1/12界のライコネンことヤッキーさんよりチームレポートが届きました。再び脚光を浴びたBlackArtのBomb’R・ボディーのレポートです
皆さんこんにちはTeam CRC Japan総監督?のヤッキーです。
今回は一押しボディをご紹介します。そのボディとは写真のボディなんですが、Black Art社の[BA-004] 1/12スケール Bomb’R・ボディー(ライトウェイト)。Bomb’R(ボムアール)通称ウルトラマンです
このボディはもう10年近く前に発売されたもので、以前はシルバーストーンサーキットさんで好んで使ってたボディでした。この古くからあるボディを何故今さらご紹介するかと申しますと、前回のハヤトレポートにもあるようにヤタベアリーナさんでテストしたところ好感触だったとのことです。
そしてハヤトから追加テストの連絡がありました。以前使ってた頃は今のようにリジッドアクスルではなくデフ仕様でしたが現在の『リジッドとの相性が良い』かも?とのことでDayzさんのようにコンパクトなサーキットでモデではなくストックでも使えるかテストして欲しいとの要望でした。
ハヤトが何故にこれをテストしようと思ったのか聞いてないですがこの閃きは大したものだと感心しエースドライバーからの要望に応えない訳にはいかず、倉庫に眠ってたこのボディを発掘?して先日Dayzさんでテストしました、結果これが抜群に良く走ったのでご紹介します
まず特性としては、バキバキ曲がる感じではなく、進入でのクルマの動きが掴みやすくリヤがしっかりグリップしながらキレイに曲がっていく感じです。進入で曲がり過ぎないので失速感もなくスルスルコーナーを抜けコーナーリング中の挙動も安定していてラップが揃います。逆に進入でバキッと向きを変えたい方は不向きかも知れませが楽に走らせられるので試して見てはいかがでしょうか?
ボディの搭載位置をなるべく低くして(カットラインはトップの写真を参考に)前後位置はFフェンダー上のギザギザ山の前から10個目の下にフロントアクスルがくるような位置で私はやりました。このボディかなりしっかりした作りなので補強などは一切いらずフロントがバタついて路面と干渉することもまずないと思いますので低く搭載可能です
近頃のボディのように超軽量ではないので、動きが重く感じる場合はクルマのセット変更で対処してください。因みにLOLA B10 floppyからのセット変更箇所は
●センターショックオイルを#10軟らかく
●サイドスプリングを半回転締め込む
以上の2点でした。どのサーキットでもこれが良いとは限らないので参考までに。それと、きっちりセットアップされてないクルマでのボディテストは論外です。これに換えると勝手にタイムアップする魔法のボディではなくきっちりセットされたクルマにこそ生きるボディなのでその辺は誤解のないようにです
あくまでも最終的な味付けとして使って見て下さいね。
以上を踏まえても今お使いになられているボディとの比較して良いか良くないのかはサーキットや路面やドライビングスタイルにもよりますが、テストしてみる価値は大いにあると思いますよ!
レポートは以上になります。
最後までお読み頂きありがとうございました。
では、またです。
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