チームレポート2026(6)

今年の全日本選手権スポーツクラスにおいて初出場ながら見事総合4位に入賞した前田 知樹 選手から彼がドライブしたROCHE P12V2のマシンセット情報を提供していただきました。現行シャーシも十分なパフォーマンスを持つことを実証してくれました。Aメイン3回目決勝トップゴールはその存在を印象付ける衝撃的な出来事でした
メカニックのお父様と二人三脚でレース活動する前田選手。ご紹介するレポートは知樹 選手から聞いた情報をお父様が文章化してくださったものです。前田選手の今後の活躍に注目です


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まずは初めての全日本、自分の目標以上の成績を残せて、とても嬉しいです。
学生のため、なかなか練習に行けず、全日本前までにEPS-J、ダイレクトカップを含めて計7回ほどワールドジャムレーシングさんにお邪魔しました。
最初は、時間帯によって変化する路面のギャップとグリップに対応できず、8分間まともに走ることができませんでした。
車の走りが良くなったのは、EPS-Jの前日の練習日でした。ROCHEのシャーシを使っていた事もあり、Team ROCHE渡辺選手が声を掛けてくださり、貴重な練習時間をさいて、車を見てくれました。スプリングやオイル類、アライメント等を見てもらい、タイヤ径、車高等のアドバイスを受けガラリと走りが変わりました。
大学のテスト期間や台風によって、練習になかなか行けず、授業が午前中に終わる6/10(水)がラストチャンスだったので、準備をして行ってきました。
その時も変化する路面の状況に対応できず、かなり苦戦しましたが、再び渡辺選手にアドバイスをもらいリヤアクスルをカーボンシャフトからスチールシャフトに変更することでコーナーでの失速が少なくなりました。また、キングピンを4°から5°に変更し、準備してきたタイヤ径が少し大きかったので、少し小さくしてから走行したところ、かなり楽に運転できるようになりました。
全日本は前日からは行けなかったので、当日ぶっつけ本番で臨みました。大会中はTeam ROCHEのピットにお邪魔させてもらい、ワークスドライバーのピット作業を間近で見ることができ、大変勉強になりました。
予選では、フロントタイヤの引っ掛かりが気になり、チームの皆さんにアドバイスをもらい、①フロントタイヤ径を40.3から40.1に変更、グリップ剤の塗り幅を1/3に変更(ショルダーグルーは常にしています)
②ステアリングスペーサーを0から1mmに変更
③フロントの車高を調整する際にナックル上とスプリング下の間の1.5mm分のシムをリヤアクスルの幅調整に使う1.5mmカラーに変更してスプリング上に取り付ける事で、キングピンの動きが良くなりました






*本戦ではスチールリヤシャフトとキングピン(5度)を使用。写真ではカーボンシャフトとキングピン(4度)が装着されている
以上の変更で、車の動きがかなり良くなり決勝の3ラウンド目ではトップでゴールすることができました
初めての全日本でしたが、周りの皆さんのサポートのおかげで、レースを楽しむ事ができました。ありがとうございました。
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