Team CRC Japan2007レポート(5)




2007年のサポートドライバー 愛知県Hawk さんから2回目のレポートをいただきました。
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CRC Japan 2007 サポート待遇の愛知県Hawkです。
今回はT-FOURCEのハードシャーシでの、リンケージの変更についてです。
【概要】
ボクが持っているKO製PDS-949は、ユニバーサル・サーボマウントでの固定となりますが、サーボが前になりすぎてリンケージが非常に難しかったので、JSPECと同様のリンケージにできる様にします。
【方法】
[CRC1241] ユニバーサル・サーボマウント[CRC4017] アルミ製サーボマウント(レッド)に変更します。
[CRC1353] T-FOURCE用メインシャーシ(ハード)にアルミ製サーボマウント用の穴加工を追加します。
既存の穴はユニバーサル・サーボマウント用とJRサーボ用なので、ボクの持っているサーボとアルミ製サーボマウントの組み合わせでは、取り付けが出来ませんので。
【加工方法概要】
JSPECのシャーシを用意し、先端中央の穴とアンテナマウントの穴位置で共通の部分、それにサスアームの穴をネジでT-FOURCEのシャーシに共締めし、ケガキ針でJSPECのサーボマウントの穴からT-FOURCEのシャーシへケガキをします。
T-FOURCEへのケガキを元に穴を開け、皿加工します。
尚、JSPECのシャーシをお持ちでない方の為に、ボクが加工したT-FOURCEのシャーシ画像を原寸大でPDFとしてアップしますのでこれを台紙に使って頂いても良いかと思います。
(PDF形式のシャーシ画像へのリンク)
【必要なモノ】
1.T-FOURCEハードシャーシ
2.JSPECシャーシ
3.アルミ製サーボマウント
4.リューター
5.ドリル刃と皿加工用カッター([Niftech3125] 4-40皿ネジ加工ツール )
6.エポキシ接着剤(ボクは百均で買いました)

7.耐水ペーパーヤスリ400番~1,000番
8.4-40ネジ2本・4-40ナット2個・8-32ネジ4本・8-32ナット4個
9.エンジンカラーのクリヤー
【加工】
1.T-FOURCEの既存のサーボマウントの穴埋め
 シャーシの表側のサーボマウント穴にマスキングテープを貼ります。

 エポキシ接着剤を2液とも同量出し、

 ムラ無く混ぜます。

 サーボマウントの穴に接着剤を流し込みます。

 量はシャーシから盛り上がる程度までです。硬化したときにヒケ(量が減る)事があるからです。

 完全硬化させる為に、水平な場所に一晩放置します。
2.余分な接着剤の削り取り
 まずは、棒ヤスリでシャーシより盛り上がっている部分をフラットになるまで削り込みます。

 耐水ペーパーヤスリ400番~1,000程度までを順番に使って、表面を滑らかに仕上げます。

 ボクは400番→800番→1,000番と大雑把にしかやってません。

 逆にあまり細かく何度も番数を上げて仕上げていきますと、シャーシも削り込んでいく事になるので要注意です。
3.削りの仕上げ
 リュータでバフ仕上げします。
 ここまですれば、表面は十分滑らですが、擦り傷みたいに見えます。

 エンジンカラーのクリヤーで塗装します。

 全面ピカピカで綺麗に仕上がりました。(^^)

4.サーボマウントの穴位置を転記する
 JSPECとT-FOURCEを重ね合わせて、ネジで固定する。
 2つのシャーシがズレない様にネジは少しずつ均等に締めてください。


 JSPECの穴からケガキ針でT-FOURCEへ穴位置を転記します。


5.穴加工
 センターポンチで「ゴン!」では無謀なので、ケガキのセンター位置へリューターでヘコミをつけます。

 ボール盤を使ってドリルで穴を空けます。

 カッターで皿加工します。

 向かって左側は既存の穴をエポキシ接着剤で埋めた部分にカッターの刃が掛かりますが、ここは要注意です。
 カッターの刃は柔らかいエポキシの方へ逃げて行ってしまうので、カーボン側へ押し付ける位にして穴のセンターに皿加工する様にします。
 ※こまめにチェックしながら作業しないと、皿加工の位置がズレてしまうので、細心の注意が必要です。
【リンケージ】
 これでようやくサーボがJSPECと同一の位置に搭載できました。
 やはり、リンケージは楽にできて非常に満足です。
 なお、ユニバーサル・サーボマウント使用時は、サーボが前に出すぎる為に、[CRC4287] アルミ製フロントエンドブレース(レッド)を付けた場合に干渉を起こす場合がありましたが、それも解消できました。
(^^)
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