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Team CRC Japan2018レポート(24)

ヤッキーさんより今月のチームレポートが届きました。今回のレポートで使用されたプロトシャーシは近日発売します。今週末のAOCでチームドライバーが使用いたします


皆さんこんにちはTeam CRC Japan 総監督?のヤッキーです。

今回は10/6日にクレストスピードウェイさんで開催された月例レースに参戦してきましたのでセッティングシートの公開と、セットの詳細レポートです

 

セッティングシート(PDF)

 

まずセッティングシートをよく見て頂きたいですが、初レイアウトでしたので攻めのセットではなく安定方向のセットになります。

近々発売になるフロントワイドドレッドのカーボンシャーシを使いました。フロントワイドドレッドによりハイグリップ路面でも良く走りますし路面の変化に対してキャパが広く安定した走行が可能なのとアルミシャーシより転がり感もあります。

このシャーシ専用のフロントトッププレートも専用の物で少し板厚を薄くしてありこれも近々発売になります。

 

さらにロングアッパーアーム用のプレートも後日発売になるんで楽しみにしててください。

タイヤはいつものPM3 Hコンパウンド決め打ちし、じゃんじゃん練習できるように事前に削って行きました。迷いたくないのでフロントH29 / リヤH27といつものパターンです。

この日は路面が良く、事前に削ったタイヤ径(F40.5/R41.5)では少し大きい気がしましたが勿体ないのでそのまま使う事にしました。

フロントタイヤは先日発売されたスクエアさんのグルー専用瞬間接着剤を使いました。これが良い感じで塗り重ねにより曲がりをコントロール出来ます。この接着剤は自然乾燥させると時間が掛かるので、プライマーを使った方がより確実なグルーが可能になります。路面コンディションにより、1回塗り2回塗りと使い分けましたがレース路面では2回塗りでやりました

私のホームコースでもあるDayzさんとグリップ剤は同じですがCRCグレーカーペットは厚さもあり、タイヤが沈み込む感じでフロントが引っ掛かり気味になります。なので、ショルダーグルーが基本になります。

それと新品タイヤが動きも良くレースは毎回新品でしたが、ここで使ったタイヤはまだ径があるのと最近は何処のサーキットも同じタイヤなので他のサーキットで径を調整して再度使えて経済的です。

参考までにストッククラスで完全優勝したSRFの松島さんは前後H29で素晴らし速さでした。タイヤに関してはこれぐらいです

 

次はノーマルとの変更点ですがリヤトッププレートは自作しています、これは[CRC15651](F1用)または[CRC3263] ロングトッププレートの後ろ側のダンパーピロ位置と同じです。あとはリヤロールセンターを0.5mm下げてます。この方法はまたの機会にご紹介します。

 

それと写真のようにサーボマウントのポストをダンパーピロの下に追加して、後ろ側のポストはバッテリーストッパー代わりにして上のビスは使ってません。これは、前回のレポートにも書いたDayzさんの「夜ちゃれ」レポートと同じセットです

 

セットの方向性としてクレストさんのレイアウトは中速コーナーもありスロットルを入れながら曲がり込む感じなのでプッシュアンダーが出たらタイムも出ませんので、サイドスプリングを硬くしそれに合わせたトータルセットとしました。

初レイアウトでしたので安定重視でパキパキ曲がるセットではありませんが、フロントのグリップ剤塗り幅を増すだけで曲がりは調整でき良く走るセットだと思うので参考にして見て下さい。レースは予選15名中9位と惜しくもAメイン入りを逃し(8人切り)Bメイン優勝でした。

Aメイン優勝はCRC25J使いの山本選手でした。山下君と篠宮さんのバトルはかなり見ごたえのあるレースでした。後半の混乱の中、山本選手は淡々と走り優勝!おめでとうございます!!

今回クレストさんのとんでもなく速い若者はぶっちぎり予選TQの山下君のみで平均年齢は非常に高かったです。

クレストのアイドル、イオン君のメカニックもやり忙しかったですがピットの雰囲気も良くレースはとても楽しかったです。また機会があれば参戦してみたいと思ってます。

以上でレポート終わりですが、今回のお勧めパーツは

http://www.teamcrc.com/crc/modules.php?name=Shopping_Cart&file=product&c_op=viewprod&prodID=7719814

↑です。お勧めと言うか私もまだ未入荷品なので私もテストしてませんがダンパーエンドやピストンのサイズの見直しがされ、よりスムーズなダンパーになるようです。一見地味な変更に感じるでしょうが、CRC社の意欲が感じられます。入荷したらレポートする予定です。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

では、またです!


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