2007年のサポートドライバー 福岡県 久間 さんから送っていただいたレポートを掲載させていただきます。久間 さんありがとうございます。
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2007サポートドライバーの久間です。今回は８月１１日のナイトレースをレポートしたいと思います。
この日は盆休み前の土曜日ということも影響してか、昼間から来ている人はいつもにくらべて少なく路面コンディションが把握しづらいようなので夕方から練習走行を始めることにしました。
今回は新しいパワーソースのテストを中心に実戦に臨みました。前回のレースでは終盤のパワーダウンに泣いているので、いいテスト結果がえられればいいのですが．．．。
まずは新型エンドベルのモーターのテストです。２３Tのほうでは数人のテストドライバーが好感触だったモーターですが、低ターンのローターとの相性を評価していきました。ベンチテストではいい感触で、谷間のないパワー感とフラットなトルクはナーバスなスロットルコントロールの頻度をへらしてくれそうです。実走でもちょうどいい感じのパワー感で回ってくれますが、現状の指数とは少しずれているようなのでピ二オンの歯数をさぐってみるともっとよくなりそうです。時間の関係上モーターテストはここできりあげて次のテストに移ります。
次は問題となる電池のテストですが、最新のＩＢ4200-WCは内部抵抗が低く気持ちよすぎる程のパワーをだしてくれますが、自己放電もはやいようです。保存中にある程度の電圧まで降下してしまったセルは著しくランタイムが減る傾向がみられました。このあたりは保管中にこまめに管理していくほかないいようです。(この日も相当な数のセルを処分しました．．．。)
今回のレースは５分間ですが、パワーチェックという事でEA4500を実戦投入します。
気になる参加台数の方は５台ということで、レースは成立しそうです。
中村模型の店長の車です。７．２V７００ｍAｈくらいの電池とブラシレスモーターの組み合わせでなかなかいい感じでした。
小振りなモーターを３８０用アダプターで搭載。予選２ヒート目からは盆休みで帰省中のテックレーシングの田村君が走らせていました。
予選１ヒート目はグリップも悪く全車ペースがあがらないようで、いつものレースより２ラップ程周回数も少ない中でなんとかトップゴールできました。
予選２ヒート目、ＥＡ４５００のテストということでコースインしましたがまだグリップが悪いようで思うように走りません。電池のほうはなかなかいい感じです。ＩＢ4200が車を押し出す感じと表現するなら、この電池はスロットルで引っ張る感じのような気がします。なんとか無難に走りきってＴＱを獲得することができました。
決勝ではいつもスタートで失敗しているのでいくらＴＱといえど気をぬけませんが、今回は波乱もなく淡々と走りきって初優勝することができました。
セットアップ自体は大きな変更はありませんが、タイヤ径がちいさくなった時にギャップにシャーシがあたっているようだったのでフロントのライドハイトスペーサーを０．５ｍｍへらしました。もともとよく走る車なので微調整さえしてやれば大きくバランスをくずす事も無さそうです。また何かいいセットアップが見つかれば今後のレポートに書きますので宜しくお願いします。
久間 健一郎
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Team CRC Japan2007レポート（３７）
