Team CRC Japan2014レポート(9)




とくぞ~さんから今年4本目のレポートが届きました


チームCRC JAPANのとくぞーです。シルバーストーンワールドGT第3戦に参加しましたのでレポートします。最近、各地で盛り上がりつつあるWGT、ホームコースであるシルバーストーンでも参加者が徐々に増えてだいぶ盛り上がってきていました。

今回ジェネレーションX10 SEで初参戦しました、セッティングなどは皆さんからアドバイスを受けながらのレースとなりましたが、1/12クラスと比べるとスピードも抑えられているのでスピード差も殆どなくチキチキバトルできて人気のようです。

<練習>
レースは14時スタートなので、10時過ぎにコースへ到着。日曜日の午前中は田宮タイムなので皆さんその合間を縫って練習しています。自分もタイヤを削ったりして準備を整えます、まずはタイヤ径を大きめのままで走行しました。少しアンダーですがまずまず良い感じ。但しタイムはトップの選手とは0.4秒以上ギャップがあります、トップタイムは最近絶好調の中里選手、タイヤ径やグリップ剤の時間など色々教えてもらいながら走行し少しずつタイムも上がってきましたがギャップは埋らないままレースとなりました。

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今回参加したWGTクラスはいつもの1/12クラスと違い予選2回、決勝は正グリット、逆グリットの2回で行われ決勝1回目のタイムによっては入れ替えもありますので1回目の決勝でリタイヤすると逆グリットではBメインになる事もありますので予選、決勝共に気が抜けませんが楽しい趣向になっています。

<予選1回目>
予選は2回しかないので1回目から上位を狙って行きたいところです。スタートするとまずまず良い感じ、トップの中里選手との差は0.8秒、ベストラップも練習では出なかった10秒前半が出ているようです。そのままのペースで走行しますが残り2分でいきなり転倒、その後はペースを上げることが出来ずにゴールとなりました。暫定トップは絶好調中里選手、2番手とくぞ~、3番手井上選手となりました。

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<予選2回目>
1回目の予選との間隔が30分ほど在るのでタイヤをG35→G30に変更して試走してみます。転倒の不安は全く無くなりましたが少しアンダーだったのでフロントの塗り幅を増やして対応する事に。何とかタイムを更新して中里選手の前に出たいところ、スタートすると1回目より良い感触で走行しますが、前を行く中里選手もかなり良いペースで走行しています。中盤までは何とかついていきましたが徐々に差を広げられて6分終了。タイム更新したものの予選結果は2番手のままでした、トップは絶好調中里選手、2番手とくぞ~、3番手西村選手となりました。

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<決勝1回目>
スタートは大きな波乱も無くそのまま流れます、しかしトップを走る中里選手のペースが今一上がらない様子で後ろについて行けます、暫くすると後続が離れて2台での走行となり、ミスったら負けの様相に。レースも中盤に入った所でバックマーカーが出始めます。2台とも順調にパスしながら走行していましたがインフィールドで絡んでしまい転倒中里選手と差が開いてしまいその差が詰まることは無くそのままゴールとなりました。

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<決勝2回目>
2回目の決勝は逆グリットなので後ろから来る中里選手を抑えつつ前の車をどうパスするかがポイントですが、易々とパスできる選手は中々いないので難しいレースになりそうです。スタートすると全車連なって1分間ほど周回、スピード差のないWGTだからこその感じが出ています。このままでは前に出れないので、前を行く選手を少しプッシュしながら走行していましたが、前方でクラッシュが発生その車と絡んで最下位に転落してしまいます。その後も混乱が続き、順位が目まぐるしく入れ替わります、何とかトップ集団に追付きたい所、ガンガン攻めて走行。トップはカワダ井上選手が中里選手を押さえ込んでいる模様、かなり粘っている様子です。そんなトップ争いの間に少しずつ順位を上げて行きます、残り1分程で3番手になり前の2台の少し後ろまで接近、するとトップを行く2台が接触、その隙に前に出ます。その後は2番手の中里選手の猛追を何とか凌いでトップゴールをする事が出来ました。

総合結果はTQと決勝1回目を取った中里選手が優勝、2位とくぞ~、3位西村選手となりました。

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<セット>
シャーシ:ジェネレーションX10 SE
ボディ:プロトフォーム 1/10 SOPHIA 200mm Pan Carボディ
タイヤ:フロント=PM 3 G30 54.0mmPMホイール
:リア=PM 3 G30 54.0mmPMホイール
グリップ剤:F=SpeedTech 1/3 反応時間:1分 :R=SpeedTech 反応時間:20分

<フロント>
Fスプリング:キット標準(リバウンド0.2)
キャンバー:右0.5 左0.5
キャスター:シム前2、後1
トー角:トーアウト 0.5
キャスターブロック:10°(樹脂製)
アーム:ショート(純正)

<リア>
サイドスプリング:yokomo ソフト (締込みはシャーシに触れた状態)
ピッチング:ダイアフラム式ENCOREショック
ダンパー長:67mm
ダンパー穴位置:前から4番目(2mm上げ)
スプリング:CRCレッド(ピッチングのリバウンド車高で0.3mm)
オイル:アソシ#35
サイドチューブ:CRC 5K(キット付属品)
サイドリンク:ノーマル

<メカ>
アンプ:LRPストックスペック
モード:0
サーボ:JR DS3405(平前置き)
プロポ:KO EX-1 Ver.3
受信機:KO KR-413FH
バッテリー:イーグル3300
モータ:yokomo21.5T(進角MAX)レギュ
スパー:88T ピニオン:22T

指数:3.3以上
車高:フロント=3.2mm 中央=3.4mm リア=3.5mm(モータマウント2mm上げ)
バッテリーポジション:前

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<総括>

今回はじめてWGTに参加しましたがシルバーストーンのレギュレーションはアンプ0進角、ギア比固定なので参加者のスピードもさほど変わらないのでまったり楽しめました。時間が許せばまた参加したいと思います。簡単ですが以上でレポートを終ります。


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