サイトアイコン kimihiko-yano.jp

Team CRC Japan2006レポート(34)

Team CRC2006メンバーのヤッキーさんから4回目となるレポートをいただきました。
皆さんこんにちは、ワークス優遇のヤッキーです。
今回は9/3に行われた全日本選手権中京地区二次予選のレポートをお伝えします。
 まず、路面コンディションを確かめるためと、最終的なセットアップ行うため予選会場であるシルバーストーンサーキットに前日練習に行きました。前回のレポートでクルマの仕上がりは満足してましたので、セットはそのままで走行させて、路面コンディションを確かめることにしました。
 走行前に走らせた方に聞いたところ、路面はあまり良くないとのことでしたのでFタイヤのグリップ剤塗り幅を1/5から1/2に変更し走行させてみたところ全然喰わない路面でビックリしました。全然喰わないと言いましても他のサーキットと比べればグリップは格段にいいはずなんですがこのサーキット特有のメガグリップ路面と比べれば1/2程度のグリップレベルです。この路面ですとハイサイドやザクリの心配は全くなく、曲がらないクルマを曲げるセットに変更するだけです。
数パック走行させ最終的なセット変更は
 ○Fタイヤ:カワダLラバーハード→カワダSH
 ○Fスプリング:0.5→0.45
 ○センターショックオイル:#1200→#1000
 ○サイドスプリングテンション:約1mm浮かし
 以上の変更で若干アンダーステアですが当日路面が上がることを期待して前日練習終えました。
《予選当日》
 参加人数が17名と聞き全員通過確定なので気持ち的には楽でしたが年々減少する参加人数は考えものです。1/12人口が減ってきたのでようか?寂しいです。
 話は逸れますが、私はラジコン歴の100%近く1/12レーシングでして、もう20年以上飽きもぜずやってます。ピュアレーシングの醍醐味はシンプルな構造がゆえセットの奥の深さとダイレクトに反応するステアリングやストレートスピードの速さなど他にも色々と魅力溢れるカテゴリーでRCカーの原点です。沢山の方に1/12の面白さを知ってもらいと思ってます。
 
 話は戻りまして、当日は1時間半程、直前練習が可能でしたので完璧にメンテナンスしたクルマと新品のボディで前日のセットのまま走行させてみました。
 期待してた路面コンディションは全く変わらず、弱アンダーのままでした。レース当日に大きなセット変更はギャンブルになるので、このままで行くことにしFタイヤ径のみ0.5mm大径にしました。
予選は5組あり私は3組目5名での走行になりました。
1回目
 グリップ剤を完璧に拭き取るためクリーナーを使い拭き取りました。これが問題でスタートして数周グリップ安定せず走らせ辛かったですが数周後はクルマは良く走ってくれてヒートトップをキープしながら淡々と走行させてたところ、何故か7分30秒でバッテリーダウンなんとかゴールはしましたが記録は47周8.01で暫定順位8位
反省:クリーナーで拭き取るのはいいが、ある程度乾燥させてからでないとダメ。バッテリー・モーターは良いはずなのに何故タレた??
2回目
 気温上昇に伴い湿度がみるみる低下してく(湿度が下がるとグリップダウンする)ので午前中最後のこのヒートに賭けることにしました。手持ちバッテリーで一番良いものにし、モーターをそのままで指数を上げました。通常は下げるのですが、上げて転がりをよくし燃費を稼ぐ作戦です。もちろんそれに合わせたスロットルワークをしないといけません。クルマのセットとタイヤはそのままでFタイアのみ左右入れ替えグリップ剤の塗り幅を1/2から4/3にしました。今回はクリーナー拭き取りは止めペーパータオルでゴシゴシ拭き取りました。前ヒートトップだったためスタートはトップで出れます。スタートしてみるとクルマはベストに近い感じでしたので、調子に乗らず無駄なパワーを使わずそぉ~と走る事だけを考え走りました。途中、周回遅れの方と絡んでしましタイムロスしましたが、アナウンスを聞いてるとギリギリ49周に入れるペースのようで集中力を切らさぬよう走り続けました。しかし、残り10秒でまたしてもバッテリーダウン。一気にペースが落ちてしまい49周に届かず。
記録は48周8.00でした。暫定順位6位
反省:後半のペースアップが早過ぎバッテリーダウンしてしまった
3回目
 昼食タイムを挟み予選最後のヒートです。モーターを少し燃費の良いもの換えた以外2回目と同じセットです。スタートしてみるとクルマは調子良く記録更新出来そう!しかし、気負いし過ぎた為、ミスをしてしまいタイムロスとまたしてもバッテリーダウンで記録更新出来ずに終了してしまいました。
反省:3ヒートともバッテリーダウンとは・・・無駄なパワーを使い過ぎた
最終結果は6位で予選通過です。
クリックすると大きな画像

《予選セット》
○全体
ボディ = パーマスピード8 (翼端板追加)
車重 = 864g(ポンダー有り)
シャーシ = 2.5mm無加工ノーマルシャーシ
グリップ剤 = マイティーグリッパー 5分 F 1/2 R 全塗り
前後タイヤ = 前・カワダSH 41mm、後・CRCマゼンダ43mm 
前後ホイール = 前・TRC、後・CRC HR-38
ギア比指数 = PRS PRO-LITEスパー・92TPRSピニオン・23T 、指数・33.7
車高 = およそ 前・2.5、横・2.3 、後ろ・2.2
○フロント
スプリング = ウルフ0.45
キャンバー、キャスター、トー = 1°、 前後にシム、 僅かにトーアウト
キャスターブロック = CRCアルミ10°
キングピンシム = ナックル下0.25mm、ナックル上0.75mm、アッパーエンド上1.0mm
リバウンド = 無し
タワーバー = アソシカーボンバー
サーボマウント = アソシ製から自作 スラント搭載
サーボセイバー = キンブロミドル、最も内側の穴にピロボールを配置
○リア
ロールセンター= CRCローロールセンターキット
           アソシフリクションパット用Oリンクをピポットボール下に挟む 
サイドスプリング = WIND TUNNELプログレッシブ・スプリング(オレンジ) スプリング下のボールは排除 約1mm浮かし
フリクショングリス = 京商 #1000  
ライドハイトアジャスター = IRS 2.0
センターショック = CRC Dura-Shock
ショックオイル・スプリング = 京商 #1000 ・ CRCレッド
リバウンド =  約1mm
リアトレッド = 170mm 
○メカ類
モーター = Team Br00dモーター チェックポイント8×2
バッテリー = PMR
別電 = VXRLi-Po 120mAh
ESC = GM SX-12WM
サーボ = 3401
レシーバー = 203F
 以上で予選終了ですが、エキビジションとして各メイン決勝レースが行われ私はAメインで走ることになりました。Aメインは7名でCKユーザーは私だけでした。土地柄カワダカーが圧倒的に多いのは仕方ないですね。決勝結果は、クルマのセットを変えたのが裏目に出てしまい最下位でした(恥)
セット変更はFタイヤが若干外減りしてたのでキャンバーを少し増やし曲がりをよくしようと試みましたが、やり過ぎたようで、前後バランスが崩れ難しいクルマになってしまいました(反省)
 過去3回このサーキットで予選参加して今回がベストリザルトでした。これはカーペットナイフの好調がこのような結果になったと思います。改めてこのクルマの良さを感じました。
無事予選も終わり次は本戦に向け準備開始です!
 本戦会場の川場RCプラザは一度も走ったことがなく少々不安ですが事前練習にも出向き出来る限りのことはしたいと思ってます。
 その練習ですが、今月の17~18日に連休を利用して行こうと計画してます。本戦に出場される方はもちろん、出場されない方も都合つけばお集まり下さい。人数が多い程路面コンディションは上がりますので効率の良い練習が出来ると思います。
以上で今回のレポート終わりです。
2006年度の他のレポートを見る
2005年度のレポートを見る

モバイルバージョンを終了