Team CRC Japan2006レポート(47)




Team CRC2006メンバーのraziさんから12回目となるレポートをいただきました。raziさんにはこの1年スロットカーのドイツプラフィット選手権のレポートなど魅力的なレポートを多く送っていただきました。ありがとうございました m(_ _)m
Team CRC Japan 2006 レポート 12
Team CRC Japan 2006サポート待遇のraziです。
いよいよ今年もまもなく終わりですね。私のレポートも今回が最後になります。最後のレポートは、1/12全日本選手権で私が使用した「カーペットナイフ ジャパンスペックコンバージョン」に取り付けていたリンク?についてです。
なぜリンクを取り付けようと考えたのか。シャーシを組み上げた時後、ツイークプレートを左右からシャーシ中央へ押してみたときに、たわむ量が大きいなと感じたことがきっかけです。
CRC社はこの仕様が良いとして製作しているので問題ないと思いますが、どうしても気になったのでた
わみ減らす部品を作ることにしました。板材から切り出すことも考えたのですが、左右一体のツイークプ
レートを切り出す技術は無いので(^_^;)簡単に製作できる部品としてこのリンクになりました。
使用する部品について
ボールキャップ[CRC1231] 2個
4-40ボール[CRC1409] 2個
・45mm程度のターンバックル
上記のみです。ターンバックルについてですが、私はラン●フォードの45mmを使用しました。カーペット
ナイフに標準で付いているタイロッドでは若干短い(ネジがかかる量が少ない)と感じたからです。
組み立て-1 リンクロッド
ボールキャップとターンバックルを使用してリンクロッドを組み立てます(写真1)。長さは私の場合、67.7mm程度になりました。取り付けしてから微調整するの今は大体で大丈夫です。
20061229-01.jpg
組み立て-2 シャーシへ4-40ボールの取り付け
ツイークプレートを留めているネジ2本を4-40ボールに変更します(写真2)。
20061229-02.jpg
組み立て-3 リンクロッドをシャーシに取り付け
組み立てたリンクロッドをシャーシに取り付けます。取り付け後、リンクロッドの長さを微調整してするする
に回るようにします。こうしないとシャーシが反ってしまいます(写真3)。
20061229-03.jpg
リンクを取り付けた効果について
1/12全日本選手権ではリンクを取り付けしたままで通したので、リンクを着けたり外したりしてどのように走行特性が変化するかを確認するため、11月10日に三郷市のNRCで走行しました。バッテリーはOリング固定としました。
リンクを取り付けした状態でセットアップした状態でリンクを外すと、よく曲がると感じる時と車がよれる?
ように感じる時がありました。リンクを取り付けた場合の方がリヤが安定するように感じます。
テストした時のベストラップでは、リンクを取り付けた状態の方がわずかに良かったですが、これはドライ
バーの好みやセットアップでかわるかも知れません。
性能アップを約束するような物ではないですが、セット方法のひとつとしては使用できると思います。
ただしリンクを取り付けた分の重量増や整備しにくくなるところがあるので、その点は留意願います。
最後に皆様へお礼の言葉を。
この1年間私の出来の悪いレポートにお付き合い頂き誠にありがとうございました。
今年はとても貴重な経験をさせていただきました。重ねてお礼申し上げます。
CRCを使用されている方々の来年の活躍を祈ります。
それでは皆様良いお年を!
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