プロトラック社からのお知らせ




本日プロトラック社から下記のお知らせが発表されました。旧型プロトラックをお使いの方はご注意ください。
—- プロトラック社からのお知らせ(翻訳) —-
20A放電の旧型プロトラックは今から12年前に設計された製品です。当時のsub-cバッテリーの容量は1400mAh程度でした。しかしプロトラックには余裕のある大きなヒートシンクと内部ファンがあったため、その後登場した高容量バッテリーにも対応することができました。
ニッケル水素電池が登場し増加した容量は当初の予想を超えるものです。旧型のプロトラックはヒートシンクと内部ファン1つによって放電回路を冷却します。旧型プロトラックによる放電時間はバッテリーの容量が2000mAhでは約6分、3000mAhで9分、そして4000mAhでは約12分にも達します。旧型プロトラックはこのように長時間の放電を想定して設計されていません。
従って大容量のバッテリーを放電すると(実際には放電できますが)放電回路の寿命や信頼性を損なう可能性があります。
最新のプロトラック30は現在主流の高容量バッテリーと今後の容量増加を念頭に設計されています。放電回路は大電流を長時間流せるよう新設計され、ヒートシンクは追加された3つの外部ファンと1つの内部ファンで冷却されます。このため最新の4000mAhバッテリーを放電しても全く問題ありません。そして今後主流となりそうなLi-poバッテリーにも対応していく予定です。
—- プロトラック社からのお知らせ(翻訳) —-
まとめますと・・
—- 旧型(20A放電)プロトラックでは —-
o 高容量バッテリーでも充電に関しては全く問題無し
o 高容量バッテリーの放電については直射日光を避け、ヒートシンクをファンで冷やすなどの
 工夫が必要。ただプロトラック社としては公式サポートはしない方針
—- 新型(30A放電)プロトラックでは —-
o プロトラック30に関しては高容量バッテリーでも問題無し
o 今後Li-poバッテリーへの対応が予定されています
最初の設計から12年も使用されてきた旧型プロトラックですが高容量バッテリーの登場によって新型プロトラックへバトンタッチするタイミングがきたようです。 もちろん kimihiko-yano.net では旧型モデルの修理は続けていきます。ただこれからもずっとプロトラックを使い続けたい方は買い取りキャンペーンで最新プロトラックにアップグレードしてみてはいかがでしょうか。
テスト中のLi-po対応プロトラックとプロトラック・ブランドのLi-poバッテリー。プロトラック30ならROMの交換でアップグレード可能。
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