、途中グリップが急激に上がることを考えA30 前後
とCRCピンク・フロントの4種類を用意しました。
練習走行では、まだグリップが低いと考え、GXX30で走行開始、なかなかいい感じでグリップするが
5分くらいから、アンダーが強くなり、最後には巻き巻きです。 慌ててピットに戻って確認すると、フロントタイヤが無くなりホイルが見えてしまっています。
今回の世界戦で使用したカーペットは、毛が硬くタイヤが凄く減ってしまうようで、どのTeamも
タイヤ選択に悩まされている感じでした。
TeamCRCは、後半のLapの落ち込みを減らすため、前後GXX35の硬め(硬度 38~39)を選択し、 タイヤ径も、通常により少し大き目な42.5㎜~42.7㎜で使用しました。
③パワーソース
MOTOR: TRINITY D3.5 (本当はD4を使いたかったのですが、世界戦公認の関係でD3.5 )
Battery: Revtech FoumulaX (こちらもホワイトカーボンは世界戦公認が間に合わなかったので)
ESC: TEAM POWERS Radon Pro V2 1s (パワー&燃費とも問題なし)
④メカ (全てKO PROPO)
送信機: EX-2 RR (プロト)
受信機: KR‐415FHD (プロト)
サーボ: Rsx12 アルミ仕様 (プロト)
KO PROPO穴原さんには 車出し&サーボの設定等 大変お世話になりました。
EX-2 RRは、近日発売予定です。レスポンスは勿論、スロットルのフィーリングがとても良くなっているので皆様も是非お試しください
今回のレポートは、簡単ですが以上とさせて頂きます。
最後に、遅くなってしまいましたが世界選手参戦にあたり、サポートして頂いたメーカー様に
この場をお借りしてお礼させて頂きます。
・Kimihiko-yano.net様 (タイヤ&パーツ&遠征費 等々)
・CRC様 (タイヤ&マシン&パーツ)
・TRINITY様 (MOTOR&Battery)
・KO PROPO様 (メカ一式&現地サポート)
・TEAM POWERS様 (ESC&現地でのサポート)
・VBC RACING様 (マシン&パーツ&現地でのサポート)
・AXON様 (スパー&ベヤリング&オイル関係)
・スクエア様 (パーツ)
・Early Custom様 (BODY&ペイント)
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