EPS-J 第一戦(クレスト)に続き第二戦(カツマRC)でもユーロ・モディファイクラス(6.5T)TQ&優勝を決めた牧田選手よりチームレポートという形でセッティング情報をご提供いただきました。前回いただいたレポートと合わせて是非ご熟読ください。牧田さん、お忙しいところありがとうございました
2017年 EPS-J 第2戦カツマRCサーキット
こんにちはチームクレストの牧田です。レポートは今回で2回目の投稿となります。
2017年 EPS-J 第2戦カツマRCサーキットラウンドに参加しました。参加したクラスはユーロモディファイクラスです。
結果は予選TQ。決勝はトップを一度も譲る事なく勝つ事が出来ました。第1戦目に続き好調をキープ出来ています。
今回のレースの為に前週に開催されたクレストの月例レースでテストを進めました。1戦目からパワーソースを一新しましたので進角と指数のテストを行なっています。
大きな変更点としてはモーターを24KからMonsterへ、バッテリーをTrinityのLipofactoryに変更しています。この組み合わせで効率の良いセットが見つかり、クレストではコースレコードを更新する事ができました。セットアップが上手くまとまり自信を持って第2戦に挑む事が出来ました。
✳︎カツマサーキットでは、モーター進角30度で指数58ぐらいがパワーとタイムのバランスが良かったです
◆レース前日 練習走行
朝から走行させましたが、走行1回目から車の調子が良いので走り込みに集中します。
お昼頃にはコースにも慣れ、タイヤ変更を中心にテストを行いました。地元の方の走行も始まり路面状況が徐々に変化してゆきましたが、様子を見る事なく走行を続けマイルを稼ぎます。走行台数が増え、グリップがあがり、難しい路面に変わって来ました。初走行のサーキットですから路面変化は読めません。しかしながら、まだグリップは向上すると考え、ピッチングの動きが少ないセットを施す事にしました。
ピッチングダンパーを前に移動させ、キャスターとキャンバーをたてる。バネは柔らかく、オイルを軽くします。リバウンドを減らし、後半のグリップダウンに備えてモーター位置を後ろに移動させます。左右の曲がりはコインでバランスさせました。
夕方の路面でも安定して走行させる事が出来たので、簡単にメンテを行い本番に備えました
◆レース当日
予選1回目、2回目共にミスをしてしまい2位でしたが、3回目は大きなミスなく走れた事でTQを獲得出来ました
TQ獲得となった予選3回目
決勝はスタートが決まり、細かいミスはあるものの勝たせて頂きました。
ユーロモディファイ・Aメイン決勝動画
調子が良かったセットを紹介します
◆フロントセクション
スプリング:X-ray Gold
キャスターブロック:5度
キャスターシム:フロント一枚、リヤ二枚
トッププレート:無し
ロールセンタープレート:無し
キングピン長さ:11.5mm
✳︎ビスは全てステンレス
◆リヤセクション
サイドスプリング:アソシブラック
サイドチューブ:Axon 10,000タップリと
ピッチング:Yokomo YRX/Blue/Axon20/3穴/90mm
ゼロリバウンドで組んでいます
トレッド:171.5mm
✳︎ビスは全てステンレス
◆その他
車高:前から3.1/3.3/3.3 mm
リアリバウンド:0.2mm
フロントタイヤ:Yokomo Lラバー/40.0mm/グルー有り/外張り
リヤタイヤ:Yokomo Lラバー/41.3mm
フロントホイル:TN-Racing YRX12用
リヤホイル:TN-Racing YRX12用
ボディ:AMR-1/前出し量はリップ7番目/リップウイング有
ボディペイント:阿久津ペイントワークス
◆パワーソース
スピコン: Radon Pro V2 1s
モーター:Trinity Monster6.5T /進角30度/13mmローター/ローター位置フリー
スパー、ピニオン:85/38/指数58mm
最後まで読んで下さりありがとうございました^o^
カツマサーキットは空調も効いて、快適に過ごせました。夜には親睦会も開かれ、初めての方とも楽しめました。EPS-Jは各地を転戦しますので、仲間を増やすきっかけになります。
レース活動を通じて仲間を増やし、楽しさを伝える事でRC業界に少しでも貢献したいと思います。
今後も宜しくお願いします(`_´)ゞ
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