Team CRC Japan2011レポート(24)




Team CRC Japanドライバー とくぞ~さんから今年7回目のレポートが届きました。見事優勝を決めたCRCカップのレポートです
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CRCJapanのトクゾーです。
遅くなりましたが11月20日にシルバーストーンで開催されたCRCカップに参戦してきましたのでレポートします
結果はすでにこちらのホームページに掲示されていますので今回はヒート毎のセット変更点などを中心に書いていきます
レース前日コースは季節外れの高い気温と雨で結露となり残念ながら走行不能。本来この時期は多くの方が走行し路面グリップが上がるのですがこの時点で全くのリセット、ある意味イコールコンディションになった感じです

CRCカップ当日は天候も回復しタイムスケジュール通りにレースが開催されました、シルバーストーンでのDAYレースは中京予選くらいしかないので非常に楽しみです
コースオープンとなった8時には殆どの参加者がピットに、自分はちょっと遅刻気味で多分最後だった様な・・・。すぐに練習走行される方も見えそこまでグリップは高くなさそうでしたがまずまずの路面の様子
開会式後はストック、オープン時間を区切り練習走行が行われ最終的にはオープンクラスで9秒4までラップが上がりました。
自分はバランスは悪くないもののアンダーが強くラップも9秒6止まりだったので、予選1回目は様子見
<予選1回目>
ストッククラス2ヒート、オープンクラス5ヒートで自分は宮川選手、井上選手、水内選手、ヤッキーさんと同じ最終5ヒート。予選は合計4回、2回目終了時に組換えが行われます、組み分け後も何とか最終ヒートになりたいところ
予選が始まるとやはりアンダー、ブレーキを多用しながら我慢して走行していましたが縁石にヒットしモータがずれあえなくリタイヤ。トップは宮川選手、2番手には発売されたばかりのXiを駆るヤッキーさん、いきなりの投入ながら良い感じで走行していました。
<1回目セット>
シャーシ:GEN-XLXJリアポッドノーマルWB
    :オプションハードシャーシ使用
ボディ:Speed8 HD
タイヤ:フロント=PM2 ライラック 42.3mm(HR-38
    :リア=PM2 ダブルピンク 42.8mm(HR-38
グリップ剤:F=マイティ 1/3 反応時間:3分 :R=マイティ 反応時間:20分
<フロント>
Fスプリング:CRC 0.5(リバウンド0.2)
キャンバー:右0.2 左0
トー角:トーアウト 0.5
キャスターブロック:10°(キット標準の樹脂製)
アーム:ロング
ブラックアートのフロントエンドアップグレードキットを使用
<リア>
サイドスプリング:アソシシルバー (締込みはシャーシに触れた状態)
ピッチング:ダイアフラム式ENCOREショック
ダンパー長:61.5mm
スプリング:CRCホワイト(ピッチングのリバウンド 無し)
オイル:アソシ#35
サイドチューブ:京商#10000 
サイドリンク:ノーマル
       :ツイークプレートブレース使用
車高:フロント=2mm 中央=2mm リア=2.5mm
バッテリーポジション:後
<予選2回目>
1回目でリタイヤした為何とかタイムを残さないと、最終組に残るには50周近くのタイムが必要。路面が上がっていることを考慮しセットは大きく変えずキャンバーとフロントタイヤの反応時間を延ばします。走行し始めると1回目よりは反応がありますがまだアンダー。しかしタイムを残す為淡々と周回を重ねます。50周ペースで走行している様でこのまま行けば・・・と思いましたが後半さらにアンダーがきつくなりラップが上がらずそのままゴール
タイムは49周1秒で総合4番手、何とか最終組に残ることが出来ました。暫定トップはさらにタイムアップした宮川選手、かなり好調のようです
<セット変更点>
キャンバー : 右 0.2→0.5
        左 0 →0.3
タイヤ   : 前 1/3 3分 → 1/3 5分
<予選3回目>
組換えが行われ最終組は宮川選手、ヤッキーさん、井上選手、遠藤選手と自分の5名、午後から路面グリップが上がる事を考えるとまだタイムアップが必要となりそうです。アンダーを解消する為リアに装着していたツイークプレートブレースを外し、初期反応を上げる為キャスターをシム1枚分起こします。転倒を防ぐ為タイヤ径を少し落とし車高も少し下げます。走行を開始するとまずまずの反応、後半のアンダーも少なく良い感じだったんですが残り30秒でパワーが無くなりバッテリーダウン。しかし何とか50周7秒でゴール。好調宮川選手はさらにタイムアップし、コースレコードの51周5秒
<セット変更点>
ツイークプレートブレースを外した
タイヤ径 : 前42.3mm→42mm
       後42.8mm→42.5mm
車高  : 前 1.8mm 中 1.8mm 後 2.3mm
<予選4回目>
最後の予選、暫定トップの宮川選手とは1周差。現状のままでは何ともならない感じ、ラップも今一つなので大きく何かを変更する必要がありました。そこで、以前試して曲がりの良かった前後同じ硬度にタイヤを変更し、キャスターも元に戻します。曲がりが強くなり転倒の不安もあったのでタイヤ径をさらに小さくし車高も下げて挑みます。気合を入れて走行を開始、走り初めからかなり良い反応です。序盤から51周ペースで走行、運転も楽でラップも本日最速ラップが出ている様子、そのまま周回を重ねていると7分過ぎから左コーナーで違和感が出始めます、そして残り30秒でいきなり車がスピン!さらにスピン!!全く意味不明、フラフラしながら何とかゴールしましたが50周4秒と中途半端な感じで予選終了となりました。ちなみにスピンの原因はアクスルのベアリング、走行中にバラバラになった様です、ぶつかっても無いのに・・・。かなり残念な感じでした
予選最終結果は一度もトップを譲る事無く宮川選手がPP、2番手にXiデビュー戦のヤッキーさん、3番手がとくぞ~、4番手に調子が微妙?だった井上選手、5番手には熱い走りの水内選手となりました。CRCカップは決勝が2回もあるので何とか優勝を・・・
<セット変更点>
タイヤ : リア PM2ダブルピンク → PM2ライラック
タイヤ径 : 前42mm→41.7mm
       後42.5mm→42.3mm
車高  : 前 1.6mm 中 1.6mm 後 2.0mm
<決勝1回目>
最後の予選が良かったのでセット・タイヤ共に変更せずそのままで挑みます。スタートからガンガン行く気満々でスタート、車は良い感じで最後の予選と同じく前車にぴったり着いて行けます、トップの宮川選手がセットを外した様で自分の前がヤッキーさんだけに、後からは熱い男水内選手がグイグイ来てます。前に出たり後退したり抜きつ抜かれつの展開で会場は良い感じに盛り上がってます。中盤ヤッキーさんが絡んだ時に前に出ることが出来そのままの状態でゴール!決勝1回目をトップで終えることが出来ました
<決勝2回目>
流石に日も落ちて路面も上がっている事を予想してフロントの反応時間を短くし挑みます。スタートすると予想に反して曲がりが微妙、路面が全く上がっていない模様。反応時間変えなきゃ良かったと反省しつつ走行、序盤水内選手にパスされ4番手を走行、後から大戎選手に突っつかれまくりでトップ争いどころか下位に沈みそうな感じ。我慢して走行を続けると前との差が徐々に詰まってきます、会場が盛り上がりつつ後半には何とかトップに立ちます、もしかして連勝?って思った最終ラップに宮川選手が怒涛の追い上げてすぐ後に・・・、ストレートエンドでラインを外し膨らんだ所でパスされ2位ゴールとなりました。
総合結果はポイント制となっていたので総合優勝することが出来ました、2位にヤッキーさんとなりCRCが1・2フィニッシュでした。ちなみにこれまでのCRCカップではCRCシャーシが優勝していると言う事は事前に聞いていたので意識はしていましたが当日は何だか余裕が無くすっかり忘れていました、もしかしたらこれが良かったのかも
予選、決勝の動画がyoutubeのTeam CRC JAPANチャンネルに掲載されていますのでレースの雰囲気を味わうには良いかと(直リン:決勝1決勝2)、ちなみに今月までレイアウト周回方向は同じなのでレースに参加される方にもちょっとだけ参考になるかもしれません
<最終セット>
シャーシ:Gen-XL(XJリアポッドノーマルWB)
    :オプションハードシャーシ使用
ボディ:Speed8 HD
タイヤ:フロント=PM2 ライラック 41.7mm(HR38)
    :リア=PM2 ライラック 42.3mm(HR38)
グリップ剤:F=マイティ 1/3 反応時間:3分 :R=マイティ 反応時間:15分
<フロント>
Fスプリング:CRC 0.5(リバウンド0.2)
キャンバー:右0.2 左0
トー角:トーアウト 0.5
キャスター:シム前2 後3(樹脂部を少し削ってます)
キャスターブロック:10°(キット標準の樹脂製)
アーム:ロング
※ブラックアートのフロントエンドアップグレードキットを使用
 プレート下に2mmのカラーを共締め、下の写真矢印で示した青いシムです(標準で組むよりもハンドリングが向上します)

<リア>
サイドスプリング:アソシシルバー (締込みはシャーシに触れた状態)
ピッチング:ダイアフラム式ENCOREショック
ダンパー長:61.5mm
スプリング:CRCホワイト(ピッチングのリバウンド 無し)
オイル:アソシ#35
サイドチューブ:京商#10000 
サイドリンク:ノーマル
       :ツイークプレートブレース使用
車高:フロント=1.6mm 中央=1.6mm リア=2.0mm
バッテリーポジション:後
<メカ>
アンプ:ブラックダイヤモンドLV
モード:3
サーボ:JR DS3405(平置き)
受信機:SANWA
バッテリー:(CRC)
モータ:KAWADA B-MAX 3.5T(進角-1目盛) 
スパー:92T ピニオン:23T 指数:33

レース後には抽選会が行われレース以上?に盛り上がりました、予選が4回、決勝2回といつものレースよりたっぷり楽しめたCRCカップ、参加選手全員に賞品が当たりさらに抽選2周目もあるほどの景品を用意して頂いた矢野さん、協賛していただいたQETQ様、朝早くからコース整備、運営をして頂いたシルバー店長さんこの場をお借りしてお礼申し上げます。また、参加された選手の皆さん長時間のレース大変お疲れ様でした、来年開催される際も是非ご参加下さい
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