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チームレポート2024(4)

Team ROCHE堀選手から1S Li-Poバッテリーの取り扱い方法についてレポートをいただきました。トップレベルドライバーがどのようにバッテリー管理しているのか教えてくれました。堀選手ノウハウの共有ありがとうございます

レポート内で使われている充電器は当店取扱のM6DAC AC/DC入力 デュアルポート充放電器です

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1Sレース用バッテリーのメンテナンスについて

皆さんは走行後のレース用バッテリーをどのように保管していますか?
高価なバッテリーを少しでも長持ちさせる為、私のやっている方法をご紹介します。

1)端子のクリーニング
綿棒にクリーナーを吹いてゴシゴシとクリーニングします。想像以上に汚れていますよ。


2)まず充電
走行後の残量にかかわらず、一旦満充電します。私はいつも15Aです。


3)そしてゆっくり放電
小さい電流値で3.30Vまで放電します。私は3Aでやってます。

愛用のTOOLKITRCのM6DACで放電中の様子


4)最後にストレージ充電
15Aで3.85Vまで充電します。

単純なストレージではなくなぜ 2)と3)をするのか?疑問に感じた人が多いと思います。
1sバッテリーとは言ってもケースの中身は2つのセルが並列に接続されています。2Sバッテリーのようにバランス充電が出来ないので、上下のセルのバラつきを軽減する為フル容量のゆっくり放電が有効です。

最後に、全日本のストッククラスが1S 13.5Tに変更になった事で、過激な充電を行いタイムアップを狙う人を最近散見します。
KARPで火災が発生すると、体育館の使用を禁止される可能性大です。
その事を肝に銘じて下さい。

皆さんの快走をお手伝いして行きます(^^)v

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