高容量Li-Poパックの出荷時(保管)電圧について

ここ最近の高容量LiPoパックでは工場出荷時のパック電圧(保管電圧)がこれまでよりも低くなっています。以前は約3.8Vで出荷されることが多かったのですが最近は3.7V台のものも見かけます。これについてSMC社に問い合わせたところ、これは自然放電によるものではなく、2025年以降の航空機によるリチウム電池輸送に関するルール変更によるものだ。という回答を得ました
2025年以降、航空機でリチウムバッテリーを輸送する際には事故防止のために充電率30%以下で出荷することが決められています。
ここで言う 充電率(SOC:State Of Charge)は
現在の残量 (mAh) / 最大容量 (mAh) × 100 = 充電率 (%)
で表されます
例えば9200mAhのバッテリーを充電率30%で出荷する際にはバッテリーに2760mAh充電すれば良いことになります。高容量パックではこの分を充電をしたときの電圧が3.8Vに達することがなくこのような事になるそうです
今回説明した充電率は輸送時だけの話でお買い求めいただいたあとのバッテリーメンテナンスはこれまでと同じようにおこなっていただいて大丈夫です


















