Team CRC Japanレポート(18)




2005年ワークス待遇 神奈川県・「石川」さんによるレポート(カーペットナイフV3.2R)
石川です。
クレストの1次予選に行って参りました。
まず初めに19日の日曜日に練習に行きました。5月の下旬に一度走行して以来のクレスト入りでしたが、その間他のコースで走らなかったので感覚はそんなに鈍らなかったようです。タイヤの選択では、フロントがカワダLラバーハード、リアがカワダLラバーを基準にピンクやヨコモLSなど試しました。
直径はやはり小さめの方が良い結果が得られるのですが、意外に大きめですんなりと走ってしまうので、しばらく大きめで走ってしまいました。
しかし大きめタイヤでは43ラップどまりでいろいろとセットを変更してもまったりとしか走りません。
最終的にフロントはカワダLラバーハード42mm、リアはカワダLラバー44mmで落ち着きました。
もちろん路面状態や好みによっては、ヨコモLSやピンクが非常にいいときもありました。しかしカワダLラバーはリアのどっしりとしたグリップが安心しました。それと周回が増えるごとにフロントの喰いが落ちていくためにリアのロールダンパーを硬めに(青キャップ)に変更してみました。リアのロールを重くすることで切り替えし時の初期動作が上がったように思えます。
ボディは今回パーマのZYTECにしてみました。普段使っているCRCクラージュに比べ動きが穏やかで
操縦が楽になりました。45ラップ8分9秒でこの日は終了しました。
そして26日の1次予選当日
朝8時半に到着するとほとんどのテーブルがうまっているほどの賑わいでした。気温もかなり高く室内では35度くらいはあったでしょうか。予選参加者36名で通過枠40名ということなのでレース前から通過が決まっているため気分は楽です。
レース開始までに時間があるので少しだけ練習もできました。練習走行を開始してみると、1週間前の路面の感じとは違い重い感じがします。加速もあまり良くない感じです。
タイヤはピンクが良い感じだったのでフロントカワダLラバーハード、リアJACOピンクでスタート。
3ヒートの予選を行うということで、1ヒート目からタイムを出そうと手持ちのバッテリーの中で一番良さそうなPROMATCHバッテリーを投入。
レースは半年以上のブランクがあるので少し緊張しました。レーススタートすると、朝練時よりリアが喰わないのです。ストレートエンドでリアが振ってしまいます。
ゼブラゾーンにも何度かかすってしまい、とうとう33周目あたりでエスカレーター後のゼブラゾーンでジャンプ。着地するとモーターが動かない。そこで残念ながらリタイヤ。レース後チェックするとエンドベルが外れかかっていました。
2ヒート目はタイヤをリアカワダLラバーハードに変更してみました。今度はフロントリアともにグリップ感もありまずまずの状態です。モーターはヨコモのアルミエンドベルタイプのT6に変更してしてみました。練習時にはあまり好結果の出ないモーターでしたが、それなりの加速とトップスピードで一安心です。1ヒート目で失敗しているので、慎重に安全なラインをを選びながらの走行。なんとかぎりぎりで45ラップを走行。
3ヒート目は残念ながらまともなバッテリーがなくレース前から燃費で無理と思いながらのスタート。
やはり7分あたりでスローダウン。40周で終了。
といった感じで1次予選は無事終了しました。レース結果は45ラップ8分13秒457、ベストラップ10秒373で13位でした。
Fタイヤ カワダLハード 42mm
Fホイール CRC
Rタイヤ カワダ Lラバー 45mm
Rホイール CRC
グリップ剤 F:クレストTQブルー半塗り10分 R:クレストブルー10分
Fスプリング WOLFE MOTOR SPORTS 0.5mm
Rダンパー CRC製 オイル無限600 スプリング カッパー
ロアーシャーシ 3.2用2.1mm
ダンパー長 70mm
Fサスアーム キャスター可変10度(アルミ)前後にシム(中間状態)
Fキャンバー 1度
キングピンシム アッパー上1.2mm、アッパー下1mm
トーイン 0度
サーボホーン キンブローセンター穴表側から使用
F車高調整スペーサー 0.5mm
R車軸 #1下向き
地上高 Fサスアーム下3.4mmmm
バッテリー横3.7mm リアアクスル下3.4mm
サイドスプリング ホワイト
ロールダンパーオイル CRCスーパーヘヴィー(青キャップ)
センターピボット位置 ローマウント
モーター ヨコモZEROT6 9TW
モーターブラシ アトラス
ギア スパー96 ピニオン24
バッテリー プロマッチGP3700
ボディ パーマZYTEC
ストラットバーは2mm厚カイダック材を使用
サーボ位置をノーマルより8mm後方
ロールダンパー取り付け部のピロボール内側外側ともに2mmのシム