F1ワイドクラスのEPS-Jルール




3月のEPS-J 2021初戦より開催するF1ワイドクラスのルールです。 ルール策定にはMAP参加の有志ドライバーに多大なるご協力いただきました。ありがとうございました

このクラスでは特製のダイナモ計でタイヤ回転数の制限をおこないます

o シャーシ:各社1/10スケールF1シャーシ、自作シャーシ可 全幅205mm以下であること
o ボディ:1/10スケールF1用市販ボディー各種 前後ウイング、ドライバーヘルメットを装着すること
o 全備重量:制限なし
o モーター:・JMRCA公認21.5Tブラシレスモーター(過去に公認歴があれば可、JMRCAホームページにて確認できます)
・23T以上のブラシモーター
o バッテリー:LIPO2セル 出走時8.4V以下
o ESC:ゼロタイミングで使用、ターボ、ブースト機能の使用は禁止
o タイヤ、ホイール:一般販売されている1/10用スポンジタイヤであれば自由(将来的にコントロールタイヤ制導入の可能性あり)
o グリップ剤:コース指定のグリップ剤のみ
o 動力規制:MAPローラー式ダイナモ計でローラー回転数5000rpmまで(発電機としての負荷あり、時速換算55km)

MAPローラー式ダイナモ計:この上にシャーシを載せてタイヤ回転数を測定する

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MAPローラー式ダイナモ計による参加車両の調整、及び検査の方法について

①グリップ剤によってタイヤが湿っている場合、タイヤとローラー間でスリップが発生し、正しく回転数を計測できません。このため調整のための計測はグリップ剤塗布前、あるいは走行後におこなうこと
②車両の後輪軸がローラーのほぼ真上となるよう前輪ストッパーの位置を調整する
③テスト時の車両への電力は車両搭載の走行用バッテリーまたはダイナモ計本体から供給される8.4V電源のいずれかを使用すること。レース時車検ではダイナモ計本体からの電源を使用した計測結果を基準とします(電源は4mmバナナコネクターに対応しています。他形状のコネクターを使用の場合は参加者が変換コネクターを準備すること)

④5秒程度で全開となるよう、ゆっくりとスロットルを操作すること(急加速の場合、電力供給が不足する場合があるため)
⑤スロットル全開で3秒以上ホールドし、ダイナモ計の最大値を読み取ります。(ESCのハイポイントを示すランプが点灯していること)
⑥レース時の検査はレース走行直後、主催者により判断された車両に対してのみ実施します
参考 モーター進角、指数の調整例
・ヨコモZERO 進角MAX 指数62 4950rpm
・とりおんM4 進角3メモリ 指数69 4960rpm