今年のCRC全日本優勝を支えたスーパーメカニック とくぞ~さんからチームレポートが届きました
TeamCRCJapanのとくぞ~です、岡崎シルバーストーン第10戦に参加してきましたのでレポートします。
今回の参加者はヨコモ村井選手、CRCヤッキーさんを含め11名、EPS-J参戦の為カワダ井上選手、清水選手は残念ながら欠席、ストックも5名と少し寂しい感じ。
<予選1回目>
今回は時間ぎりぎりでの参加だったため練習走行も出来ずにこれが初パック。準備中に見ている感じでは路面もそこそこ良さそう、まずは完走して様子を見たいところ。
スタートすると予想よりも路面グリップが高くタイヤ径が大きかったせいかコントロールしにくくふらつきます、何とか我慢して走行を続けましたがストレートイン側に激しくクラッシュし大破、リタイヤ、練習を兼ねた大事なヒートでしたが何もつかめず終了となりました
トップは村井選手、2番手に久々に参戦の道西選手、3番手に遠藤選手と続きます、自分はもちろん最下位
<予選2回目>
1回目で破損した部分を何とか修復、路面状態も全く掴めずに終わってしまったので空き時間で車と路面の確認。車の方は大丈夫そう、路面はやはり予想より上がっている様子でかなり走りづらい感じでいろんなコーナーで浮いてしまいます。このままでは1回目と同じになってしまうので、フロントタイヤを小さくし車高も低くして行く事にします。
スタートすると1回目よりはましな感じですがまだ不安定さは残っています、所々で浮きそうで中々思い切り走行することが出来ません、完走はしたもののペースも上げる事も出来ずミスも重なりドベ3。
上位陣は変わらず村井選手、道西選手、遠藤選手
<予選3回目>
後もなくなったので、フロントの掛を穏やかにする為フロントタイヤをGX35→GX30に変更します。
スタートすると予想通りフロントの掛りが抑えられて楽になっています、ただし車の動きが全体的に重くアンダーになってしまいました。ペースも余り芳しくない様子でしたが我慢の走行、後半になると幾分アンダーが収まってきましたがすぐに8分終了。結果タイムアップしたものの7番手でBメイン2番手となりました。TQは村井選手、2番手道西選手、3番手には予選最後に大きくタイムアップしたヤッキーさんとなりました。
<決勝>
Bメイン決勝、トップゴールすればAメインに勝ち上がれるので何とか攻めて行きたいところ。自分は2番手から、セットは最後の予選で車が重たい動きになったので、キャンバーを増やしタイヤ径を少し落としていきます。スタートすると中々良い感じ、トップを行く石垣選手の様子を見つつ走行していると、トップがミス、その間に前に出ることが出来ました。そのままゴールすれば勝ち上がり・・・でしたが後半になると右コーナーがかなり浮き浮き、全くペースを上げることが出来ません、そのうち2番手を走行していた石垣選手との差がグングン詰まり、浮いて転倒したすきに簡単に抜かれてしまいます。その後追い付こうと踏ん張りましたが右の浮きは更に酷くなっていき我慢しつつ走行するだけで目いっぱい、そのまま8分が経過し結局2番手でゴールとなりました。
Aメイン決勝は6台中3台がリタイヤしてしまうほど荒れていました、中盤に村井選手をかわし前に出た遠藤選手が単独走行でこのままいけば初優勝となりそうでしたが、ミスでリタイヤとなってしまいます。
変わって前に出たのが村井選手そのままトップでゴールとなり優勝を決めました、2位にはこの日最速ラップを出した道西選手、3番手には粘りの走りで石垣選手となりました。
<総評>
今回のレースは一回目の予選でリタイヤし余裕がなくなってそのまま悪い流れを引きづってしまいました。
決勝で後半右コーナーが浮いていしまったのは、硬度の柔らかいGX30をフロントに使用したため外周側と内側のタイヤ径が走行後に1mmも差が出来てしまい、左右で0.5mm車高が違う状態になって片浮きになっていた様です。
今回は操作性もタイムも今一しっくりこなかったので今後はもう一度セットを見直してしっかり走行出来る様にしていきたいと思います
今回はレースのほかにもう一つ、発売になったばかりの充電器ブラックホークを使用しました、タッチパネルで簡単に操作できます、写真のようにかなりコンパクト、ピーク電圧も調整可能です。出荷時には安全に考慮して4.20vにセットされていますが自分は4.23vにセットしています。充電中や充電完了後にはグラフで確認できます。ステッカーを張るスペースもあるのでカスタマイズしてみるもの良いかも。
簡単ですが以上でレポートを終了します。
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