イギリスのR/C組織BRCAでは充電中のNi-Mhセル爆発に対する警告とアドバイスがアップされています。それによると最近出荷されているNi-Mhには自己放電が多くそしてその量がセル毎に異なることが問題であると説明しています。このようなアンバランス状態で充電をおこなうと過充電となるセルが爆発する恐れがあるとのこと。
BRCAでは充電時に次のような手順をおこなうようアドバイスしています
1)2/3日以上使っていないセルを充電するときはイコライザーで各セルのバランスを取り、その後すぐに充電をおこなう
2)1C以上の電流で充電しない(4200mAhバッテリーなら4.2A)
3)例えマッチドメーカーが推奨していても1C以上の電流で充電しない
4)充電カットは最大でもセル当たり0.003(3mv)とすること。深い充電厳禁
5)追い充電はおこなわない
6)温度カットを併用する。室温にもよるが42度程度で充電が終わるようにする。寒い環境では35度でカットもありうる
7)充電前にセルの温度が室温程度に下がっていることを確認すること。真ん中のセルは温度が下がりにくいのでこのセルを基準に。
8)保管前に30~50%の充電をしておく
BRCA