Team CRC Japan2015レポート(10)




Team CRC JapanのKAZUKI選手がシャーシの組み立てTipsを公開してくれました。CRCユーザー必見です


CRC JAPAN Kazukiです

全日本選手権も近くなり全日本用マシンの製作に入っている方も多いかと思います。そこで今回はリヤ周りの組み立てTipsをご紹介したいと思います。

前日アップ致しました、フロントエンドの組み立てTipsもご覧いただけると幸いです

 

CRC Xti-wcのサイドリンクですが、新品状態だと少し渋く、ロール制御をスポイルさせてしまう事があります。そこで、(CRC3281)サイドリンクのボールを通す穴の上側をリーマーなどで拡張してあげると、ロールさせた時に更にスムーズになります。少しガタが出るくらいに広げ、ネジで補正するとスムーズなサイドリンクを作り上げることが出来ます

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また、ガタの大きさでコーナーの曲がり具合も味付けできます。ハイグリップ路面ではガタを少なくし、ローグリップ路面ではガタを多めにしています。これは、わずかな微調整ですがかなり効果が出るのでトライしてみてくださいね。

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続いて、センターピボットです。センターピボットもスムーズな作動が必須です。

こちらも、(CRC3374)も新品状態ですと、ロール方向にスポイルしてしまう場合があるので、リーマーなどで軽く穴を拡げます。ここも上下方向にあえてガタを出して組んでいます。センターピボットのボールを止めるネジ2本は軽く締める程度で十分です。

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少しガタを付けることで、リヤのスタビリティが上がりコーナーの安定感が向上します。

今回ご紹介した方法でリヤ周りを組み上げると、ロール・ピッチング方向がスポイルされる事も無く、スムーズなマシンを作り上げることが出来ます。

リヤ周りの出来具合は、安定感・リヤグリップに影響が出るので納得行くまで造り込みを楽しんで下さい。トゥエウルブマシンは造り込みも楽しみの一つですからね!!

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