前回の はせやん選手に続いて12GT-F 5人組から北川選手がレポートを送ってくれました。ありがとうございます!
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////12GT-F開幕戦レポート
2024 3/16-17の EPS-Jで初開催された新カテゴリ[12GT-F] について、情報共有いたします。色々と勉強中ですが、ご参考になる部分があれば幸いです。
1)タイヤ径
→F43.0 / R43.8
リアは44で切り出し、 グリップ剤塗布&一度走行後に少しオーバーしていたので
43.8狙いで再度径調整を行いました。また、スポンジが厚いので、欠け抑制として
気持ち強めにラウンド処理。
※レース後、数日タイヤ乾燥したタイヤ使用後タイヤF42.8/R43.8
※SRFカーボンホイールディスク使用
2)グルーの有無
→無し
浮く感じは無かったので、グリップ剤の塗り方を変えて対応。
3)デフの種類
→ギアデフ(6K)
前提として、今回はスプールで全然OKです。ただ、興味があったという理由のみでギアデフを選択しました。XRAYギアデフ+AXON(6K)の組み合わせで重量は26.4g(スプールは約13g)
もっともっと番手を上げても良さそうでしたので、引き続き比較していきます。
4)レースでのポイント
→ミスなく最短距離で走りつつ、失速しないように丁寧にステアリングを操作する事を心がけました・・と、あたり前な部分ですが、基本操作の習熟に凄く効果的なカテゴリだと感じています。(12GT-Rも同様です)
5)車重
→総車重:755g前後 ボディー:56g
ボディー:PH-005: Phat bodies NSX – for GT12(0.5mm)
薄めに塗りつつ、ヘッドライト、テールランプ等電飾を仕込んで56gでした。
同社GTM(0.5)も電飾込み(56g)で用意しましたが、今回はNSXを選択。
6)グリップ剤の塗り方
→初回はF半面/R全面で30分程度➤Q2以降はF半面で2分/R全面20分
予選1回目でフロントが引っ掛かかるような感じがしたので、タイヤ径はそのままで
グリップ剤は走行直前塗布に切り替えてみました。
7)その他
・電飾について
12サイズでよりスケール感を楽しむべく、スロットルに連動した電飾を搭載しています。TH信号(AUX3ch使用)をarduino pro mini(3.3V/電源はBEC) へ入力し、ヘッドライト点灯/減光とブレーキの点灯制御を行っています。ライトユニットはUVレジンとLEDを使用して作成しました。車両⇔ボディー間はZHコネクタを使用しつつ、重量増を最小限となるよう作成しました。
その他の部分についても、「自分がカッコいい」と思える物を取り付けつつ、盆栽的に楽しんでいます。
・車について
今回はCRC CK25(SRFアルミ)を使用しました。リア車高の下げ幅があまりないので目いっぱい下げる設定とし、それに対してフロントを合わせるようにしました(車高4.5mm程度)。フロントはSRF Worldsフロントサス(1piece)を使用しており、メンテも簡単かつ軽量で愛用しています(キャスター4度/キャンバー -1度)
サーボはEPS-J デジタル・ミニサーボを使用。KARP現地にもプログラム変更設備が設置されていますので色々試せます♪
0)最後に
1/12の奥深い世界を楽しみつつ、スキルアップに有効なカテゴリだと思います。
エキスパートな方々と、わりと身近なスピード感でそのテクニックを感じ取る事が出来ました。また、シンプルな構造でメンテも楽で、補修や維持もコストをかけずに長期間楽しめそうです。12GTRを楽しんでいましたが、タイヤをスポンジにするだけで手軽に12の更なるダイレクト感を得られます!唯一、スポンジタイヤという部分にハードルを感じてしまうかもしれませんが、整形等々お手伝いさせていただきますので、見かけたら気軽にお声がけください。12の醍醐味とGTのスケール感を一緒に楽しみましょう。
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