計測ソフトが更新されました




MRWコースで使用している計測ソフトが更新されました。今回の更新で皆さんのラップタイムがどのくらい揃っているのか、安定しているのか確認できるようになりました。RC上達のコツは安定したラップタイムを刻むこと。今回導入された機能で客観的に自分と上級者のラップ安定度を比べることができるようになりました

具体的には練習時にパソコンでタイムを測定&表示するプログラム画面の次の部分が変更されました

WS01950

拡大すると「標準偏差」と「安定度」という項目が増えていることがわかります

WS01951

追加された項目を説明しましょう。まず「標準偏差」から。これはドライバーの各ラップが自分の平均ラップからどれくらいバラけているのか示すものです。上の「00.265」は0.265秒を意味していてそのドライバーの平均ラップを中心に±0.265秒内にほとんどのラップが入っていることをあらわしています。この値がゼロに近いほどタイムのバラけていないことを意味します

そして次に「安定度」ですがこの単位は%です。これはドライバーの平均ラップと標準偏差から次の計算式で算出されます

安定度=(1-(標準偏差/平均ラップ))x100

ラップのバラけが小さいほど100%に近い値になります。

安定したラップとは何か考えてみましょう。二人のドライバーが5周走ったときのデータを見てみます。5周走って二人のベストラップと平均ラップは同じです。しかし安定度についてはドライバーAが優れていることがわかります

ここまで聞くと「なーんだ速い人のための機能ね」っと思うかもしれませんが標準偏差と安定度はラップが遅かったとしてもラップタイムがバラけていなければ良い値になります。遅い車でも集中して走れば良い値となるので練習の励みになります

ソフトの開発元とはこれからも多くのアップデート案を話し合っています。当店MRWコースと12年を超えるコラボレーションにご期待ください