Team CRC Japan2017レポート(12)




ハヤト選手より4月のチームレポートが届きました


皆さんこんにちは、TeamCRCJapanのハヤトです。

今回は2017年度 12EPRオープンクラスの公認を取得したTRINITY製/ブラシレスモーターMONSTER3.5Tのお薦めセット及び注意点についてご紹介させて頂きます

<MONSTER 3.5T>

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MONSTERの特長
・センサーユニット
センサーユニットは新設計されたMonster用を採用(アルミハウジング)

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新設計されたステーター、エンドベルとモーターケース
:軽量化と放熱性が向上しました
:3ピースの高精度アルミケースにより正確に進角を調整可能
:究極まで肉抜きされたシャフト側エンドベル
電気抵抗の低減化
:巻き線に高温度対応純銅を採用
:ハンダ付けが容易になり通電効率も上がった大型端子採用
標準で付属するローターは 13.0mm(グリーンTEP1153)ですが、JMRCAオープンクラスで使用する場合 オプションの12.0mm(ブルー TEP1151)がお薦めです
(*SnowBird等 ノンブーストレギュレーションの場合は、13.0mmを使用)

 

・指数について
REVTECH 24K(アジアンスペック)とほぼ同じでOKです。
(クレストでは、スパー92T、ピニオン24T or 25T)

 

・進角
ここが注意点!!
24K及びD4は、ほぼMOTORの進角メモリーと実進角が一緒なのですがMONSTERは、MOTORの進角メモリーと実進角がかなりズレています。 特に、出荷時は進角がMAXになっているので、そのまま使用すると、ESCが熱をもって ヒートプロテクトがかかってしまいます。

MOTORによって、個体差はあるとおもますが、MONSTERを使用する場合は、MOTORの進角メモリを
0 ~ +10の範囲で使用すると良いかと思います。
下記の画像は、MOTOLYSERで進角調整した時の画像です。

(写真 左がMONSTER、 右がREVTECH 24K)

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・MOTOR特性
MONSTERは、REVTECH 24K & D4と比較すると、トルクが高く、高回転までフラットに加速する感じです。 特に、低速コーナーの立ち上がりが良くなります。 ブレーキフィーリングは、D4と比較するとニュートラルブレーキが強い感じがするので、若干慣れるまで時間がかかると思いますが、LAPタイムは確実にUPするので、是非お試しください。

 

燃費ですが、上記設定だとREVTECH & D4と比較すると若干悪いと思いますが、クレストでは問題無いと思います。

*谷田部アリーナさんは、クレストより燃費が厳しいと思うので、近日中にテストしたいと思います。

谷田部さんでの最適セットが出たら再度レポートでUPさせて頂きます。

以上 簡単ではありますがTRINITY/MONSTERのレポートとさせて頂きます。


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