KIMIHIKO-YANO.NET 主催 12GT ルール10版(最終更新日:2024/May/24)
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★12GTの最新情報
https://kimihiko-yano.jp/blog/archives/category/team-crc-japan/12gt
★理念
12GT は 1/12 スケールダイレクトドライブカテゴリーの入門に適したローコストで楽しめるカテゴリーです。このカテゴリーをきっかけに多くのユーザーが奥深い 1/12 スケールダイレクトドライブの世界に飛び込んでいただけることを期待しています。このカテゴリーの最低限のルールをここに規定しますがこのクラスはイコールコンディション、ローコストで操縦技術のレベルアップとレースマナーの向上も目指しています。イコールコンディションで楽しむクラスです。ルールに書いていない「穴」を探るというカテゴリーではありません。常識の範囲で 12GTをお楽しみください。ユーザーより問い合わせのあった細かい事柄についてはこのページ最後のQ&A部分にまとめてあります
★クラス
12GTはラバー(Rubber)タイヤを装着する12GT-Rとフォーム(Foam)タイヤを装着する12GT-Fの2クラスが存在します。ルールは下記に説明します。ルール共通の部分やR、F特有の部分があります
★車両・重量
下に規定する指定ボディー、指定タイヤを搭載できる各社 1/12 スケール 2WD ダイレクトドライブシャーシを使用すること。全備走行可能状態で12GT-Rは重量 750g 、12GT-Fは重量730g以上であること(うちボディー重量 50g 以上)。車高は 3mm 以上(コースルールに準じる)
★ボディー
下記指定ボディーをカットラインに従ってカットし塗装して使用すること。ウィングは各ボディーに付属するものをそのまま使用すること(他ボディーのウィング流用禁止)。走行可能状態でボディー重量は 50g 以上であること。1/12スケールのドライバー人形を着色してシャーシまたはボディーに固定すること
[BDGT12-S20] Bittydesign Seven20 1/12 スケールボディー(12GT)
[BDGT12-AGT] Bittydesign AGATA 1/12 スケールボディー(12GT)
[BDGT12-LS3] 1/12 LS3 ボディー(12GT クラス)ライトウエイト
[BDGT12-R8] Bittydesign AR8-GT3 1/12スケールボディー(12GT)
[BDGT12-AS1] Bittydesign ARES-1 1/12 GTボディー(12GT)
[BDGT12-PGT3R] Bittydesign P-GT3R 1/12 GTボディー(12GT)
[SR-04-020] SuperRad 1/12スケール SuperKuraボディー(12GT)
[SR-04-015] SuperRad 1/12スケール SuperKuraボディー SuperLite(12GT)
PH-003: Phat bodies GTM – for GT12(0.5mm/0.7mm)
PH-004: Phat bodies GTF – for GT12(0.5mm/0.7mm)
PH-005: Phat bodies NSX – for GT12(0.5mm/0.7mm)
ドライバー人形(これ以外を使用してもよい):[RCP-khy1] 1/12スケールドライバー
★タイヤ
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12GT-Rクラスでは下記製品を使用すること。指数を上げるためにタイヤ直径を大きくすることは禁止。今後現行品タイヤに統一予定
[TCJ-12GT-R-tireY] 12GT-R用ラバータイヤセット(1台分)(現行品)
または
[TCJ-12GT-R-tire] 12GT-R 用ラバータイヤセット(1台分)(旧製品、グレーホイール含む)
または
[TCJ-12GT-R-tire-Rear] 12GT-R用ラバータイヤ・リヤ(旧製品)
o ホイールは上記製品に含まれるものを無改造で使うこと
o 12GT-Rではタイヤウオールを固める処理(ショルダーグルー)禁止
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12GT-Fクラスでは下記製品を使用すること。
[KY-EPSJ-CT] 1/12 接着済みコントロールタイヤ(F・Rセット)
o ホイールは上記製品に含まれるものを無改造で使うこと
o 12GT-Fではタイヤウオールを固める処理(ショルダーグルー)をしても良い
o タイヤ径は走行前にリヤ44.0mm未満であること(フロントタイヤ径は自由)。ポン抜きしたタイヤを本戦で使用しても良い。ただしホイールはYMホイール(イエロー)を使うこと
★グリップ剤
コース指定のグリップ剤の使用を許可する(KARPではSXT3.0)
★パワーソース
ESC、モーター、バッテリーは下記製品に含まれるものを使用すること。バッテリーについては下記「★Q&A」のQ1も参照
[TCJ-12GT-ST-PACK] 1/12 1Sレーシング スターターパック
上記製品に含まれる製品
[TPR-XPS-Sport-V3-1S] 12GT 指定 ESC Team Powers Sports ESC V3 1S(2023年まで)
[TPR-XPS-Sport-V4BT-1S] 12GT 指定ESC Team Powers Sports ESC V4BT 1S(2024年から)
[TPR-BLM175100CR-V3] 12GT 指定コントールモーター(17.5T)
[ky357] Team CRC Japanバッテリー(1セルサイズ 3.7V 7200mAh 100C): 4mmコネクター: 12GT指定
o ESC はブーストとターボ無効(ノンブースト)で使用すること
o ESC 純正以外のパワーキャパシターの取り付け禁止
o モーターの改造禁止。マグネット交換禁止。他モーターのパーツ流用禁止。KARP/EPS-Jの場合には事前にモーター車検を受けて指定シールをモーターに貼ること。車検NGとなったモーターは使用できない
★ギヤ比
64 ピッチの 80T スパー、42T ピニオンギヤを使用すること。どのメーカーの製品を使用してもよい
★レース形式
予選、決勝ともに5分間の周回レースを基本とする。予選はスタッガースタートの場合がある。レース形式は大会ごとに事前発表される
★その他
o 出走前の走行用 Li-Po バッテリーの電圧は 1S = 4.2V を上限とする
o 安全確保のため出走前のバッテリーの加熱は禁止(充電・放電による発熱を含む)
o バッテリー充電時には不燃性バックに入れること
o モーター冷却用ファンを使用する場合電源は走行用バッテリーと共用すること
o 動力用バッテリーの昇圧不可
o タイヤウォーマー、ジャイロの使用禁止
★Q&A
ユーザーより問い合わせのあったルールに関する事柄
Q1) 昔のTeam CRC Japanバッテリーを持っているのですがレースで使っていいですか?
A1) はい、赤ラベルタイプは使用OKです。紫ラベルは性能が異なるため使用不可です
Q2) 練習日に指定品以外のメカ類、パワーソース、ボディーを使っても良いですか?
A2)練習日には使用OKです。イベント開催時には指定品を使ってください
Q3)練習日にグリップ剤を使っても問題ありませんか?
A3) はい、問題ありません。コースの指定グリップ剤を使ってください
Q4) グリップ剤が使える他サーキットで使ったタイヤを使っても問題ありませんか?
A4) はい、問題ありません。コースの指定グリップ剤を使ってください
Q5) 12GT-Rタイヤをセッターで削っても良いですか?
A5) イコールコンディションでレースをおこなう理念から好ましくありません
Q6) 指定ESCの設定をプログラムカードで変更してもよいですか?
Q6) はい、問題ありません。ただしブーストとターボは無効にしてください
Q7) 1/12スポンジではデフロックが流行っていますが12GT-Rでも有効ですか?
A7) 禁止はしていません。路面状況によって効果があるかもしれませんがわかりません
Q8) モーター冷却用にファンを取り付けても大丈夫ですか?
A8) 問題ありません。ただし別電源を搭載しないようにしてください
Q9) タイヤのコンディショニングで使うクリナースプレーのおすすめは?
A9) これまでのテストではタミチャレ@KARPで使っているAZクリーナーが良いようです
クリーナースプレーの使用は禁止しませんがグリップ剤を使用することでクリーナーでのクリーニングは不要になりましたhttps://www.az-oil.jp/shopdetail/000000000748/ct36/page1/order/*KARP現地に用意してありますので一度お試しください。将来的にはこのクリーナー
に統一予定
Q10) タイヤのショルダーグルーは許可されますか?
A10) 12GT-RではNGです。12GT-Fでは許可されます「Q15参照」
Q11) ボディーのウィングを交換してもよいですか?
A11) NGです。ボディ付属のものをカットラインどおりにカットして使用してください。
他指定ボディーのウィング流用もNGです
Q12) タイヤの接着方法は両面テープと瞬間接着剤のどちらがおすすめですか
A12) ルール上はどちらの方法でもOKです。まだはじめたばかりで両者の優位性がその後のテストで接着は瞬間接着剤が良いということがわかりました。両面テープでもはじめは大丈夫ですが走行を重ねると端がめくれてきます。こうなるとグリップが落ちてしまいます。少なくともタイヤの端は瞬間接着剤で固定することをおすすめします。瞬間接着剤がはみ出た場合には乾燥後に紙やすりできれいに除去します(ルール上タイヤウオールを固める処理、ショルダーグルーは禁止されています)
はっきりしない状況です。しかしここまでのテストでは両面テープのほうが
路面グリップに対して適応範囲が広いようです。ただし路面グリップが上がる
とこれが変わってくるかもしれません
Q13) タイヤ接着に使用する両面テープ、瞬間接着剤の指定はありますか?
A13) ありませんが両面テープの場合テラオカのNo775をおすすめします(上記Q12も参照)
Q14)グリップ剤の使い方を教えてください
A14)KARP指定のグリップ剤(SXT3.0)の場合にはタイヤに塗布したあとに乾燥するのを待ちます(約10分)。乾燥したらそのまま走行可能です。時間がなくて乾いていない状態で走る場合にはクッキングクリーナーなどで拭き取ってから走行します。路面のグリップレベルによりますがフロント、リヤ共に全面に塗布して走行できます。もし曲がりすぎると感じた場合にはリヤは全面、フロントは内側半分だけに塗布して様子を見ます
Q15)ショルダーグルーとはなんですか
A15) 12GT-Fで認められるショルダーグルーはハイグリップ路面のコーナーで車両の内側が浮いたり転倒する際に効果があります。フロントタイヤの外側に薄く瞬間接着剤を塗布してサイドウォールを固める処理です(12GT-Rでは禁止)
12GT-Rルール修正履歴
2022/Aug/24 :1版(2022/Sep/05のQ&A含む)
2023/Feb/26 :2版(使用可能ボディー追加。ドライバー人形搭載ルール追加。レース形式追加)
2023/Aug/28 :3版(使用可能タイヤ追加)
2023/Sep/01:4版(使用可能ボディー追加)
2023/Nov/20:5版(指定グリップ剤の使用を許可)
2023/Nov/30:6版(指定ボディー追加BDGT12-AS1、Q&A項目14を追加)
2024/Feb/10:7版(最新ESC追加)
2024/Feb/23:8版(12GT-F追加)
2024/Feb/26:9版(12GT-Fの車重修正720g->730g)
2024/May/26:10版(指定ボディー追加BDGT12-PGT3R、モーター車検追加)