神奈川県 matsさんから7回目のレポートをいただきました。
今回もクレストスピードウェイのナイトレースに参戦しました。全日本2次予選直前のナイトレースとあって参加者が多いかと思われましたが、前回より少ない22名でした。当日は大変な暑さ(前橋地方の最高気温35℃)で、正午ごろ到着したときには元倉庫のサーキットの中はまさにサウナのようでした。暑さを敬遠して参加を見合わせた方もいたのかもしれません。
今回のCK3.1改ですが、先月のナイトレースの時に対して、ツイックプレートの高さを下げ、ロールスプリングの位置をノーマルの位置に戻すとともに下側のボールは外しています。前回はモータマウントとアッパーブレース間に1mmのスペーサを入れてロールダンパーの角度を付けたのですが、これだとアッパーブレースがボディに当たりやすくなるので、少し変えてみました。
追い充電中のCK3.1改。クリックすると大きな画像
このほか、受信機バッテリーにVXRの120mAhとレギュレータを搭載しましたが、レースのときには外してしまいました。この理由は、練習時に丁度3パック目に受信機バッテリーが上がってしまい、走行中にストップしてしまうことが分かったからです。つまりこの容量では2パックが限界でした。本来は走行毎に継ぎ足し充電すれば良いのですが、LiPoの充電器はメインのバッテリー充電器も兼ねていたので、今回は断念しました。また、ようやく新しい送信機(フタバ3PKスーパー)を入手したので今回初投入となりました。フルシンセですがトラブルは皆無でした。
予選1ヒート目、大きなミスもなく完走し、45周8分11秒、ベストタイムは10.051秒でした。気温が上がりすぎて路面グリップが前回よりも落ちているようでした。2ヒート目は欲が出て3階ほど転倒、44周8分1秒、ベストは10.133に落ちました。ツイークバランスがずれていて右アンダーが出て、おまけに3回ほど転倒してしまいました。電池の余裕がありそうだったので、3ヒート目はピニオンを1枚上げて臨みました。スピードは上がりベストラップは9.955まで上がりましたが、クラッシュでタイヤが欠けてしまいリタイア。結局1ヒート目のタイムがベストとなり、総合15位でBメインとなりました。
決勝は荒れるとの予想の元、7番グリッドから慎重にスタートしたところ、案の定前方で多重クラッシュ発生!上手く切り抜けて一時は3位まで上がりましたが、ミスでコースアウトする間に抜かれて最終的には4位でフィニッシュしました。それでも、そこそこレベルの高いクラスで完走でき、順位も3つ上げられたので久しぶりに満足のいくレースでした。
Aメイン決勝は世界戦帰りの堀選手のコラリーSP12Xの走りに注目が集まりましたが、スタート直後の絡みで運悪くコースアウト、ほぼ最後尾から追い上げる間に、TQスタートのスピードマーチャントREV4を駆るスピオさんが圧倒的な速さで逃げきって優勝となりました。そのスピオさんのご好意でレース終了後に優勝マシンを操縦させて頂きました。各コーナーの安定感、立ち上がりの加速の鋭さは抜群でした。曲がって欲しいコーナーではよく曲がり、一方でシケインでは大きなステアリングの動きに対してある意味鈍感で、非常に操縦しやすい車に仕上がっていました。自分のCKもセットが随分決まってきたのですが、レベルの差を思い知らされました。このように他の人の車を操縦させてもらうと、自分の車の良い点、悪い点が良くわかり勉強になります。皆さんも試してみてはいかがでしょうか。
今回のピット。ファンがこちらを向いているのは人間を冷やすためです。クリックすると大きな画像
<クルマ・日付・コース (カーペットナイフ3.1改 /8月5日 /クレストスピードウェイ)
3.2Rシャーシ(実測2.5㎜)
フロント
スプリング(XENON 0.475mm リバウンド0㎜)
キャンバー・キャスター・トー ( 1°/ 前後白シム角1枚/ 0°)
キングピンシム(アーム上1枚・ナックル上3枚・ナックル下0枚)
車高約2.8㎜
リア
ダンパー・オイル・スプリング (CRC DURAショック/ タミヤ#1000番/カッパー)
ダンパー長(68㎜)
フリクショングリス (京商#3000 )
ライドハイトアジャスター (IRS2.5)
サイドリンク(3ピースリンク)
サイドスプリング(レッド)
車高シャーシサイド約2.8㎜
タイヤ・直径・ホイール (前-JACOダブルピンク42㎜・JACO白 /後-JACOピンク42mm・JACO白)
タイヤトラクション剤 (HG 、フロント2/3塗り )
ボディ(パーマスピード8)
モーター:ECHO 9Tダブル
ピニオン・スパー:23T・88T (指数34.5)
バッテリー:Intellect IB4200
2006年度の他のレポートを見る
2005年度のレポートを見る