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チームレポート2021(2)

今回のレポートはMAP 1/12プロストッククラスで優勝経験もある岩井圭太 選手からいただきました

Li-Po 1セル + 13.5T + 安価なコントロールタイヤで楽しむ1/12プロストックは程よい速さでユーザーも増えてきています。kimihiko-yano.netとしてもこのクラスを強力に応援しています。今後さらにユーザーを増やすことでMAP/EPS-J、最終的には1/12カテゴリーが盛り上がればと思っています。

この思いを岩井さんに伝えたところ快く協力していただけました。岩井さん、お忙しいところありがとうございました!

今回は1/12プロストッククラスのタイヤとモーターのお話です。必見


EPS-J で 1/12 プロストッククラスに参戦しております、岩井 圭太と申します。
昨年よりこのクラスで採用されておりますBSR 社のコントロールタイヤに関しまして年間での使用経験でレポートをさせていただきます。1/12(特にプロストック)を初めてみたい方の一助になれば幸いです。

プロストッククラスのトップ3常連の岩井選手(写真は昨年のもの)

 

【BSR社のコントロールタイヤの特徴】

私が感じた特徴です。

・グリップ感は、プロストッククラス、カーペット路面におきまして良好です。

・このタイヤは、ユーズドの再使用でもグリップ変化は少ないです。

・摩耗性は、(8分の走行において)Frontで-0.15mm~-0.2mm程度、Rearで-0.1mm~-0.15mm程度です。(2020年の1月時)

【BSR社のコントロールタイヤタイヤ径】

・開封時でFront:44.5mm、Rear:45.0mm程度です。

・気温が高い季節は小径傾向で、気温が低い季節は大径傾向で使用することで良好なグリップ感です。

昨年のEPS-Jで使用したレース時のタイヤ径

※すべてフロントタイヤにはショルダーグルーをしています。

*矢野注:岩井選手は上記7/23のレースでこのクラス優勝している

【BSR社のコントロールタイヤタイヤの使用法のご提案】

通年でプロストックを楽しまれる方には次のような使用方法をご提案します。

⓪タイヤは複数セット購入します。前後別に購入可能なので減りが早めのFrontタイヤを多めに追加購入します。

*矢野注:BSRのコントロールタイヤはMAPで現地販売しています。接着整形済みで前後各1000円

①Newタイヤを使い始めるなら12月~3月が適していると思います。

②使い始めはFront:41.3mm~、Rear:41.8mm ~くらいがよいかと思います。

③1セットを1日で使いきるのではなく複数セットでローテーションして走行します。

④走行後はタイヤ径ごとにグルーピングして袋(ジップロック)で保管して、季節(気温)にあわせて使用します。

(気温が高い季節は小径傾向で、気温が低い季節は大径傾向で使用します。)

★小径になったものは夏に使います!( Rear:40.0mm はまだ使用可能です)

◇複数セットをタイヤ径ごとにグループ化してローテーションすることで通年で使用していきます。

次に私がプロストッククラスに使用しています、Trinity社のモーターをレポートをさせていただきます。1/12(特にプロストック)を初めてみたい方の一助になれば幸いです。このクラスではIFMAR/ROAR/JMRCA公認の13.5Tブラシレスモーターが使用できます

私が使用しているものはTRINITY X-Factor 13.5TのTeamSpecのグレードになります

下記のように調整しています
◇進角:Ave35°(35°、34°、36°)
◇電流:3.9A
◇KV:3789

指数は73~75の間で使います。8分間でのラップタイムの落ち込みを減らすように指数調整をします。スパーは76枚で固定しています。

最近ではTeamPowersの≪Actinium V3ブラシレスモーター 13.5T≫を使われている方も増えております。このモーターは、コストパフォーマンスに優れているようで注目しています


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