12GT-Rのルール

KIMIHIKO-YANO.NET 主催 12GT-R ルール(最終更新日:2023/Sep/1)

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★12GT-Rの最新情報
https://kimihiko-yano.jp/blog/archives/category/team-crc-japan/12gt

★理念
12GT-R は 1/12 スケールダイレクトドライブカテゴリーの入門に適したローコストで楽しめるカテゴリーです。このカテゴリーをきっかけに多くのユーザーが奥深い 1/12 スケールダイレクトドライブの世界に飛び込んでいただけることを期待しています。このカテゴリーの最低限のルールをここに規定しますがこのクラスはイコールコンディション、ローコストで操縦技術のレベルアップとレースマナーの向上も目指しています。これら理念をベースに常識の範囲で 12GT-R をお楽しみください。ユーザーより問い合わせのあった細かい事柄についてはこのページ最後のQ&A部分にまとめてあります

★車両
下に規定する指定ボディー、タイヤを搭載できる各社 1/12 スケール 2WD ダイレクトドライブシャーシを使用すること。全備走行可能状態で重量 750g 以上であること(うちボディー重量 50g 以上)。車高は 3mm 以上(コースルールに準じる)

★ボディー
下記指定ボディーをカットラインに従ってカットし塗装して使用すること。ウィングは各ボディーに付属するものをそのまま使用すること(他ボディーのウィング流用禁止)。走行可能状態でボディー重量は 50g 以上であること。1/12スケールのドライバー人形を着色してシャーシまたはボディーに固定すること

[BDGT12-S20] Bittydesign Seven20 1/12 スケールボディー(12GT)
[BDGT12-AGT] Bittydesign AGATA 1/12 スケールボディー(12GT)
[BDGT12-LS3] 1/12 LS3 ボディー(12GT クラス)ライトウエイト
[BDGT12-R8] Bittydesign AR8-GT3 1/12スケールボディー(12GT)
[SR-04] SuperRad 1/12スケール SuperKuraボディー(12GT)
[SR-04-015] SuperRad 1/12スケール SuperKuraボディー SuperLite(12GT)
PH-003: Phat bodies GTM – for GT12
PH-004: Phat bodies GTF – for GT12
PH-005: Phat bodies NSX – for GT12

ドライバー人形(これ以外を使用してもよい):[RCP-khy1] 1/12スケールドライバー

★タイヤ
下記製品を使用すること。指数を上げるためにタイヤ直径を大きくすることは禁止
[TCJ-12GT-R-tire] 12GT-R 用ラバータイヤセット(1台分)
または
[TCJ-12GT-R-tireY] 12GT-R用ラバータイヤセット(1台分)

o ホイールは上記製品に含まれるものを無改造で使うこと
o タイヤウオールを固める処理(ショルダーグルー)禁止

★グリップ剤
使用を禁止する。走行後にタイヤ表面をクリーナースプレーでコンディショニングすることは許可される

★パワーソース
ESC、モーター、バッテリーは下記製品に含まれるものを使用すること

[TCJ-12GT-ST-PACK] 1/12 1Sレーシング スターターパック

上記製品に含まれる製品
[TPR-XPS-Sport-V3-1S] 12GT 指定 ESC Team Powers Sports ESC V3 1S
[TPR-BLM175100CR-V3] 12GT 指定コントールモーター(17.5T)
[ky357] Team CRC Japanバッテリー(1セルサイズ 3.7V 7200mAh 100C): 4mmコネクター: 12GT指定

o ESC はブーストとターボ無効(ノンブースト)で使用すること
o ESC 純正以外のパワーキャパシターの取り付け禁止
o モーターの改造禁止。マグネット交換禁止。他モーターのパーツ流用禁止

★ギヤ比
64 ピッチの 80T スパー、42T ピニオンギヤを使用すること。どのメーカーの製品を使用してもよい

★レース形式
予選、決勝ともに5分間の周回レースを基本とする。予選はスタッガースタートの場合がある。レース形式は大会ごとに事前発表される

★その他
o 出走前の走行用 Li-Po バッテリーの電圧は 1S = 4.2V を上限とする
o 安全確保のため出走前のバッテリーの加熱は禁止(充電・放電による発熱を含む)
o バッテリー充電時には不燃性バックに入れること
o モーター冷却用ファンを使用する場合電源は走行用バッテリーと共用すること
o 動力用バッテリーの昇圧不可
o タイヤウォーマー、ジャイロの使用禁止

★Q&A
ユーザーより問い合わせのあったルールに関する事柄

Q1) 昔のTeam CRC Japanバッテリーを持っているのですがレースで使っていいですか?
A1) はい、赤ラベルタイプは使用OKです。紫ラベルは性能が異なるため使用不可です

Q2) 練習日に指定品以外のメカ類、パワーソース、ボディーを使っても良いですか?
A2)練習日には使用OKです。イベント開催時には指定品を使ってください

Q3)練習日にグリップ剤を使っても問題ありませんか?
A3) NGです

Q4) グリップ剤が使える他サーキットで使ったタイヤを使っても問題ありませんか?
A4) イコールコンディションでレースをおこなう理念から好ましくありません

Q5) タイヤをセッターで削っても良いですか?
A5) イコールコンディションでレースをおこなう理念から好ましくありません

Q6) 指定ESCの設定をプログラムカードで変更してもよいですか?
Q6) はい、問題ありません。ただしブーストとターボは無効にしてください

Q7) 1/12スポンジではデフロックが流行っていますが12GT-Rでも有効ですか?
A7) 禁止はしていません。路面状況によって効果があるかもしれませんがわかりません

Q8) モーター冷却用にファンを取り付けても大丈夫ですか?
A8) 問題ありません。ただし別電源を搭載しないようにしてください

Q9) タイヤのコンディショニングで使うクリナースプレーのおすすめは?
A9) これまでのテストではタミチャレ@KARPで使っているAZクリーナーが良いようです

https://www.az-oil.jp/shopdetail/000000000748/ct36/page1/order/

*KARP現地に用意してありますので一度お試しください。将来的にはこのクリーナー
に統一予定

Q10) タイヤのショルダーグルーは許可されますか?
A10) NGです

Q11) ボディーのウィングを交換してもよいですか?
A11) NGです。ボディ付属のものをカットラインどおりにカットして使用してください。
他指定ボディーのウィング流用もNGです

Q12) タイヤの接着方法は両面テープと瞬間接着剤のどちらがおすすめですか
A12) ルール上はどちらの方法でもOKです。まだはじめたばかりで両者の優位性が
はっきりしない状況です。しかしここまでのテストでは両面テープのほうが
路面グリップに対して適応範囲が広いようです。ただし路面グリップが上がる
とこれが変わってくるかもしれません 
その後のテストで接着は瞬間接着剤が良いということがわかりました。両面テープでもはじめは大丈夫ですが走行を重ねると端がめくれてきます。こうなるとグリップが落ちてしまいます。少なくともタイヤの端は瞬間接着剤で固定することをおすすめします。瞬間接着剤がはみ出た場合には乾燥後に紙やすりできれいに除去します(ルール上タイヤウオールを固める処理、ショルダーグルーは禁止されています)

Q13) タイヤ接着に使用する両面テープ、瞬間接着剤の指定はありますか?
A13) ありませんが両面テープの場合テラオカのNo775をおすすめします(上記Q12も参照)

12GT-Rルール修正履歴
2022/Aug/24 :1版(2022/Sep/05のQ&A含む)
2023/Feb/26 :2版(使用可能ボディー追加。ドライバー人形搭載ルール追加。レース形式追加)
2023/Aug/28 :3版(使用可能タイヤ追加)
2023/Sep/1:使用可能ボディー追加