中古プロトラックを購入するとき

• きみひこ
• 18:02
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• カテゴリー:プロトラック（Pro-Trak）

インターネットオークションに出品されているプロトラックについて
「買い得」かどうか評価を求められることが最近とっても多くなって
きました。もちろん、僕はやりとりされる商品について責任もてませ
んが下記の点を最低限確認してみるのが良いと思います。オークション
などでプロトラックを購入予定の人は参考にしてみてください。

1) 付属品の状況は？
非常に多機能な充電器なので説明書が無いと操作方法がわかりません。
バージョン毎に機能が異なるので本体ROMのバージョンと同じバージョン
の説明書であるとことを確認しましょう。
リモート・リードが付属しないと各セルの電圧を測定することができません。

2) キャリブレーションシートはありますか？
キャリブレーション・シートがないと工場出荷時の設定に戻すことが
できません。キャリブレーションデータが失われるとただしく電圧を
測定することができません。ただし自分でキャリブレーションすることも
できます。キャリブレーション・データがほとんどすべて０ならデータ
が消えてしまっていると判断できます。

3) バックアップ電池は消耗していませんか？
バックアップ電池が消耗するとキャリブレーション・データが消えて
しまいます。また充電電流の設定などもすべて初期値になってしまい
ます。バックアップ電池は基盤上のCR1220で、電器店で２００円程度
で購入できます。。いつ交換したか不確かならば購入後すぐに交換して
おきましょう。

4) 基盤は新しいものですか？
プロトラックのメイン基盤にはいくつものバージョンがあります。古い
基盤の場合は今後のROMアップグレードで基盤の改造が必要になります。
なるべく新しい基盤を選ぶのがよいでしょう。なお、最新の基盤バージョン
はPro-Trak2003-1です（基盤上に刻印があります）。

5) 充電ケーブルや電源ケーブルの長さやコネクタを変えていませんか？
充電ケーブルの長さが標準品より著しく短くなっている場合は電圧測定
（特にセル１とセル６、端のセル）の誤差が生じ得ます。電源ケーブル
の長さを変えている場合は電源電圧の測定に誤差が生じ得ます（ただし
これらの誤差はキャリブレーションをおこなうことで校正可能）
充電ケーブルのコネクターをワニ口に変えている場合は放電時のロスが
大きいので注意が必要です。プロトラック社では放電時にロスが少ない
ヨーロピアンコネクターを使用することを推奨しています。