Team CRC Japan2019レポート(2)




日本におけるCRCの生き字引き的存在、ヤッキーさんより今年1本目のレポートが届きました ^^


皆さんこんにちはTeam CRC Japan 総監督?のヤッキーです。今年も不定期ですが皆さんのお役に立てる情報などレポートしますので宜しくです。

さて、今回は再販された[CRC3272] カーペットナイフ・ジェネレーションX用ピポッドプレートの取り付け方が解らないとの声があり、商品説明を兼ねてご紹介します

このカーボンピポットプレートは再販品で本来は初代カーペットナイフ・ジェネレーションX用として販売されていたパーツとなりますが、現行のCK25J、CK25にもボルトオンで取り付け可能です。この部分は現行シャーシでは [CRC3374] モールド・センターピポッド・シートを使用しています。それではなぜ初期型の時代に逆行した古いタイプを再販したのかを説明しますとノーマルの樹脂タイプはクラッシュなどでリヤから当てた場合にズレる事があります。これをカーボン板に換える事によりガッチリ絞められズレが殆どなくなります。

ここがズレるとサイドリンクがカクカクしてしまい、スムーズなコーナーリングが出来なくなってしまいますし、ここの部分のメンテナンスも大幅に減らす事ができます

あと、チームドライバーのテストによりコーナーの入りがスムーズになるのが分かりCRC社にお願いして再販してもらいました

なぜスムーズになるのか説明が難しいので割愛しますが、この古いタイプのシンプルな構造がリジットアクスル仕様のクルマにもマッチしているは間違いないので皆さん是非試して見て下さい

そこで、これをどうやって取り付けるの?って質問もありましたので簡単に説明します。まず、このカーボンプレートの他に[CRC1274] センターボールシートとボールシート固定用ビス[kyb-169] 2-56 x 1/4皿ビス2本が必要なので同時に用意しておいて下さい。センターピポットボールはキット付属のノーマルがそのまま使えます

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取り付けは写真を参考にして頂ければ分かると思いますが、ボールシートは二点止めになるのでカーボンプレートからはみ出す部分はニッパーなのでカットして下さい。ボールがスムーズに動き尚且つガタがないよう調整するのがコツです。ボールシートは樹脂なので固体差もあり現物合わせとなりますがもし上下方向にガタがあるなら写真のように下側のボールシートを紙ヤスリで少し削って調整して見て下さい

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ボールシートは上記の純正品と写真下のIRS社製ボールシート [IRS5208] T-Plate Pivot Socketsも使えますのでご参加までに

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あとはサイドリンクがスムーズに動く位置にしてプレートをガッチリ固定して終了です

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私は固定用ナットを下の写真のように外径の大きい[kyb-075] 4-40 1/4ロックナットに換えしっかり固定してます。これによりクラッシュによるボールシートのズレが更に減ります。このナットには専用のBOXレンチ(1/4 HEXボックスレンチ)が必要ですがもし持っていたらこれがお勧めです。他にこのカーボンプレートでしか出来ない裏技?もありますがこれはまたの機会にご紹介します

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以上で今回のレポートは終わりですが、今年もEPS-J開催されます。とても楽しいイベントなので皆さん是非参加してみて下さい!MAPで開催される2/17(日) EPS-J Rd1もエントリー受付開始されてますよ~!!

最後までお読み頂きありがとうございました。


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